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2021年10月26日 (火)

モノとして素晴らしく,そして使っていて楽しい:RHODIA/ロディアの3穴バインダー


舘神氏の『このバインダーは、やばいんだー!』というタイトルの記事をたまたま読み,タイトルのネーミングセンスも含めてw色々な意味で感心し,そして今年新発売となる『ロディア3穴バインダー』の写真を見てハートを打ち抜かれました.たしか日本国内では11月に正式発売という話だったと思うけど,伊東屋の銀座店で10月7日から『システム手帳サロン2021』があり,そこで先行発売とのこと.何とか東京出張のついでにとスケジュールを確認するも(半分本気),身動きが取れない状態.そして『ぐぬぬ…』となりつつ,ガラスペン&M5マニアとなった妹を唆そうと思っていたらオンライン販売もあるとの情報.オンライン発売開始の10月8日に時計とにらめっこしつつ10時を待ち,注文可能となったと同時に手早くカートに入れて注文.

途中でサーバーが急に重くなったりエラーを返して来たりしまして,ネット経由で見えぬライバルの鼓動を感じ,心の中で鳴った効果音はコレでした.そして『カートに入れただけでは購入にはならないですよ(在庫キープではないので,決裁まで完了しないと購入出来るとは限りませんよ)』という話も聞いていたのでヒヤヒヤしましたが,何とか注文成立.その後(コロナ禍の関係で)オンラインショップの発送が遅れ気味なのは知っていたけど,なかなか届かずに『もしかしたら買えてなかった?』なんて焦っていましたが,1週間程経ってから無事に届きました.熱く長い戦いだった…外は急に寒くなったけど.

注文後ウォッチしていたら,バインダーの方は牛革タイプが30分程で在庫切れになり,ゴート革の方は色によっては昼くらいまでは在庫がありましたが,気が付いたら在庫切れ.同志の皆様,お疲れ様でした.

そして届いたバインダーはこちら.

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良い感じです.

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では,レビューをば.

なお今回購入したのは,

オーガナイザー ミニ3穴 シック 牛革(オレンジ)』,『オーガナイザーミニ3穴レフィル ベラム 方眼5x5 ホワイト80g/㎡』,『Touch オーガナイザーミニ3穴レフィル マヤ クロスドット 120 g/㎡(ホワイト)』,『Touch オーガナイザーミニ3穴レフィル マヤ クロス ブラック120 g/㎡』です(伊東屋へのリンク).

リフィルは予備も含めてもう少し欲しかったのですが,購入制限がかかっており,1人1個のみであったため,こんな感じになりました.また,もう1種類『マヤ クロスドット』もあったのですが,購入し忘れ….

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6千円オーバーということで高級品扱いなのか,しっかりした化粧箱に収められていました.

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心拍と血圧が上がる瞬間(笑)

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見慣れたRHODIAのロゴの刻印.定番のブロックメモと同じくオレンジのカバーですが,ロゴが箔押しでない所が無骨な感じがして地味に嬉しいかも.

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開くとこんな感じ.左側にリフィルを入れられるポケットがあり,右側はポケット無しです.

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バインダーのリング径は11mm.mini5のバインダーの場合は標準的なサイズですが,このカバーとセットで見ると可愛らしく感じます.もしかしたら,最近はコレコレなど,リングが巨大なバインダーをよく見ているからかもしれません(笑)

なお,上記2つの3穴バインダーは特殊なピッチですが,このロディアの3穴バインダーはシステム手帳と同じピッチです.そのため,例えばバイブルサイズ用のパンチでリフィルが自作可能です.また詳しくは後述しますが,このバインダー用のリフィルをバイブルサイズやA5サイズのバインダーにそのまま綴じることが出来ます.

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ブロックメモ用のカバーの場合,切り取って分離させた(書き終わった)メモを入れるためのポケットが必須な感じです.でも,中身を入れ替えられるバインダータイプにもポケットが必要か…となると少々微妙かも.

あと一連の写真を見て納得されると思いますが,ステッチがとても綺麗です.神は細部に宿る.

