tadachi-net 出張所

まずタロットカードですが，私の琴線に触れたのはレトロでウットリとする絵柄と缶入りの点．『缶物スキー』の私にとっては入れ物もタマラン（笑）

輸入物ということもあり，独特の雰囲気があります．あと，一般的なタロットカードよりも少し小さめなため，缶もコンパクト．

裏側はこんな感じ．おそらく誰もが一度は見たことがあると思われる，THE FOOL（愚者）のカードの絵柄が印刷されてます．良い感じです．

では開封．

そうそう，これ，これですよ．タロットカードのこの絵柄．並べて画集を眺めるように見ていたくなるようなレトロで味のある絵柄．

タロットカードは『大アルカナ』と『小アルカナ』という２種類に分かれ，合計78枚で構成されます．とてもボリュームがあります．

で，この１枚１枚に絵が描かれていて名前が付いています．例えばこれは『大アルカナ』の『THE　FOOL（愚者）』．

タロットカードの熟練者なら，各カードの意味や解釈を暗記出来ているかもです．でも，一般ピープルには無理．そんなわけで，タロットカード本が必要になるわけですが，単なる辞書的な色気のない実用的な本のほか，実用性を担保しつつ本として眺めているだけで楽しくなるような本など様々なものがあります．今回紹介する『はじめてのタロットBOOK』は後者．使い勝手も良いし，カラー印刷で眺めているだけで楽しくなります．

各カードの解説も『だいたいこんな意味』と，簡単に解説するわけではなく，見開き2ページを費やしてしっかり解説されています．

初心者から楽しめるように，タロットカードの使い方・見方などの初歩からしっかり解説されている点も良いデス．

そして戻りまして改めてカードの解説を少し細かく紹介すると，こんな感じでカードの意味，そして

正位置（上下方向が正しく置かれた場合）の解釈，逆位置（上下が逆転しておかれた場合）の解釈等が書かれています．簡単に占うだけならここだけでササッと眺めるだけでもいけます．

そして右側のページには，例えば『仕事の占いをして正位置でこのカードが出た場合…』のようなより細かな解釈の例が載っています．

なお，本格的に占うなら，この辺りをシッカリ読んでから占うのが良いでしょう．

ただ，本格的な方法で占うのは結構手間なので（笑），タロットカードを使って簡単に占う方法でやってみます．方法は簡単．十分にシャッフルしてカードを一山にし，『○○について占いたい』と，念じながら１枚めくるだけ．

以下の写真は今年の１月に『今年の仕事運はどうなるだろうか』と，１枚めくって上に置き，２枚目は『ブログは今年どんな感じに…』とめくって下に置いた１枚．

まず仕事運ですが，大アルカナの『JUSTICE（正義）』．

そして『ブログは…』で出たのは小アルカナの『ペンタクルの9』．

で，『JUSTICE（正義）』をこの本で調べると…

仕事運を占った際に正位置で出た場合は『進めていた交渉などがウインウインの関係で，決着がつきそう』の解釈．

占ってから5ヶ月ほど経ちましたが，何だかいろんな所から声がかかったりして引っ張りだこで業績も超好調です．以前お付き合いのあった所から２年ぶりに電話がかかって来たと思ったらトントン拍子で一旦中断してしまっていた大切な案件を受けることになったり．この他にも，お客さんと話をすると みんなホクホク・ニコニコしつつ目を輝かせて帰って行かれるので（※私の主観），いろんな意味でウインウインの関係を広げられているのかなというのを実感．

ただ，死ぬ程忙しい…このペースが１年続くとマジで過労死するかも…．コロナでぶっ倒れたときも，同僚からは『死にそうなスケジュールでしたし，症状が酷くなったのはそのせいでは』と言われたし．

そして『ブログは…』で出たのは小アルカナの『ペンタクルの9』の逆位置．解釈を簡単に書くと『不満足な状況』．うわー．的中かよって感じです．もっと時間的な余裕を持って毎月数エントリー書きたいのに書けない日々が続いています…．あぁ，更新頻度が…．

まとめ

と，そんなわけで，占い好きな人でもそうでない人でもきっとこの絵柄のカードは気に入ると思う．そしてもし『折角だから，ちょっとタロットで占ってみようかな～』と思ったとしたら，非常に役立つ心強い本です．タロットカードの『Smith-Waite Centennial Tarot Deck』と『はじめてのタロットBOOK』超オススメです．

カードが小型なので，旅行に持って行って友達とワイワイと占いしても楽しいかもです．とても満足度の高いカードと本でした．