小型で安全で優れもの,そして携帯性抜群の OHTOレターオープナー
通販のヘビーユーザーな人の場合,ガムテープで厳重に梱包されたダンボールを開けるために,『ダンボールカッター』を使用している方もおられるでしょう.手元にあったカッターでシャーってやり,中身に傷を行かした経験のある方は多いと思います.私は,勢い余って自身の手をシャーってやった人を目の前で見たこともあるので,何ともムズムズするネタですが,『箱の中の商品は絶対に傷付けず,それでいて梱包は綺麗にカットして開けたい.それも手軽に簡単に安全に…』という目的のためには,やはり専用品が一番.
そして最近はめっきり数が減ってきていますが,封書を開けるときにも同様です.端っこをハサミで丁寧にカットしたつもりが,時間がかかった上に,中に入っていた大事な書類が短冊に…なんて経験がある人も居るでしょう.そんなときに頼りになるのが『レターオープナー』.
レターオープナーの構造として一番多いタイプは,切れ味の悪いナイフのような刃を隙間に差し込み,シャッと切るタイプ.いや,このタイプは『ペーパーナイフ』かな.私は『カシウスの槍』とかを使ってます.次に多いのは,外から触れないように保護された刃で断ち切るタイプ.以前こちらで『アケルンダー』をレビューしました.今見ても,インパクトのある名前だなぁ.
しかし,『アケルンダー』は携帯性が悪いほか,開ける際に2工程必要なため,最近はあまり使わなくなってしまいました.やはりシャーって一気に,かつ,安全に開けたい.
そんなときに知ったのがこちらの『OHTO レターオープナー』です.デザインからしてグッと来たので早速ポチってみました.
この製品の特徴は
- 高耐久性.セラミック刃で抜群の切れ味が金属刃の5倍長持ち(対応枚数5千枚)
- 切りくずが出ない
- 刃が露出していないので安全
- 右利きでも左利きでも利用出来る両刃
- 使い方も簡単で,携帯性も高い
と,いった所でしょうか.
本体が樹脂製の場合はテカテカツルツルだと安っぽく見えるし,手が滑りそうなので,梨地の加工は良い感じ.そして写真の矢印にあるように,どちらにスライドさせても切れるように両刃内蔵のため,右利きでも左利きでも使いやすくなっています.
(と,いうことは,片方の刃が切れなくなってきたときは,逆にスライドさせれば更に長持ちして1万枚以上切れる?)
刃はこんな感じ.本体中央に凹みがあり,梨地の表面加工と相まって安定して掴めます.
ちなみに大きさはこんな感じ.卓上に置いても邪魔にならないサイズだし,持ち運び時もペンケースにちょこんと収まります.
ここまで携帯性が良いと,レターオープナー以外の用途も見付けて便利に使い倒したくなりますな.
で,実はこのレターオープナーの初出動は,先日届いた『ボールサインiD』のステンレス製先栓の入った封筒を開けることでした.
詳しくはレビュー参照して欲しいのだけど,このステンレス製先栓,ボールサインiDを使っている人は必須だと思う.マストです.
使い方.本当は封筒を固定してレターオープナーをスライドさせるべきだけど,こんな感じで封筒をスライドさせても開けられる.
溝に沿って封筒の端を入れて…
スッとスライドスルと『本当に切れてる?』というくらいの軽い感覚なのにしっかり仕事をしてくれます.
そして片側の端から1~2mm程の所をカットするだけなので,切り終わった後に細い短冊状の紙くずも出ません.すごく使い易いかも.
と,いうことで,『まとめ』を書く程のボリュームでは無いために簡単にまとめますが,非常に使い易くて携帯性も抜群なレターオープナーです.
封書をちょくちょく開封するような方であれば,この『OHTOレターオープナー』は良き相棒になると思う.オススメです.
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