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2024年5月16日 (木)

紙質が良く,そして手軽に使える携帯性抜群の超小型ノート:ミドリのMDノートライト(A7)

唐突ですが,小型の手帳とかメモ帳に目が無い私です.そして特に好物なのはA7サイズ以下です.

実用面で言うと,一般的なノートと手帳の境界付近かつ携帯性もある程度確保されているというポジションの文庫本サイズ(A6)でも良いと思うのですが,『物』としての魅力ははこのサイズ未満の物に感じます.何と言いますか…ミニチュア感,または凝縮感と言いますか….そういう目で私の身の回りを見直してみると,システム手帳ではmini6やmini5,NOLTYでも小型版に心惹かれて買い求めているのはそのせいだったか…と,納得してみたり.

しかし一般的に,サイズが小さなメモ帳は筆記面積の関係からか書いて破って…のような使い捨てが前提となっているものが多く,NOLTYの綴じ手帳は別として,あまり書いた物を残す方向の製品は無いんですよね.また,品質も『どうせ書き捨てされて短命だし』のような感じで,何気に手が抜かれているような…上質な製品は少ないように感じます.

ただその一方で,消耗品なので価格が見合わないのも困るし…なんて思っていたら,『紙』に拘った製品で手頃な製品があるじゃないですか.『ミドリのMDノートライト(A7)』です.

『MDノートライト』の紙は「万年筆から鉛筆まで、さまざまな筆記具で心地よく書けるよう開発された『MD用紙』」です.サイズは大きい方からA4変形/A5/新書/文庫/A7のラインナップ.そして罫線は無罫/方眼/横罫の3種類です.当然ながらこのラインナップからA7サイズを購入したのでレビュー.

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帯に「『軽さ』を愉しむ」と書かれている通り,軽く持ち歩きやすくを指向したのが『MDノートライト』のライン.

そして非常に凝っているなぁと思うのですが,この帯の印刷と用紙の色分けで無罫/方眼/横罫が分かるようになっています.紙が白の場合は『無罫』.

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そして淡い青色の場合は『方眼』です.

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帯の説明にもあるように,『MD用紙』使用.そして48ページの3分冊で1パックになっています.

無罫の場合は『アイデアやスケッチなど自由な使い方を愉しめます』との説明.『楽しめます』では『愉しめます』です.辞書を紐解くと,『何かを心から楽しむ、喜ぶという意味』.正にそんな感じですよね.

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方眼は『原稿用紙のような雰囲気の方眼罫です。文字数が数えやすいように目盛りが入ってます。』の説明書き.

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方眼のパッケージを開けてみます.

前述の通り3冊1パックになっており,そしてインデックスシールが入っています.

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表紙はクリーム色の厚紙で,『MD PAPER』と『MADE IN JAPAN』の型押し.ワンポイントになっていてさり気なくて良い感じ.

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『ステッチャー綴じ』で製本されています.所謂ホチキス留め.

シルバーの針だとちょっとチープな見た目になってしまうかもだけど,その点は少しマイルドになっています.

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パカッと開くとこんな感じ.MDペーパーはクリーム色で,方眼の罫線は薄い青.

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そして方眼は方眼でも普通の方眼ではなく,下の写真のようにちょっと変則的な罫線.そして原稿用紙のように上下左右に空白あり.個人的には紙の端まで普通の方眼になっている方が好きだけど,これは人によるかも.

あと,方眼の外側に2マス毎に『-』,10マス毎に『・』の印刷があります.

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下側も空白があり同じような感じ.

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そして付いてくるインデックスシールには,1から12までの数字のシールと『IDEA』と印刷されたシールが3つ,そして横長の枠付きのシールが3枚入っています.数字のシールは連番用,もしくは1月~12月のような感じで月毎に使い分ける場合用でしょうな.そして枠付きのシールはノートのタイトル用な感じ.

何れも表紙に貼って使うことが想定されています.

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私は『IDEA』のシールを使用.こんな感じに背中部分でシールを折り返して貼りまして….

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何も印刷されていない側には日付を入れることにしました.A7サイズの48ページなので,本気で使うとあっという間に無くなりそうではあります.

この文章を書きながら日付を見て思ったのですが…ん~.このMDノートライトを購入して使い始めたのは1年前かぁ….ガジェット等を購入するペースに対してブログのエントリーを書くペースが追い付いていないなぁ.

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ついでに無罫の方も見てみましょう.

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中身は当然の事ながら『無罫』で無地です.あと,MDノートライトは180度ペタッと開くのもうりで,ページ数が少ない事とのトレードオフですが,厚さが無いために段差無くフラットに書けます.

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横から見るとこんな感じ.所謂『ホチキスノート』という感じです.難点は,ペタッと180度開くけど,閉じたときに勝手に浮いて表紙が開いて来てしまうことですね.これだけ小さいとバンドを巻くのは大袈裟だし,輪ゴムだとちょっとアレだし,クリップで留めるのが良いかな…なんて考えてます.まぁこれから試行錯誤してみようかなと.

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まとめ

小さいノート/手帳シリーズはいくつか連投しようかなぁと思うのですが,そのメートル原器的にまずは『ミドリのMDノートライト』を採り上げてみました.

価格は3冊セットになった1パックで税込み550円.1冊48ページで,ミドリ自らが『究極の紙』と言う程素晴らしい書き味の紙が使われています.特に万年筆で書いたときは『愉しい』書き味.一度MDペーパーの書き味を知ってしまうと,普通の紙が使えない体になってしまうので要注意です(笑)

そしてこの小型ノートの良い点は,個人的には上記のように『素晴らしい紙』,そしてワイシャツの胸ポケットにもスルッと入って何処にでも持ち運べる携帯性,『ノート』タイプになっていて書いたページをそのまま残せる事かなと考えています.対極はロディアのように書いたら千切って…というタイプ.どちらも一長一短と言いますか,適した用途が異なるのですが,『大切な事を書き連ねた常に持ち歩けるノートが欲しい』という人には『MDノート ライト A7』がベストチョイスなんじゃないかなと思います.

改めてA7のラインナップを並べてみると,『MDノート ライト A7 無罫』,『MDノート ライト A7 方眼罫』,『MDノート ライト A7』の3種類.個人的には『普通のページの端まで方眼罫』の用紙が好きなのでちょっとMDノートライトの方眼は物足らないのですが,このサイズのノートにありがちな『横罫のみ』ではなく,趣味趣向や用途に合わせて選べるというのは実に良い感じです.

と,いうなわけで,『MDノート ライト A7』,オススメです.この紙に出会えて良かった.

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