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2021年4月25日 (日)

86(エイティシックス) ジャガーノートのプラモデルが素晴らしい出来な件

86(エイティシックス)のアニメ(公式)の放送が始まったわけですが,3話費やして盛り上がって来ましたね.ワタシ的にはこの作品の音楽が特に好きです.現在澤野弘之の手によるサントラを予約して発売日を首を長くして待っているのと,先行配信されている『SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki「Avid」』をリピートして聞いたりしているわけです.アニメのED動画はこんな感じ.曲のフル版はこんな感じでアップされてますな.

ガンダムUC』や『アルドノア・ゼロ』でも,作品の内容を音楽でブーストしている感じがしました.ホント,音楽って大事.

『86?なにそれ?』な人は,Amazon Primeで1話から見られるので,ちゃちゃっと観ちゃって下さい.マストです.

で,この作品では,登場人物達がガンダムやアルドノア・ゼロのような人形(ヒトガタ)のナニカに乗り込んで戦闘を…という事はなく,兵器は多脚のビーグルです.あり得ないほど現実離れしてないけど,戦車や装甲車がドンパチするような身近(?)な感じでもない.メカに関しては,そんな微妙な距離感です.そしてそのビーグルは,『ジャガーノート』という名称なのですが,パット見は正直言って,あまり格好良くない.攻殻機動隊のタチコマは可愛らしさを感じたけど,ジャガーノートはダサイとキモイを微妙に掠る感じ(失礼!!).それと余談だけど,『1/8タチコマ』,欲しいぞ.

そんなわけで,ジャガーノートのプラモデルが出る,それも限定生産品もあるというアナウンスがあったとき,正直食指が伸びませんでした.でも,気が付いたら予約してまして,発売日に届いてました.オーダーしたときの思考の流れがイマイチ思い出せないのだけど,疲れ切った頭で見た際に,あちこちのサイトで予約終了になっていたのにAmaではまだ受付しており,そして『限定』ってキーワードに指先が反応してクリックしていたのかもしれません.

まぁそんなわけで『欲しい!作りたい!格好良く塗装するぞー』というモチベーションマックスな状態で到着を待ち望んでいたわけでは無かったのですが,パチパチ組み始めたらチロチロと製作欲が燃え初め,気がついたらゴーッと燃え盛っていてヨゴシ塗装まで一気にやり,そして完成させていました.

完成させた後で見てみると…意外とカッコいいっすわ.

と,いうことで,簡単にご紹介.

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ジャガーノートには3種類あり,近接戦闘用のブレードの付いたタイプ,ブレードの代わりに12.7mm重機関銃が付いたタイプ,そして発売日はまだ先だけど,57mm滑腔砲が長距離砲撃用に変更されているタイプがあります.

で,主人公の一人が駆る近接戦闘型の『シン搭乗機』に初回限定生産版がありまして,今回はそれを購入.現在は,別のタイプも購入して揃えてみようかなぁなんて考えています.なお,Amazonでは一度売り切れになっていたのですが,現在(2021/4/25現在)在庫が復活しており,初回生産版がまだ購入可能です.

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おそらく初回生産版が捌けた後は通常生産版が出回ると思うのですが,初回生産版には特典として書き下ろし特別短編小説が付属します.

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余談ですが,『1/35 コアファイター』には精密なアムロとセイラさんが付いてくるので欲しいなぁと思っているのですが,現在は品切れで転売屋のは超プレミアが付いていて手が出ず.再生産&再販してくれないかなぁ.

で,このプラモデルには,フィギュアとしてシンとレーナが付いてきます.これが後でハマるわけですが…(次写真参照).

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シンとレーナは塗装済ではなく,クリーム色のパーツで入っています(レーナは2パーツ).