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反対側はこんな感じ.革の見た目も肌触りもとても良いです.

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コバもこんな感じで綺麗に処理されています.神は細部に宿る.大事な事なので二度書きました.

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では,リフィルを見てみましょう.まずは定番(と思われる)『ベラム 5mm方眼』.

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見慣れた淡い紫色の罫線の5mm*5mm方眼紙です.イイ.凄くイイ.方眼万歳.

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厚さは80g/m^2.触った際にブロックメモよりも薄い感じがしたけど,数値をチェックしたら同じでした.おそらく,ペラ1枚だと薄く感じ,束になっていると1枚当たりも厚く感じるんでしょうね.

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では,早速挟んでみましょう.

バインダーも閉じた状態でズレやスキマがなく,良い感じです.国産だと当然に思われるかもしれませんが,海外製だと,たまに上手く噛み合ってないバインダーがあるんですよ.それも結構高価な製品でも.

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カチッと開きます.

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リフィルをセット.良い感じです.

ブロックメモ+専用カバーと比べると,(バインダーを使用しているために)四隅に余白が出来ます.しかしバインダー径が小さいため,子供が大人の服を着てブカブカになったような見た目にはなりません.

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次は『マヤ クロスドット ホワイト』.

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一見白紙ですが….

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うっすらと淡いグレーでドットとクロス(っぽい)印刷がされています.ドット方眼のバリエーションという感じですかね.ステレオタイプな見方かもですが,エレガント,女性に好まれそうな柄に思えます.

紙の厚さは120g/m^2とやや厚め.

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最後に『マヤ クロス ブラック』.

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こちらは黒い台紙にクロスのドット方眼.紙の厚さは120g/m^2とやや厚め.

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裏側は無地です.黒地のリフィルって珍しく思われるかもしれませんが,白ペンで書くと凄く映えるので,(一部の人の間で?)凄く流行ってます.一度お試しあれ.

個人的には,この他にクロスかドット方眼のホワイトが欲しいなと思ったけど,ベースになりそうな他社製の用紙は沢山出ているので,自作しなさいという感じかも.

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では改めて.純正リフィルは95mm*65mmであり,このように収まります.

バイブルサイズのリフィルは95mm*170mmのため,この3穴リフィルにメモをし,そのままバブルサイズの手帳に横幅ピッタリで挟めます.ただしバイブルのナローサイズとmini6サイズは横幅が80mmのため,リフィルがかなり横にはみ出します.そして私が愛用しているジャストリフィルサイズのmini6は横幅が76mmなため,更に大きくはみ出す事になります.

ナローやmini6手帳を併用している場合は,印刷されている方眼罫線を目安に右端15mm程を使わずにおき,後でカットして挟む等,使い方を工夫ですかね.それか,折り込んで挟むとか.

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名刺サイズを重ねるとこんな感じになります.筆記エリアは3穴バインダー用リフィルの方が10mm程上下に広いです.

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そしておそらく多くの人が気になっているPLOTTERの3穴リフィルとの比較ですが,こんな感じでロディアの3穴バインダ用リフィルの方が一回り大きいです.PLOTTERのリフィルは上下にそれぞれ5mm,そして横方向に5mm程小さいサイズ.5mm削ってもナローに挟めないし,どうしてこのサイズにしたのだろう….とか思ったら,名刺サイズのようですね.

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閉じるとこんな感じ.当然ながら,リフィルの飛び出しはありません.

普通のシステム手帳使いの人からしたらリング径11mmは小さいと思いますが,メモ用+αと考えると,それなりに容量があります.紙の厚さにもよりますが,挟めるのは概ね70枚くらいですかね.

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そしてこちらのポケットですが,こんな感じでバインダーから外したリフィルをそのまま入れられます.バインダーの金具の痕が付いてしまいそうなので,このポケットに名刺をそのまま入れるのは非推奨かな.非常用としてはアリだけど.

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最近出番の少なくなったNo.12のブロックロディア+カバーとの大きさ比較.

