必要な文具一式を美しく収納&持ち運べる素晴らしい付録のポーチ:ロルバーン20周年記念ブック(Rollbahn 20th ANNIVERSARY BOOK)
雑誌の付録…いや,付録付きの本と言った方が良いと思いますが,魅力的な雑誌が今年は特に沢山発売になった思います.例えばこちらで紹介した 『ZUAN LOVE! 「図案スケッチブック」インテリアトートBOOK』.そのデザインだけでなく実用性らも高く評価され,発売直後は蒸発しました.現在は増刷されてAmazonでも在庫があるようですので,買いそびれた方は行っちゃって下さい.私ももう少し買い増ししようかな(笑).
あと,こちらで紹介した,『ゆるキャン△ キャンプしよう! ステンレスなべBOOK リンver. (TJMOOK)』も良い感じでした.こちらも増刷されたようで,また在庫が復活していますね.
で,今回紹介するのは,みんな大好きロルバーン(Rollbahn)の20周年記念ブックです.
そう.ロルバーンは今年20周年なんですよ.『そんなに若い製品だったっけ?』と,思う一方で,『え?もうそんなに経つの?』とも思ったりもします.そして春先に20周年記念の表紙のロルバーンリングノートが何種類か出ていましたが,オンラインストアでは瞬殺.私は出張の帰り道にsmithに行ったのですが,辛うじて欲しい柄のうちの1冊が手に入ったという感じでした.ホント,人気が高いですね.限定版の表紙も売れ残っているのを見ることが殆ど無いし.
話戻して『Rollbahn 20th ANNIVERSARY BOOK』,こちらも想像以上に素晴らしい付録の本だったのと,幸いなことに店頭在庫がまだある感じなので,年を越さないうちにご紹介.
まずは表紙の見慣れたロゴとRollbahnの文字のアップ.気分が上がります.
付録は7ポケットのポーチです.
この手の付録って,得てして構造や作り,奇を衒ったデザインのせいでイマイチなものが多かったりします.しかしこの本の付録は違いました.それもコレクション/飾っておく用ではなく,実用品として素晴らしい出来.価格も2,200円と手頃なので,ロルバーンのファンだけでなく,『お,こんなポーチ便利そうだな』と,思った人には猛烈プッシュです.
何はともあれ,まずは主役の付録の収められた箱を剥がしましょうかね.
いつも思うのだけど,この両面テープの剥がしにくさは何とかならないものですかね.理想的には,ガッチリ固定されているけど一方向にはスススッと剥がれ,糊残りが無いように綺麗に除去出来ると良いのだけど.スライド式とかには出来ないもんかなぁ.
本の方は,ロルバーンのファンであれば『ほぉ…』と,じっくり読み込みつつ写真を眺めるような内容.保存版やね.
例えば表紙のコレクションの写真があったり….
誕生からのヒストリーが語られたり….
生まれる現場の潜入記事があったり….
活用術の記事も手抜かり無く….
何人かの著名人からのメッセージも.
それとメーカーの代表が書いているこの記事は必読かなと思った.
さて,主役の付録の話に戻りましょう.
本体はコレ.ブラックかつチープ感の無い素材感.カワイイ系では無く,どちらかと言うと無骨.質実剛健かつシンプルイズベストなデザインと構造です.
黒地にイエローの『Rollbahn』のタグが目を引くし格好良い.
素材はツルっとした素材ではなく,編まれた素材.
ジッパーはダブルジッパー.地味に使い勝手に影響するので,このような細かな所まできちんとコストをかけて作られているのには好感が持てます.
そして外側のポケットにiPad miniを入れるとこんな感じ.このポーチ,『サイズ感が絶妙』と評価が高いのですが,11インチクラスのタブレットがピッタリ入ります.ただ,固定用のバンドや蓋が無い単純なポケットのため,もしiPad入れとして使用する場合はスルッと滑り落ちないように注意.
反対側はポケット無し.
ラウンドファスナーになっていますが,全周開くわけではありません.
こんな感じで開きます.
そして開き過ぎないような構造になっています.
片側には,ポケットの他にバンドが付いています.
最下部は底の浅いポケットが付いています.ペンを挿した際に,これがあると便利なんですよね.あと,スマホのような矩形のものを入れた際にも,ポーチの中で捩れなくなるので固定・安定します.
そして反対側はポケットとジッパー付きのメッシュポケット.このメッシュポケットは結構大きく,ロルバーンのLサイズがスッポリ入ります.
マチもそれなりにあるので,ガワは大きいけど中に殆ど物が入らないということはありません.
こちらのスケッチブック柄のポーチと比べるとこんな感じ.大きさ的には一回り大きく,外側ポケットに11インチのタブレットがピッタリ入り,中には10インチタブレットが入り…というサイズ感.小さすぎると使い物にならず,その一方で大きすぎると使いにくくなるので,日常使いで『丁度良い』という絶妙なサイズ感のこのポーチは素晴らしいっす.
中にはこんな感じで色々と入れ/挿せます.
ノートとして,ロルバーンフレキシブルとノートダイアリーログチャートを入れてみました.ペンはフリクション14本,そしてorenzとJetstream edge.まだまだ余裕があります.
先にも書いたけど,このような感じで底の浅いポケットがペン先を受け止めてくれます.
ジブン手帳もminiサイズなら縦に入ります.
とは言え,調子に乗ってアレコレ詰め込みすぎるとこんな感じに.この状態だと外側ポケットにタブレットを入れられませんな.
ただ,安物ポーチだと(見た目は良いけど使い勝手が考慮されておらず)そもそもマチが無くて詰め込める容量が無かったり,詰め込めるけどジッパーが閉まらなかったりします.その点,このポーチはしっかりしてます.
と,いうことで,雑誌付録とは思えないような良質なデザイン,質感,そして実用性の高さです.あと,カバンに入れるときには厚さがあるポーチだと意外とデッドスペースが増えて嵩張ってしまうけど,このポーチのように(面積が大きいポーチは大抵厚みがあるので,それと比較して)薄いととても使い勝手が良いです.更にはこの大きさ(面積)素晴らしいです.
ノートも含めて必要な文具一式を収め,テレワーク中に家の中を移動する際に使用したり,バックインバックとして使用してカバンの入れ替えに対応したりも楽にこなせます.そしてタブレットをはじめとしたデジタルガジェット入れとしても秀逸.最近のガジェットは液晶が大きい一方で薄型のタイプも多いしね.流石にノートPC入れとしてはオススメしませんが.
かなりの容量の物を きちんと収納出来,そして持ち運びが出来るポーチの付録付きブックの『Rollbahn 20th ANNIVERSARY BOOK』,ロルバーンのファンにもそうで無い人にもオススメです.
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