元々製作に対するモチベーションが高くなかったため,適当に見栄えがする程度に…と,思って塗り始めたら,これがまたハマりまくり.元々塗装色は混色指示なのですが,面倒なので単色をそれっぽく薄く重ね塗りして誤魔化して…服は何とかそれっぽくなりました.しかし,顔が….手持ちの面相筆ではこの瞳を描き込むのはキツイです.おまけにミニタリーモデルのフィギュアと異なり,髪が前の方まで出っ張っており,瞳が書きにくい.

パッケージの完成例の写真をよく見ると,シンがとても可愛らしい つぶらな瞳になってます.プロでもコレなので,素人にはハードルが高いっす.瞳のデカールを付けておいて欲しいなぁ.

そんなわけで,エナメルのピンクブラウンを少し流し込んでお茶を濁しました(凹部分に流し込むと少し色が濃くなり,顔が立体的になりつつそれっぽく見えるようになる).

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以下,いきなり完成した本体が出て来ますが,パーツも少なめなのでサクサク出来ます.解説するまでも無い感じ.集中してやれば,組み立てに1時間かからないんじゃないかな.そして組み立てに接着剤不要だし,パチ組みで塗装しなくても それなりの見栄えになるバンダイクオリティです.ほんと,バンダイのプラモデルって凄いよね.

で,本体を作ったあとでパイロットを入れるのは結構大変でした.説明書通り,座らせてから周りを組み立てること推奨.

かなり抉りながら無理やり押し込んだのですが,手が折れてしまわないかヒヤヒヤしつつ何とかセット出来た感じ.コクピットの周りに塗料が削れて少し付いているのはそのせいですw

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ただ,パイロットは苦労して塗装したとしても…

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こんな感じでキャノピー装甲を閉じると見えなくなります.『フィギュアの塗装無理!!』という人はフィギュアを白いパーツのママ,もしくはシートに座らせずにキャノピーを閉じおくのもアリでしょう.なお,完成後も開閉出来るので,余力がある人は塗装推奨.

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塗装といえば,このセンサ部分も着色不要の赤色パーツのほか,自分で着色するためのクリアパーツの何れかを選択できます.赤色でスッと塗るだけなので,塗料と筆を持っている人は塗装推奨.この光沢が良いんスよ.見栄えが全然違います.

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フィギュアの瞳を描こうとして心が折れた(白状すると,実は塗料を落としたりしてやり直しつつ何度もトライした)ので,ディテールアップのために適当にスミ入れくらいはしておこうかな…というくらいの軽いノリで装甲板のパネルラインにブラックを流し込みました.ムラがあるのは…そういうことです.きちんとやるならケガキした方がよいでしょう.

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そして別途組み立てた,(スケール的にどう見ても88mmか105mmじゃないかと思うような)57mm滑腔砲を…

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背負わせて完成.

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タチコマは可愛いけど,ジャガーノートはちょっと微妙なポジション.禍々しいオーラも無いしね.

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ちなみに脚の関節と砲の自由度はそれなりにあるので,色々なポーズを取らせることが出来ます.あと,胴体下に付けるクリアパーツの台座もあるので,脚で支えきれずにへたり込むこともありません.

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そんなわけで,フィギュアの塗装さえ諦めれば,初心者でも2時間もあれば余裕で完成させられます.

ちなみにワタクシ,今回はタミヤの薄刃ニッパでパーツをランナーから切り離すだけで,相当気になる所以外はヤスリがけしませんでした.

『作るぞー!!』と,気合を入れているときであれば,パーティングライン等をヤスリで完璧に削ってから組み上げるのですが,そこまでモチベーションが無かったのでパチパチ適当に組みました.それでもこの品質なのでバンダイは凄いですな(大事なことなので2回書きました).

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ただ,出来た物を眺めていて…次第に愛着が出てくると言いますか,『もうちょっと手を入れてみようかなぁ~』という気になってきました.具体的には,ヨゴシ塗装.硝煙と砂埃,泥だらけの戦場で使われる兵器がピカピカなわけがないじゃないですか.箱絵を見てみてくださいよ.そしてヨゴシをすると,プラスティッキーなオモチャがリアルに見えるようになるんですよ.現状に不満があるなら変えるしかないじゃないですか.

