ひとり手帳会議2024(1)
8月や9月以降,12月もしくは10月始まりの翌年用の手帳が次々と発売になりますよね.「今年もこの時期が来たかぁ~」なんて思いながら「ほぼ日手帳のラインナップ」を見てカチカチしたり.
自分に合った定番手帳を見付けた人は同じ物を…という形でリピートされると思います.その一方で,文房具好きな人は複数の手帳を併用したり,新しい製品や興味を持った手帳を見付けたら「これもちょっと味見」的な感じで手が出てしまい,気が付いたら複数冊持ってたりすると思います.心当たりのある人,多い筈.そしてこのシーズンになると,稼働率の低かった手帳を眺めて罪悪感に苛まれたり…こちらも心当たりのある人,多い筈(断言)
後悔先に立たずデス.仮に稼働率が低い手帳があったとしても,それはそれで経験を積んだと思いましょう.そして前を向いて歩きましょう(笑)
とりあえず「ひとり手帳反省会2023」を終え,気温がなかなか秋にならないけれど暦の上では秋が深まった頃に来年の手帳をある程度絞った上で購入し,「ひとり手帳会議2024」に臨みました.絞った…絞った筈なのですが気が付いたらこんな状態に.
とりあえず少し確認/紹介して行きましょうか.
まずは「ほぼ日手帳」のオリジナル.今年は強烈な引力を感じるカバーが無かったのですが(失礼!),ゴムバンドという新機軸でコンパクトに持ち運べそうなコチラ(HAVE A NICE DAY!(Mint candy))のカバーをチョイス.去年からメインユースはHONに変更しているのだけど,もうかれこれ20年近く使い続けているので習慣的に購入.カバーは持ち出す際にHONでも使えるかなと.
そしてHON(slash).去年こちらでレビューしたけど,Amazonでも買えるのが良い感じ.
去年と同じ表紙のタイプにしたのだけど,シンプルで使い易くて良いデス.使い終わったものを数年分並べて背表紙を眺めたら壮観だろうなぁ.
そしてトラベラーズノート パスポートサイズのマンスリー.シール付き.
製品名通りパスポートサイズなのですが,色々と挟んでしまって何かと分厚くなりがちなトラベラーズノートにあって,カレンダー/ブロックマンスリーを薄く持ち運べるので重宝してます.
朱色の表紙(毎年デザインが変わらない)には何も印刷されていないので,使い始める前の儀式として2024シールをぺたり.
私はトラベラーズファクトリー京都で購入したのですが,特典の革製のタグも頂きました.
TF京都,仕事で1~2ヶ月に1回訪問する先の道中にあるために毎回強烈な引力に引き寄せられます.そして気が付くと「自宅用です」と,レジで言っています(笑).大垣書店,天下一品,場合によっては四条のハンズ等にも寄るのが習慣化してるかも….
そして毎年出る下敷きも購入.今年は”TOWN”柄.通販で見ないなぁと思ったら公式オンラインショップでも品切れ中.
プラ製で,裏側はこんな感じでメジャー&方眼になっています.
こちらも毎年デザインが変わって発売になるクリアホルダー.こちらも公式オンラインショップで品切れ中.何だか今年は凄まじく売り切れるのが早い感じが.
TF京都の店内はいつも日本人や外国人観光客で溢れているし,欠品している商品も散見されるので,トラベラーズノートの裾野が広がっている&需用が一気に増えたということなのかも.
さて,手帳に戻って次は「ジブン手帳 Lite mini」.今年はあまり活用出来ていなかったので来年は買うのを辞めておこうかな…と,思っていたのですが,公式本を読んでいたら火が着きまして(笑)
やはり他の人の活用術とか眺めていると,「お,この使い方良いかも」とか「これは便利そう」とか色々と気付きがあって触発されますな.
こちらで4年程前にレビューしていますが渋谷のハンズ店頭で見かけたときは「これだ!」と,電気が走りました.B6スリムでコンパクト.そして(ジブン手帳らしい派手さが無く)表紙も中身の色合いも落ち着いていて私の使用シーンにマッチしている感じ.そして必要十分なボリューム+αに抑えられたコンテンツ.使い始める前にパラパラページをめくって眺めると,「このページはこんな感じに使えるな~」なんて感じで夢が広がります.
で,今年私があまりジブン手帳を活用出来ていなかった理由は,単に忙しすぎて手帳時間があまり取れなかったからなんですよね.時間の使い方の効率と質を高めるためには手帳時間を確保すべきだと分かってはいるのだけど,忙し過ぎると朝一と夜寝る前を睡眠時間に回してしまいがち.
今流行りの「整え」「リセット」なんて単語が頭をよぎるなぁ….
え?趣味時間は削ってないんじゃ無いかって?(笑)
次はmini5のリフィル.こちらでレビューした「じゃばらんだ」(公式)のM5と「レイメイ藤井のブロックマンスリー 月間-1」を購入.
用途的にぶつかる感じに見えるかもですが,「じゃばらんだ」はイヤープランナー的な時系列も含めて俯瞰する用途に使用し,「月間-1」は主にコンパクトな「点」の管理をする感じ.以前はブロックマンスリーとリスト型マンスリーを併用したり,ファイロファックスのM5イヤープランナーを使ったりもしていたけど,この使い分けはまだ試行錯誤中.
あ,そうそう.レビューできていませんが,今年の2月にレイメイ藤井の「ダヴィンチ ロロマクラシック mini5」を買ったんですよ.新宿で実物見て「これは!」という感じで電気が走り,メインのシステム手帳をmini5に戻すことを決意させてくれました.でも,mini5ってビジネス用に使えるリフィルがmini6と比べてちょっと不足してる感じで,まだ完全には移行出来ていません.前はmini5だけで回していた筈なのだけどな….
