超ド定番4&1ペンの限定色:ピュアモルト ジェットストリーム インサイド4&1
ヌラヌラ油性インクの定番,『JETSTREAM』ですが,その黒・赤・青・緑インクの4色,そして0.5mmシャープと(申し訳程度のw)消しゴムを1本に収めた,『取り敢えずこれ1本あれば大抵は何とかなる』ペンの『4&1』.特にこの中でもデザインがシブく,どんなシーンでも違和感無く使える『ピュアモルトプレミアム 4&1 0.7 ブラック』を私は愛用しています.普段の筆記はキャップレスを使用しているのですが,ノート取りの際に,色が欲しいときやバックアップ用のために,これ1本は常に一緒に持っています.この1本が何と心強いことか.
昔のエントリーを探してみたら,10年前の記事が出てきました.長いこと愛用しており,それも職場,家,持ち運び用etcと複数本購入.何れも快調に使用出来ています.
流石に少しくたびれて来たこともあり,先日メタルエディションのガンメタを購入したのですが,期待していた重厚感とは違ったので,どうしようかなぁと思っていた矢先にプレスリリースです.
何てタイミングが良いのでしょう.そして限定数ですか,急がなきゃ…と,いうことで,『フォレストグリーン』『アースベージュ』『リバーサイドブルー』の3色のうちから『フォレストグリーン』をチョイス.予約品が届いて早速使ってみたのですが,完璧でした.
と,いうことでご紹介.
ピュアモルトシリーズの特徴は,ウイスキーの樽材をペン軸に再利用ししている事.天然素材を使用しているため,プラや金属製の『全て同じ顔をした大量生産品』と異なり,手元の1本は世界で唯一無二の物.1本1本で若干表情が異なるわけです.
そして木製や革製の製品だと,『ちょっとこの傷/木目はキツいわー』ということが無きにしもあらずですが,『ピュアモルト』シリーズではそこまで酷いのは見たことが無いですね.ある意味,品質管理が凄いんじゃないかと.そしてデザイン,機能性共に素晴らしいので,それなりの価格で売られていてもおかしくないと思うのだけど,店頭価格は約アンダー2千円.今回の限定でも約2千円台なわけで,割安感が凄いです.
ちなみに今回手元に届いたのは,袋入りでした.以前購入したPURE MALTは箱入りだったけど,ギフトじゃ無いときは簡易包装の方がありたがいですね.
『oak wood premium edition PURE MALT』.あと,JETSTREAMのリフィルのボール径は0.5mmです.オリジナルの(?)PURE MALTは0.7mmでしたので,手帳やノート等に筆記することを考え,細かく書けるようにボール径が小さいリフィルを標準にしたのかも.ついでにシャープを0.3mmにして欲しかったなぁ.
ペン軸の握る部分が木製になっており,シブイ色かつ木目です.表面が(木目の凹以外は)とても平滑で,肌触りがスルスルしています.木製軸の荒い加工の物はザラついていて使いにくい物もあるのですが,これはとても握りやすい.身近な筆記具で例えると,鉛筆の表面コートのツルツル感をサラッとさせた感じ…もっと分かりにくいか(笑).そして重量感や重心位置も実に良い調整がされています.
あと,気になっていた本体軸のメタリックな部分ですが,ギラギラと光を反射しない,落ち着いたメタリックな感じです.とても良い.
『PURE MALT』の印刷はココ.
クリップは金属パーツの剛性を利用して挟むタイプ.そこそこ厚い物にも挟めます.
そして(緊急事態のとき以外は)使う機会が極めて少ない消しゴムはキャップの中に.
ボールペンのノック部分にリフィルと対応した色が付いています.
構造的には,よく見るタイプ.1箇所押すと別の選択中のリフィルがバネで引っ込み,奥まで押し込むとロックされます.
あと,JETSTREAMのこのタイプのリフィルは,ペン先に色識別用のマークは付いていません.
シャープを使用するときは,このクリップ部分を押し込みます.
一番奥の少し手前で止まります.そしてカチカチと押し込むと芯送り.
こんな感じでシャープのペン先が出ます.そして別のリフィル選択のノックを半押しすると,ペン先が収納されます.