それとヨゴシの嬉しいことは,奥が深く,手間をかけようと思えば底なし沼だけど,最低限の適当な所に止めれば,労力も時間もそれほどかからない割に大きなリターンが得られることです.

今回使用したのは,Mr.ウエザリングカラーの『マルチブラック』,『スティンブラウン』,『ラストオレンジ』の3色.そして『ウェザリングマスターC』.

実物ならどう汚れるかを考えつつ,ウエザリングカラーを筆でカサッカサッと薄く引っ掻くような感じで塗り,ボテッと色を置いたり流し込んだ所は,綿棒や筆でそれっぽく擦りながら適度に除去&調整.そしてメタルパーツ的な部分は,ウェザリングマスターのシルバーを振って擦る感じで進めます.シルバーは,角や凸等の稼働時に引っ掛かりやすいと思われる所にパウダーを擦り付けてテカらせるのがコツです.

あまり厳密でなくて良いんです.ホビーですから,適当でいいんですよ.楽しみましょう.雰囲気が出たらOKです.

一通り終わったら,『トップコート つや消し』を吹いて完成.吹くときには,センサ部等の光沢が必要な部分にかからないように注意.

あ,そう言えば,これ以外にブレードの歯の部分をシルバーで塗装.

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完成.今回は作業時間を1時間もかけてないけど,まぁそれなりに見える程度には出来ました.

もっと時間をかけてやるとしたら,脚の接地部等に『ウエザリングスティック』等を使って立体的に泥汚れを付けたり,オイル汚れや赤錆その他をきちんと描き込む感じですかね.

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後ろからみるとこんな感じ.

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ちなみにマークはデカールではなく,初心者に優しいシールでした.なので,貼った際に境界の凸が目立つかも.

あと,砲身その他を処理した『ウェザリングマスターC』が良い仕事をしています.

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正面から見るとこんな感じ.パチ組み直後はプラスティッキーでいかにも軽いオモチャ感がありましたが,ヨゴシをすると重量感が出てきます.

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戦場を疾走して来て薄汚れたけど,センサだけは禍々しく煌々と光ってる…みたいな感じですかね.内部に十分なスペースがあるので,電飾すると面白いかも.

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57mm滑腔砲は,数分手をかけるだけでこの存在感.使い込まれた兵器,そして金属っぽい感じになります.

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ブレードもこうですよ.冒頭の写真と比較すると一目瞭然ですが,ただのプラスチックの板だったのが,触ると切れそうな雰囲気に変わっています.そして金属感が出て重量感が出ています.

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86 ジャガーノート(シン搭乗機)』,すごく良い感じです.

アニメの方はストーリーはこれから転がり始める感じですが,机の上にジャガーノートを置いて愛でたいなぁという方,2D画像やデータではなく,立体物がほしいなぁという方は是非.プラモデル初心者の方でも安心して手に取ってみてください.難易度的にも全然大丈夫です.

あと,完成後に追加で少し手間をかけられるなら,是非汚し塗装にもチャレンジしてみてください.こちらで紹介したように,Mr.ウエザリングカラーの『マルチブラック』,『スティンブラウン』,『ラストオレンジ』の3色と筆,そして『ウェザリングマスターC』だけでも十分です.見違えるほど素晴らしい物に変わることでしょう.

反省点としては,適当にチャチャッと作ろうと思って作業を進めたため,パーティングライン,合わせ目等の処理がちょっと…という感じだったことでしょうか.最初から気合を入れていたら,もう少し上が狙えたと思う.上の写真でも,合わせ目が目立っている箇所がありますしね.

それにしても,ヨゴシ塗装は『失敗したところは泥でごまかす』なんて感じに言われることもあり,塗装の中でも日陰者な感じでしたが,ジャガーノートに関しては完成度を左右する主役ですな.

と,いうことで,『86 ジャガーノート(シン搭乗機)』オススメです.

え?レーナのフィギュアは塗らないのかって?知らない子ですね…w

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