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2020年12月20日 (日)

2021年の手帳をまとめて3種:ジブン手帳Lite mini/Rollbahn LOG CHART/Edit手帳 B7変型

2020年も残すところ10日じゃないですか!!

そんなわけで,20201年向けに買い込んでいた,『ジブン手帳Lite mini』,『Rollbahn LOG CHART』,『Edit手帳 B7変型』をまとめてレビューしてみます.

ジブン手帳 lite mini

公式ページはこちら.『ジブン手帳』は今年10周年とのこと.もうそんなに経つんですね.公式ガイドブックも年々完成度が高くなっており,特に今年は『流石!』と,唸らされるページが多かった印象があります.

ジブン手帳は『全てを記録する』というコンセプトのようで,時間に紐付いた日々の事象だけでなく,これまでの手帳のように『1年』というスパンではない,『何十年』という正に『人生』というスパンでの記入が出来たり(そのうち終活ページも入って来そうだ…),更には家系図等,自分が死んだ後にも役立ちそうな各ページがあったり…発売されたときはトンデモナイ手帳が出たなぁと驚きました.

が,色々と書ける反面サイズが大きく,印刷の色使いも少々派手なため,私はプライベート用に使用していました.しかしそういうニーズにもレスポンス良く反応して下さるようで『ジブン手帳 Biz mini』(レビュー記事はコチラ),そして『もう少し手帳寄りでミニマルを…』と思っていたら昨年『ジブン手帳Lite mini』(レビュー記事はコチラ)が出ました.そして今年は1日1ページという,このジャンルで双璧をなす『ほぼ日』と『Edit』が熾烈な争いを繰り広げているレッドオーシャンに殴り込みを掛ける『ジブン手帳 DAYS mini』(公式はコチラ)が登場.私もちょっと心惹かれましたが,様子見しているうちにネット通販から蒸発.購入しない理由が出来て,ちょっとホッとしている私が居ます(笑)

で,全般的に言えるのは,『フリクションでゴシゴシ消しても破れたりヨレたりしにくい』紙を使用しており,ブロックマンスリーおよびバーチカル手帳として非常に良く出来た手帳です.そして『ジブン手帳Lite mini』は(ジブン手帳としては)小型かつ,重装備を取り去って軽量化(薄くなった)タイプ.印刷も控えめで落ち着いています.その一方で,『フリーリスト』は沢山書けるようになっており,『ココだけは譲れない!』という強い意志を感じます(笑)

長々書きましたが,要は『手帳』として使いたい人にピッタリなのが『ミニマルなLite版』である『ジブン手帳Lite mini』ということです.

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昨年もレビューしましたので,今年は軽めに行きます.

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私はネイビーを購入しましたが,ベージュライトピンクライトブルーというポップなカラバリが多く,明らかに女性陣を意識したラインナップです.ただ,『女性向けだからミニマルにして軽くして…』というのはユーザーの裾野を広げる意味では有効だと思うけど,ジブン手帳を購入するような女性陣は,パンパンに分厚くなって重くなった超弩級戦艦級手帳でも普通に使う文具女子が多いような気が(^^;

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イヤープランナー.

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左ページは2021年と(翌年の)2022年のカレンダー.右ページは今年の目標とそれを実現するための行動を書いていくページ.『仕事・勉強』や『資格・教養』など複数の項目に分かれています.

日々の忙しさに振り回されっぱなしだと,気が付いたら当初の目標や目的から離れてしまっている…なんてことも往々にしてあるので(おっと,ブーメランが(笑)),最初に計画を立てて,たまに見直して軌道修正することが必要です.漫然とやっていてゴールに辿り着くって事は,滅多にありません.相当強い目的意識と強い意志を持っていたとしても.

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そして鬼のように項目が沢山ある『フリーリスト』.『○○をする』やリスト的に管理出来る事柄をガッツリと流し込むページ群です.オリジナルのジブン手帳では内容別にリストページがあるのですが,人によって使う/使わないにムラがあるでしょうから,汎用的なフリーリストにして しまうというのは良い選択だと思う.

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そしてブロックマンスリー.通常の仕事のスパンで俯瞰するという意味では,やはりマンスリーが必要ですな.

下にはガントチャート型のエリアもあるので,複合技で色々と便利に使えます.

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そしてバーチカルのウイークリー.土曜は青,日曜は赤と薄い色がかかっているだけで,時間軸にギラギラしたオリジナルのような印刷はありません.個人的にはこのタイプが一番好き.あと,24時間軸があるのも大事.細かく書くと色々と工夫が散りばめられているのだけど,割愛.

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そして方眼メモ.

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最後に『今年の振り返り』.手帳を使い終わる際に翌年に向けてこれを行うのは重要.でないと,何となく区切り無くズルズルと年が明けて…と,なってしまいます.時間は連続していて切れ目はないけど,人為的に何らかの区切りを設けて振り返り,そして仕切り直して前を向くっていうのは大事.

