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2022年11月27日 (日)

旅行や出張に持って行くための携帯用透明水彩用小型パレットを自作する&早速絵を描いてみる

以前,このような感じで透明水採用の携帯用小型パレットを自作しました.一応それなりに使えて便利ではあったのですが,コロナの影響もあって出動機会が少なく….まぁこればっかりは仕方が無いですね.そしてジワジワと感じていた不満点としては,『もっと沢山の色を持ち歩きたい』がありました.

混色して色を作って…というのも可能ですが,何分ミニマムなサイズにしたこともあり,パレット上で混色作業に使用出来るスペースが狭く…という感じで,携帯性を追求した結果痛し痒しな状態に.その一方で絵具メーカーの既製品,それも固形水彩のセットであればシッカリしたものもあるのですが,筆とのセットの製品が大半でサイズが大きく,そして値段もかなり高価.勿論背水の陣で本腰を入れて投資して…というのもアリですが,2万5千円するターレンスの24色セットや1万5千円ほどのホルベインの24色セットを見ると少々腰が引けます(共に値段に見合う価値はあると思いますが).そういう目で見ると,ウインザー&ニュートンの24色セットが約6千円というのはかなり安く感じるなぁ…と,いう時点でかなり金銭感覚が麻痺しかかっているかも…いかん,いかん(笑).

あと,固形水彩はやはり割高になるので前回同様,自分でチューブからハーフパンに入れて行きたいんですよね.前述のセットを購入し,固形水彩を使い切った後でそうするのも手だけど…とか悩んでいたらAmazonでPH PandraHallのパレットを見付けまして,『あらやだ奥様,サイズも値段も手頃じゃない』って感じになりまして反射的にクリックした次第.

なお,ハーフパンでの多色持ち運び用としては,このハーフパンこのマグネットシートを貼り付けてこのケースに収納・貼り付けて…という感じで45色入れて…というのも流行っているっぽいです.2万円程するホルベインの108色全色セットも機会があれば使ってみたいなぁなんて思っていたら,Amazonで瞬間的に1万5千円に値下がりしていたので(普段は2万円弱),危うくクリックしかかりました.それにしても,Amazon安いですな.ホルベインの24色も5千円で売られている店が多いのに4千円切ってるし.

なお,現在開催中のブラックフライデーで今回使用したホルベイン24色セットが38% offになっているので,安く透明水彩を購入したい方はお早めに.

そして結論から書きますと,とても使い易いパレットが出来,岡山出張に持って行った際に余暇時間を使った趣味の時間を堪能できました.

そんなわけで,作り方(と,いうほど大層なものではありませんが)など紹介してみます.

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まずは絵の具.透明水彩でということで定番のホルベインをチョイス.ホルベインは大阪に本社を置く国内メーカーで値段が手頃で質が良く,量も多いので入門者から上級者まで幅広くユーザー・ファンが多いです.ジブリの宮崎駿監督もユーザーですね.

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で,今回は24色のセットを購入.上を見ると30色セットとか48色セットとか60色セットとか108色セットとかあるけど,今回は携帯用なので抑え気味かつ表現の幅を考えて24色に.

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新しく購入したものを開ける時ってワクワクするよね.

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このようにカラフルな物が並んでいるのを見ると,何気に幸福感が.

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ホルベインの絵具のラベルの読み方.

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で,これが今回購入した,ある意味主役のパレット.スチール製でコンパクト.

パレットで特に拘りたい部分は,スチール製という部分.プラ製は衝撃に強くないし,汚れると洗っても色が落ちなくなって来るため,使い倒すつもりであればスチール製が良いです.

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裏側には指を引っ掛けてパレットを使うためのワイヤーの輪っかがあります.このギミックは机の上で使う分には不要だけど,思ったほど邪魔にならないのでヨシとします.

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蓋をパカッと開けるとこんな感じで…

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中蓋と言いますか,もう1枚開くと観音開きのようにフル/ハーフパンの置き場所が現れます.

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中央の部分はこのようなフル/ハーフパンを固定するスチール製のパーツが入っており,丸ごと取れます.

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パーツを抜いたケースはこんな感じ.

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パーツは裏側はこのようになっており,塗装されていません.

 

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そしてフル/ハーフパンはこのようにレールに滑り込ませて爪の部分で引っ掛けて固定します.

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パレットに付いて来たパーツはこんな感じ.フルパンが8個,ハーフパンが12個です.

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私は手持ちのハーフパンの残りを使いました.

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ハーフパンの横に透明水彩の色番号を油性ペンで書き…

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チューブから水彩を出して詰めます.本当は隙間がないようにキレイに詰めたいけど,これをやり始めると結構大変なのでざっくりと充填していきます.

