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2021年4月 6日 (火)

超小型偏愛/欲望ノートの自作:ミニサイズトラベラーズノートを自作する<リフィル・完成編>

と,いうことで,続きです.

前回はトラベラーズノート風の超小型カバーを製作しましたが,カバーだけではただの飾りです.それはそれで良いのですが,やはり実用品にしたいですよね.ミニチュア/アクセサリーとしては秀逸だった10周年記念缶のトラベラーズノート(レビューはこちら)ですが,実用品としては「?」でした.そんなわけで,今回はギリギリ実用性を維持すると思われる,A8サイズで作成しました.

あと,皮だけでなく中身も無いと意味がありません.(とりあえずの)完成形は以下のような感じなのですが,写真を見ても分かる通り,きちんと使用出来る中身(リフィル)も作ってみました.

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用意したのは,A7サイズのノーブルノートの方眼.普通のPPC用紙を裁断しても良いのですが,折角なので,紙質が良い方眼紙ということでコレを選びました.

これを加工し,A8サイズのリフィルを作ろうという算段です.

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このノートは糸かがり綴じになっています.それにしても…素敵な紙だ(うっとり).

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このような感じで,糸を解いていきます.

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そしてバラします.

この1枚がA6サイズで,中央で折ってあって1ページA7なわけです.

つまり,これを折り目の部分でカットして半分に折れば,A8サイズのリフィル用紙が出来上がるわけです.

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では裁断しましょう.

私が使用したのは,ナカバヤシのA4サイズのロータリーカッター.下の写真のタイプは既に製造終了しており,現行機種はコレです.

手軽かつ正確に紙を裁断することがある場合,このようなロータリーカッターが1台あると便利です.カッターと定規で正確にやろうとすると,多分気持ちが折れます.価格もコレなら2千円程なので懐に優しいし,替え刃(400円くらい)やマット(800円くらい)等の交換用パーツもあるので,長期間使えます.私のコレも10年以上使っており,未だ現役で快調です.

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と,いうことで,折り目で裁断.ズレて切ってしまった場合は,更にカットして調整すればOKです.自分で使う物ですし,サイズはザックリでOK.±1mmくらい大きさが異なっても問題ありません(自分に言い聞かせ).

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A7に裁断したものを10枚ずつ2つ折りするとこんな感じ.それっぽくなって来ました.A7のノーブルノートから3冊分(10枚*3)が製作出来ます.

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そして表紙用には,『SAKAE クラフトペーパーA4<特厚口>』を使用.厚さは120g/m2です.50枚入り.

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ロータリーカッターでA7サイズ(74mm*105mm)よりも広く,76mm*115mm程にカットします.

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そしてこれも二つ折り.

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先程作成した方眼紙のの束を入れるとこんな感じ.

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表紙に関してですが,畳むと必要となるサイズが(方眼紙の厚さの関係で)広くなります.まずは少し大きめに裁断し,この状態にしてみて大きさを微調整すると良いでしょう.あまりにタイトにすると使いにくいので,それぞれ1~2mm程度余白がある感じが丁度良いかも.

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うん.良い感じになって来ました.

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そしてホチキス止め.

マックスの『50周年祈念HD-10Dプレミアムブルー』を出動させます.3年前に販売された限定モデルですが,色が非常に綺麗です.まだ辛うじてAmazonの在庫があるようなので,欲しい人はお急ぎ下さい.

なお,たかがホチキス,されどホチキス.マックス製は性能も使い易さも百均とは全然違います.良い製品は長く使えますから,どうせなら良い物を選ぶのが吉です.

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使用針はNo.10で,PPC用紙20枚とじまでOK.

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では止めていきましょう.

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2箇所止めました.

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0.5mm程中心からズレましたが…き,気にしないんだから(涙)

位置決めは慎重に.

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完成です.

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早速カバーに1冊セット.まんま,トラベラーズノートですね.これで普通のメモ帳として使用出来るようになりました.

ただ,1つのカバーに1冊だけセットするのは勿体ない.

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そこで取り出したのは,セリアで購入したモビロンバンド.

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輪ゴムって経年劣化でボロボロになって切れたり,一部溶けて貼り付いたりするじゃないですか.モビロンバンドはその心配が無いので,長期間使用するものを束ねる場合はこちらの方が安心です.耐久性も良好.

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モビロンバンドをトラベラーズノートの連結バンド(レビューはこちら)のように使用し,中央のゴムバンドで固定されたリフィルに連結させる形で両サイドに1冊ずつ固定してみました.合計3冊.