そんなわけで,保険的にmini6のダビンチリフィルも購入.「イヤープランニング」と「月間-1」の2種類.
mini6サイズだとイヤープランナーが実用的な筆記エリアを持ち,そしてリング径に余裕があれば数年分挟んでおいて「例年は…」とか俯瞰して見直せるので便利なんですよね.あとブロックマンスリーもmini5と比べて筆記面積に余裕があるので,ミッチリ書ける.
最近は横文字の会社多いし旧財閥系で社名が長い会社もあって,手帳に変に省略して予定を書くと「あれ?これってどっちの…」なんて事になりかねないんですよね.1日にトリプルヘッダーで来客対応や打合せとかある日もあり,GoogleカレンダーやTodoist,slack等デジタルも併用して回してるけど,mini5との使い分けも含めてアナログ手帳だけでも完結出来る方法ないかなぁと試行錯誤中.
最後に「ロディア ダイアリー mini」.
1年前にも紹介したけど,このサイズ感,リフィルのフォーマットが地味に気に入っているワタシとしては,改めて布教のために紹介させて貰うことにします.
サイズは7.5cm*12cmの手のひらサイズで,ロディアと言うとブロックロディアが定番だけど,これはホチキス留めタイプ.
まずはイヤープランナー.見開きで1年です.
おフランスのメーカー製だけど,きちんと日本向けは日本の祝日が印刷されています.ただ,こんな感じでミッチリ書かれているので,その上から何か書き込むのは難しい.土日祝日はキチンと休みましょうということか….医療系の学会の大会って土日に開催されることが多いので,これはちょっと辛い….祝日予定は色付きペンで書き込む等,可読性を高める工夫が必要.
で,メインのフォーマットは見開き1ヶ月のブロックマンスリー.月曜始まり(個人的には好きなフォーマット).
クリーム色の紙で見やすく,フォントも変に自己主張しないので使い易い感じ.左に縦に空いているスペースはガントチャート的に罫線が引かれていたらもっと便利だったかもだけど,何も描かれていないので自由に活用出来ます.
そしてカレンダー,ドット方眼のノートページ少々といった感じに続きます.ノートページは少なめなので,ロディアから出ている同じサイズのホチキス留め方眼ノートをセットで使っても良いと思う.
実際に使ってみての欠点は,パタッと開かないし閉じないことかな.開きっぱなしにして読むとか,片手で筆記するとかはちょっと難しい.
綴じ手帳(?)的な小型手帳を並べるとこんなサイズ感.常に携帯する手帳/ノートというとこのくらいのサイズが適当ということかなと思います.なお一番右はコチラで紹介したダイアログノート.
そして黒い手帳ことNOLTYは能率手帳1小型版の1111(リンク先は2024).このフォーマットに何故か魅力を感じ,モノとして持っておきたいと思って毎年買ってしまうのだけど,ゴールドを買うほどの勇気は無し(笑)
横幅もちょっと違うけど高さも違いますな.
NOLTY小型版がワイシャツのポケットに入るサイズになっています.トラベラーズノートのパスポートサイズはそのまんまパスポートサイズ.そしてこの中では一番背の高いダイアログノートはFIELD NOTESと同じサイズで,世界的な携帯ノートの標準サイズ.
厚さはこんな感じ.ロディアがトラベラーズノートのようにペタッと閉じると良いのだけどな….
と,いうことで,来年に向けて「ひとり手帳会議2024」をしていたのですが,結局その後ここで止まること無く…(続く)
« 小型で1万mAh,30W出力可能なモバイルバッテリで出張セットのアップデート:CIO SMARTCOBY PRO-30W | トップページ | リング型スケジューラーを複数年分連結して便利に使う:ミドリ プラススタンドダイアリー »
「文房具」カテゴリの記事
- 真面目なシステム手帳の皮を被った推し手帳化も可:PLOTTERのmini5用ファスナーケース(2024.09.28)
- バラのリフィル/カードを持ち運びやすく工夫:ミニバインダー用の剥がせる画用紙ルーズリーフリフィルを自作する(2024.07.28)
- 4色ボールペン+シャープの1本持っている安心感.フィールドワークにも便利:ブレン4+S(2024.06.30)
- 紙質が良く,そして手軽に使える携帯性抜群の超小型ノート:ミドリのMDノートライト(A7)(2024.05.16)
- ヌラヌラからスルスルへの書き味の進化:JETSTREAM Lite touch/ジェットストリーム ライトタッチ(2024.05.14)
「手帳」カテゴリの記事
- 真面目なシステム手帳の皮を被った推し手帳化も可:PLOTTERのmini5用ファスナーケース(2024.09.28)
- 間違って購入し,ファイロファックスのリフィルの豊富さに驚く:FILOFAX mini5 ホリゾンタル イヤープランナー(2024.08.25)
- 紙質が良く,そして手軽に使える携帯性抜群の超小型ノート:ミドリのMDノートライト(A7)(2024.05.16)
- ダイソーのミニバインダー/推し・オタ活手帳こと3穴バインダー:リフィル編(2024.03.24)
- ダイソーのミニバインダー/推し・オタ活手帳こと3穴バインダー:バインダー編(2024.02.18)
« 小型で1万mAh,30W出力可能なモバイルバッテリで出張セットのアップデート:CIO SMARTCOBY PRO-30W | トップページ | リング型スケジューラーを複数年分連結して便利に使う:ミドリ プラススタンドダイアリー »
コメント