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この手のパレットの場合,上一列と下一列にハーフパンを納め,中央1列には携帯筆や水筆を入れたりするのが一般的です.しかし私は色数を増やしたいため,中央列にもハーフパンを入れました.筆は他のペンと一緒に持ち歩けば良いですしね.

そして中央1列にハーフパンを入れてもズリ落ちたりしにくく,固定されます.そして下の写真でハーフパンの数を数えて頂くと分かると思うのですが,21色納めることが出来るようになります.

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あとはこのパーツをパレットの中央に…

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カチッと押し込んで固定して…

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完成.

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24色中の21色をセレクトするのはかなり悩んだけど,今回はクリムゾンレーキ(W010),ビリジャン ヒュー(W061),チャイニーズホワイト(W002)を抜きました.ハーフパンに入れずにパレット上の別の場所にちょこっと盛っておくというのもアリなので,まぁそこは必要で有れば運用でカバーということで.

あとは盛った絵の具を乾燥させれば持ち運び時に安心なのだけど,完全に乾燥させなくても振り回したりしなければ問題無いです.

それと私も最初に知ったときには驚いたのだけど,完全に乾燥させても透明水彩は水で濡らせば元通り使えるようになります.小学校の図工の時間に水彩をやった際には,絵を描いた後でパレットをキレイに洗って…ということをしたと思います.でも透明水彩はパレットを洗う必要は無く,パレット上の混色の状況もそのまま乾燥させたりしながら『パレットを育てて行く』のが良いのです.

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改めて大きさや外観を見てみましょう.

左側が前回作った小型携帯パレット.今回のパレットは横(下の写真では奥行き)に少しサイズが大きくなったけどそれでもかなりコンパクト.高さは概ね同じです.

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開いた状態でこんな感じ.

手前側のパレットも手軽かつちょこっと絵を描く分には便利に使えてはいました.しかし汎用品をパレットにするのと,パレット用に作られた物をパレットとして使うのとでは使い勝手がかなり違うことを実感.

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実際に使い始めた後で不便を感じて作った色見本帳.ハーフパンの上で見る色と,実際に画用紙の上に乗せたときの色は驚く程異なります.

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で,先日某学会参加のために岡山に出張していたのですが,ちょうど令和の大改修が終わった岡山城のオープニングイベントをしていました.

時間が出来た日暮れが近い時間以降に天守閣を見に行ったのだけど,城内の様々な展示や川を挟んで隣にある後楽園の日本庭園も素晴らしかったです.そして旭川にかかる橋の上から見る岡山城はうっとりとするような美しさでした.

宿に戻った後で早速お絵描き.鉛筆か0.9mm2Bのシャーペンで下書きをします.

なお鉛筆描きなどした場合,細かい部分の修正には練り消しが便利です.もし普通の消しゴムを使う場合は,余計な所まで消さないように製図などで使う字消し板を使うと良いでしょう.特にメッシュの字消しであれば下絵が見やすいので更に便利.ステッドラー製とかオススメ.

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下絵が出来てきました.

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線をクッキリさせたい部分は0.05mmのPIGMAで主線にペン入れして…という感じで下書き完成.ペン入れした後で鉛筆で描いた部分を消すのが普通だと思うけど,(気になる部分を除いて)私はそのまま残すことも多いかな.

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そして最後に今回作成したパレットを使って透明水彩で着色.筆はやっぱり水筆が便利です.

透明水彩の何が嬉しい/楽しいかというと,個人的には色を重ねていくことが出来る所.隠蔽力の強い色でベタで塗りつぶすのではなく,薄い色を重ねたり出来る事です.あと色を乗せた後の修正も,水を含ませて色を浮かせてティッシュで吸い取って…という感じである程度リカバリー出来るのも良い感じですね.ある意味,失敗も痕跡として残しながら色を重ねていく感じが好きかな.

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と,いうことで1時間程で完成.

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まとめ

まとめ…という程の内容はありませんが,まとめ.

既製品を購入してそのまま使うのでは無く,自分なりに工夫したり手を入れたりした道具は愛着が湧きますね.そしてそれを使って作り上げたモノであったり作品にも思い入れが深くなります.あと絵に関しては,私のように下手の横好きであっても手を動かしていると何となく形になって行くので趣味としての満足度が高いです(笑)

さて,今回使用したものをまとめていくと,こんな感じ.

他の小物はまた別の機会にでも.

絵を描くってホント楽しいですわ.本エントリーを読んで興味を持たれた方,趣味のひとつとして如何でしょう.年末年始の余暇時間にも是非.水彩画,オススメです.

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