tadachi-net 出張所

まずは『ボタン付きポケットミニリフィル』．

９穴用のリフィルですが，横幅が狭いので3穴用バインダーでも使用出来ます．ポケットサイズの内径は65x85mm．

ポリプロビレン製の半透明のリフィルが3つ入っています．

フラップ部分にボタンが付いており，マチはあまりありません．クリップなど収まりの悪い小物を入れる感じですかね．

前述のように9穴リフィルのため，マルマンのミニミニサイズのルーズリーフバインダーにセットすることも可能です．

写真のバインダーは100周年記念の限定製品ですが，定期的にこのサイズのバインダーが販売されているので，欲しいなと思った方はチェックしてみてください．例えば去年(2023年)のスケッチブックの日には，このようなタイプが発売になりました．今でもたまに文具屋の画材コーナーに残っているのを見かけるので，「今すぐ欲しい！」って人は店頭で探してみてください．

フルサイズのルーズリーフのバインダーの場合は9穴全部に金具がありますが，ミニサイズやミニミニサイズは5本のみ金具(?)があります．

ただ，ミニミニサイズのバインダーにセットすると…横がはみ出ます．むぅ…．

なので，マルマンのミニサイズバインダーや，ダイソーのミニバインダーにセットするのが良さげです．

こんな感じではみ出ません．

上下もOK．

次は「ジッパー付きポケットミニリフィル」．こちらも9穴用です．

こちらも内径が65x85mm．

横方向にジッパーが付いたポケット３枚入りです．

一見ボタン付きと比べると厚さ方向に嵩張らないように思えます．しかしジッパーのスライダーもそれなりの大きさがあるため，複数枚バインダーにセットするとちょっとキツイかも．（ジップ付き袋のように）スライダーのパーツが無ければ薄くて済むけど，きちんと閉まってなくて中身を落としていた…という推し活/オタ活の場合は致命傷になるような事故に結び付きかねないので，パーツ無しでの運用は躊躇．

そしてカード・チェキ・ミニフォトを収納するためのリフィル．これらは3穴専用．

トレーディングカード用はB8サイズで内径9.3*6.7cm．

チェキ用もB8サイズで内径8.9*5.9cm．

ミニフォト用ははB7サイズで内径10.2*7.5cm．

何れも基本的にはこのような感じで透明のペタッとしたリフィルが複数枚入っています．

写真やステッカー，カード用なので透明．

中身脱落防止が考えられてか，バインダーの金具側から中身を入れる構造になっています．

リング径20mmの巨大なバインダーなため，モリモリとセット出来ます．一体何枚セット出来るんだろう…．なお，一般的な紙のリフィルをセットする場合，20mm径は155枚前後と言われてます．

そして最後に３穴バインダーで使用可能な紙のリフィルを紹介．

こちらはダイソー製品ではなくて，Amazonで購入したもの．方眼（大切!）リフィルで80枚*4冊で720円也．

方眼はキッチリと端まで罫線が印刷されていて良い感じ．用紙も真っ白に漂白された目に眩しい白ではなく，落ち着いた白，そして罫線もグレーで目に刺さるようなコントラストではありません．そして紙質は…普通かな．

3穴用のリフィルのため，ダイソーのバインダーにも普通にセット出来ます．

ただ，縦横共に約110mmのダイソーの3穴バインダーだとこんな感じでかなり回りが余ります．元々写真やカードを余裕を持って収めるためにカバーが一回り大きくなっているせいもありますが，（私のように）文房具用途メインで使う場合は少々無駄な隙間が目立つかも．

レイメイ藤井のKept3穴手帳であれば縦横幅が約100mmなので少しマシになります．バインダーに何を挟むかによって使い分けですかね．

まとめ

と，いうことで，やや駆け足で3穴バインダーで使用出来るリフィルを紹介しました．本当は活用例的な物も貼れたら良かったのですが，それは色々と（以下略）．で，2年程前までですと欲しいリフィルが売られていなかったり，近くのお店で購入出来なかったりしてユーザーとしては色々と苦労したと思います．そしてこの状況はダイソーがバインダーとリフィルを多種販売開始したことでこの状況が一変した感じがしています．

その一方で，『使い捨て出来る廉価な』バインダーやリフィルの他に，『ちょっと高級な』バインダーやリフィルも欲しい気がします．後者のような製品としては，現在販売されている製品としてはレイメイ藤井のKept3穴手帳が一番近いかもしれません．ただ，個人的にはもう少し高級な，推し/オタ活の神棚的な革製品があっても良いと思うんですよね．外から中身が見えなくて中を開けたら…のような感じのタイプで．

でもふと考えたら，このようなジャンルは，ここ数年急速に盛り上がっているシステム手帳のmini5の得意分野かもという気も．具体的要件として，『気に入ったものを常に側に置いて持ち歩きたい』（小型軽量携帯性），『中身を自由に入れ替えたり補充したりしたい』（バインダー利用），『開けて眺めるだけで幸せタイムな中身を創る』（趣味にも利用出来る自由度）という方向性．最近はmini5でもスケジュールやメモ用の紙製品だけではなく，ポケット系その他のリフィルが充実して来ています．純粋に仕事用ではない用途が広がっているということでもあり，mini5サイズだとカードサイズは収まるけどチェキサイズが収まらないという点を除けば，mini5で趣味用途手帳を完結させることも…．

んー．でも大人が持っても安っぽく見えない革製の3穴バインダーフルサイズ製品が欲しいなぁ…おや，何故か3穴バインダーの金具とぬめ革の端切れが手元に（笑）

追記：『レイメイ×ナガサワ TIPO』という本革の3穴バインダーが出ていました．やはり同じ物を欲しがる/同じ事を考える人は多いんだなぁ．