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一応固定は出来たのですが,バンドの径がやや小さいため,かなりテンションかかっています.表紙のクラフト用紙が歪んでいて破れそう.危険なため,この方法で複数冊をセットするのは断念.

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次に取り出したのは,ダイソーで購入した『貼れるポケット』.

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表裏(左右),縦横,どのようにでも貼れるポケットと両面テープのセットです.9枚入っているので,コスパも良好.

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A8サイズですとこのポケットは大き過ぎるため,幅を短くするためにカットします.百均で購入すると,こういった加工を躊躇無く出来るので良いですな.

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そして表紙裏に同梱されている両面テープで貼り付けます.そして先程作成した方眼リフィルの表紙をポケットに入れると,こんな感じに.完璧です.

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そしてこちら側は,ゴムバンドの結び目が裏側に来るため,普通にポケットを貼り付けられません.

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そこでポケットをこのような形状にカットして貼ります.こちらにもリフィルをセット.

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3冊が綺麗にセット出来ました.良い感じです.これで120ページのメモ帳の完成.

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ゴムバンドで綴じるとこんな感じ.マチを長めにしたので,3冊が余裕を持って収まっています.見た目はトラベラーズノートそのものですな.栞やチャームは後で付けることにしましょう.

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下から見るとこんな感じ.もっと沢山詰め込め/挟めそうです.

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トラベラーズノートのオリジナル,パスポートサイズとの大きさ比較.底面積はパスポートサイズの半分くらい.純粋にリフィルの大きさだけで言うとA8が52*74mmで,パスポート(ほぼB7サイズ)は88*125mm.

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私のパスポートサイズのトラベラーズノートは具沢山です.今回作成したカバーも,モリモリと太らせたいところ.

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この角度で見ると,二回りほど小さいだけに見えます.

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ちなみに今回したハギレの中では比較的厚い方でしたが,純正の方が厚く,そしてシッカリしています.あと,トコノール&コパ磨き等,端の処理をしていないので裁断しただけのパサパサした状態になっています.これはこれで味があるのだけど,仕上げはどうしようかな….

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ロルバーン ミニと比べるとこんな感じ.一回り小さいサイズ.私が敢えてサイズ面で『実用性』に拘ったのを理解して頂けると思います.この辺りのサイズを下回ると,急激に汎用性が損なわれ,そして実用性が乏しくなって行きます.

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で,私が『偏愛/欲望ノート』としたのには,理由があります.ただのメモ帳にするつもりは無く,好きなモノを色々と詰め込もうという魂胆です.

最近は殆どの物をデジタル化して持ち歩く事が一般的になりましたが,データとして在るのと質量を持って存在するのとでは,存在感が全く違います.例えば何度も読み返した本の好きなシーン,推しや家族,はたまた旅行先で撮った景色の良い写真,好きな記事などの切り抜きetc,紙に印刷してスクラップしておくと,眺めているだけでニマニマしますよね.それを縮小コピー/印刷して,このノートの中に放り込もうという魂胆です.

下の写真は『泥まみれの虎』を自炊したものを一部抜粋して縮小印刷したもの.台紙はPPC用紙をA7に裁断し,前述のリフィルのように二つ折りしてホチキス止めしています.流石にルーペで拡大しないと読めない部分もありますが,この小さなカバーの手帳の中に常に居て,いつも持ち歩けるということに意味があるのですよ.誰ですか?ミニサイズ経本みたいと言うのは(笑)

他にも色々と詰め込みたいのだけど,『靴擦れペレストロイカ』も一部抜粋して貼り込みたいけど,メカコラムは字が小さくなり過ぎて,絶望的に読めないんだろうな.

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で,豆本化した物はポケットに差し込めばOK.ノートリフィルの表紙と1P目の間に差し込めば,共存できます.

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と,いうことで,まずは1組完成です.これからこのトラベラーズノート風A8サイズノートに,『俺の好きなモノを凝縮して詰め込むだー』の作業に入ります.そして既に,ペラペラとページを捲りながら眺めていると,ニヤニヤが止まりません.幸せだ….

あと,今回1組製作した反省点を踏まえ,今後は色々と試しながら他のサイズ・タイプも製作してみようかなと思っています.折角道具も揃いましたしね.もしかしたら,そんなわけで,システム手帳用のバインダーのパーツも買ってしまうかも.革も端切れではなく,きちんとしたのを買って使おうかな.

それにしても,レザークラフト楽しいね.文房具好きな人,モノを作ることが好きな人にはオススメデス.

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