0.5mmじゃなく,0.3mmだったらなぁ….それか,ガシガシ書いても折れない0.7mmとか.芯の入手性や汎用性という意味では,0.5mmがベストなんでしょうけれども.
リフィルはSXR-80-05.書き味はJETSTREAMらしいヌラヌラ感,そしてフリクションと違って,ガシガシ使ってもインクの減りが凄まじくは無く,そしてリフィルが安いのも良いですね.
職場に常備している3本を並べてみました.上から『ジェットストリーム インサイト(フォレストグリーン)』,『メタルエディションのガンメタ』,そして『ピュアモルト プレミアム』.
単体で見たときは気が付かなかったのですが,オーク材の色がかなり違います.インサイトの方が,かなり濃い.黒檀みたいな色合いです.
で,ふと,軸がかなり くたびれて来ている『ピュアモルト プレミアム』のリフィルを確認してみたら…以下のような感じでした.この手の形状のリフィルって,インクが出切るまえに書けなくなる物が多いのですが,JETSTREAMのリフィルは優秀ですなぁ.そして飽きずにここまで使い切れた自分に拍手を送りたい(笑)
ちなみに赤は1年ほど前に交換した覚えがあり,まだ残量がそれなりにあったので交換はまた後日.それにしても,油性インクは長持ちですな.
まとめ
と,いうことで,数量限定で発売になったJETSTREAMの多色・多機能ペンの紹介でした.
『ボールペンは黒しか使わない』もしくは,『黒と赤の2色しか使わない』と,いう方は,2色ペンを使用するのが良いと思いますしかし,アナログにノート書きをしていると,ワンポイントで色分けしたいことも多い.すると青色を加えて3色,欲を出すと更に緑色を入れて4色となります.また,消したり書き換えられるように…と,なると,ここに更にシャープも参加.すると今回紹介したような,4&1の4色+シャープになるわけです.
昔は5機能ペンというと,ゴッツい物が多かった印象があります.そして今回紹介したペンは携帯性の高い細軸ではありませんが,握りやすいやや太目…かな?くらいの太さ.ガリガリではなく,ポッチャリでもなく,丁度良い健康的な…いやいや,何の話やねん.つまりですね,長時間筆記していても疲れにくい太さ,そして握り易さの実用的なペンなんです.無理してダイエットしなくていいんですよ.
そして実用性を完璧に持った上で,デザインは…と,いうと,PURE MALTがワンポイントで実に良い味を出している.カジュアル~ビジネスのどのシーンでも違和感無く使え,そして存在感を誇示するような派手さも無い.その一方で没個性にならず,『お,センス良いペン使ってますね』と,言われそうな,控えめな高級感がある.
そして今回数量限定で出たジェットストリーム インサイドは,クリエイター方面/カジュアル方面にビジネス向けの中心から少し振ったデザインという感じでしょうか.
簡単に纏めると,実用性バッチリ,デザインも素晴らしい多機能ペンです.数量限定のようなので,『お,この色良いな』(フォレストグリーン』『アースベージュ』『リバーサイドブルー』の3色展開)と思ったら,お急ぎくださいませ.『ジェットストリーム インサイト 4&1』超オススメです.
« オフィスでも,客先でも普通に使える測量野帳:スタイリッシュカラーの「野帳」 | トップページ | 安くて使い易いハンドソープディスペンサー:Umimile ソープディスペンサー &泡が出なくなったときのメンテナンス »
「文房具」カテゴリの記事
- カール事務器のルーズリングを使い,リフィル交換可能なロルバーンとスケッチブックB6を作る(2023.12.05)
- リング型スケジューラーを複数年分連結して便利に使う:ミドリ プラススタンドダイアリー(2023.11.26)
- ひとり手帳会議2024(1)(2023.10.08)
- 表紙が変わると気分も変わる:ダイアログノートの『綺羅星紙』と『カモフラージュ』(2023.07.25)
- RHODIAとBICと東海道新幹線がコラボしたメモセット:『100系トラベル筆記セット』(2023.07.23)
« オフィスでも,客先でも普通に使える測量野帳:スタイリッシュカラーの「野帳」 | トップページ | 安くて使い易いハンドソープディスペンサー:Umimile ソープディスペンサー &泡が出なくなったときのメンテナンス »
コメント