概ね同じサイズです.手の大きさによって持ったときの感覚が違うかもしれませんが,ワタクシ的には手持ちのメモとしてこのサイズがベスト.

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だた,カバーのサイズはほぼ同じでも,用紙サイズは若干異なります.右がNo.12サイズ

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最後に1点マイナスポイント.

手持ちメモとして使う場合はカバーの片方を折り返すでしょうし,卓上で使う場合はカバーを180度開くと思います.しかし,このカバーでそれをするのはシンドイです.使えないこともありませんが,ちょうどバインダーの裏側が膨らむため,きれいに180度パタッと開きませんし,折り返しもかなり厳しい.ただ,ある程度使い込んで折り癖が付いてきたら,それなりにうまく開くようになるのかも.

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まとめ

と,いうことで,写真を見て一目惚れし,先行販売を待ってお迎えしたRHODIA/ロディアの3穴バインダーでした.

『精密なギミックの搭載された小さいサイズのモノ』好きな私としては,このサイズのバインダーというだけで,眺めて/手に持って いるだけで気分が高揚します.そしてパチッとバインダーを開き,大量の方眼リフィルを出し入れするともう恍惚の表情に(病気).

まぁ冗談はさておき,『システム手帳の穴ピッチの3穴バインダー』というニッチなゾーンに,RHODIAという老舗ブランドが参入したというのは驚きと共に喜びを感じます.今後,好事家向けの商品として一瞬の煌めきで終わるのか,新たな市場を切り開いたりバイブルサイズユーザのメモツールとして普及するかは今後の流れを見ないと分かりません.しかし,個人的には『3穴バインダー』が定番化し,バインダーもリフィルも多くの会社から発売になり賑やかになることを願って止みません.その一方で,使い続ける上で死活問題となるリフィルの供給は,『システム手帳と同じ穴のピッチ』という特性を持つため,自作のハードルが低い.そのため,万が一メーカーからの供給が断たれても,まぁ何とかなるでしょう.

私がmini5を(一旦)離れることになったのは,Bindexがmini5関連製品を全て廃番にした(その後新製品も出ましたが)ことが理由でした.スケジュール帳も兼ねていたため,毎年使う同じフォーマットのリフィルの供給がメーカーから断たれると,連続性という点で非常に苦しい状況に追い込まれます.綴じ手帳の廃番ほどではありませんが….しかし,今回ご紹介したRHODIAの3穴バインダーであれば,主用途はメモでしょうから,あまり問題にならないでしょう.

と,言いますか,純正リフィルが高杉.40枚入りで330円(税込)です.この用紙サイズで1枚8.25円ですよ.いずれ安くなるのかもしれませんが,ガシガシ使うために自作の生産ラインを立ち上げることにします.

あと前述した通り,180度以上開く際にカバーの撓みが邪魔になる件,(少なくとも使い始めは)結構気になります.もしかしたら牛革ではなくゴート革であれば革が(まだ実物を触ったことが無いので『一般的には』ですが)しなやかで柔らかいので,気にならないかもしれません.それか,おそらくRHODIAのリフィルが入るはずなので,PLOTTERの一枚革タイプのバインダーと組み合わせて使っても良いかも.なお,先日のPLOTTER 3穴コードバンの争奪戦には敗れました.他の革のタイプの再入荷は明後日(10/28)か…争奪戦が熱いぜ.

そのようなわけで,色々と良い意味で刺激的な素晴らしい製品です.まず,モノとして非常に高品質で,持った瞬間に『良い物だ』と,分かります.そのため,所有するだけでも喜びを感じられる.そして実用性に関してですが,メモ魔でかつ,書いたメモの一時保管に悩みまくっている人には福音になるかもです.書き捨てるメモばかりの人は別として,しばらくメモ帳の束に残しておきたいメモがある場合,ブロックロディアタイプは少々使いにくい.この解決は,切り取ったメモを入れられるポケットではなく,バインダーの方が便利です.

と,いうことで,RHODIA/ロディアの3穴バインダー,オススメです.はやく一般販売開始されないかな.

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