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非常に積極的にユーザの声を拾い上げている感じがするので,不満点があれば直接ツイートしたりしても良いかもですね.生い立ちからしてメーカー主導/マーケから生み出された手帳ではありませんし,ユーザやコミュニティが育て上げて年々進化する手帳という感じがします.

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Rollbahn LOG CHART

ダブルリングノートはたまに使いますが,日付の入ったタイプは初めて購入したかもです.

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それもダブルリングタイプではなく,ホチキス止めのノートタイプ.表紙のロゴが無ければ,Rollbahnに見えないっスね.

本当はダブルリングタイプにしたかったのですが,レビューを読んだらフォーマットが腐っていて問題があることが分かったので,こちらにしました.危ない,危ない.

今回購入したのは,『ロールバーン ノートダイアリー ログチャート B6』です.私が購入したグレージュはAmazonでは品切れになったみたいで,12月20日現在,表紙の色として『イエロー』,『ダークブルー』,『ホワイト』,『ライトピンク』が入手可能です.『ダークブルー』は深いロイヤルブルー/ネイビーのような感じで凄く綺麗かも.

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では,中身を見ていきましょう.

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左側に2021年と(翌年の)2022年のカレンダー.右は2020年10月からのイヤープランナー.

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2022年3月まで記入可.

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そしてここからがメインページ.

左側がブロックマンスリー,右側がリスト型のマンスリーになっています.

もうこの時点で,色々と使い方に関するイマジネーションが湧く人が多いと思う.例えば左側のブロックマンスリーで『○時からteamsで○○打ち合わせ』や『○○締め切り』のようなピンポイントのスケジュールを管理し,右側は連続的な仕事の進行管理を縦型のガントチャート的に行うという使い方がフィットするでしょう.また,ガントチャートの線を引ないにしても,大きな塊である仕事を分割し,細かくなった仕事のパーツを『こざね』的に項目として並べて書いて行き,ToDoリストのようにして進捗管理しても良いと思う.

ページをめくらず,ひと目でパット見で今月の状況を把握するための素晴らしいフォーマットだと思う.

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2021年12月まで見開きでこのフォーマットが続きます.

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そしてその後ろには,方眼ノートが続きます.ページ数の割合で言うと,スケジュールと方眼ノートが半々になっています.

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ただ,私はこのフォーマットを進捗管理とは別の用途に使おうとしています.少なくとも現状は.

下の写真で一回り小さいのは,Ryu-Ryuの『スマイリー』手帳.スマホサイズで小型.デザインも良く,リフィルのフォーマットも素晴らしくて愛用しているのだけど,2020年版をもって廃番とのこと.orz

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惜しい手帳を亡くしました….多分,筆記エリアが小さくて普段使いの手帳としては使いにくい…ということで売上げが伸びなかったのだと思う.ただ,今年から世界中でテレワークメインの時代に移行した関係で,この『スマイリー』のサイズやフォーマットの真価を生かせる時代が到来した(と,私は思っている)ので,もう1~2年頑張ったら状況が変わったと思うのだけどな.実に惜しい手帳を亡くしました…(大事な事なので2度書きます).

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で,フリクションライトのレビューページで触れましたが,私はこれを『欲望記録手帳』と名付け(笑),それ専用に使用しています.なので,この手帳での管理を無くしたら,私の欲望が暴走してしまう(笑)

例えばブロックマンスリーでは,『アレ買ったとか,コレの発売日』とか管理してるし,『今日は何冊本買った/読んだ』も管理してる.余談ですが,読書のメインをkindleに移行した関係で,ちょっと気を許すととんでもないことになるんですよ.積読の割合もある程度あるけど,ちょっと気を許すとすぐに一ヶ月で100冊超えたりしちゃう.流石にこれはマズイ.なので,日々記録を付け,適時数値化して見られるって大事なんです.

ちなみにkindleの冊数,今日の時点で8,466冊だってさ…(驚愕)

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そしてリストのページは棒グラフ用に.このページ,現在は本の冊数では無い某1軸パラメータ(棒と某はかけてないですよ!!)を記録しているのだけど,『落ち着け,オレ.そして少し休め』が棒の長さと色で分かるようになっています.今年の10月は比較的平和だったなぁ…(遠い目)

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幅的にはログチャートのリストページの4分割された1コマに押し込めそうなので,これであれば4パラメータの記録が出来そう.

スマホサイズの手帳だとページをめくる必要があったけど,左右ページで1ヶ月分の諸々を俯瞰出来るので色々と便利になりそう.

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そして方眼ページにはこんな感じで折れ線グラフですかね.おお,結構今年はかなり平和になって来たけど7月と11月は少々ヤバかったな…的な俯瞰が出来ます.筆記エリアが広くなるので,ミッチリと詰め込まず,メモとかも書き込みながら広々と使うようにしょうかね.

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Edit手帳B7変型

『人生をEditしよう』の『Edit』手帳(公式)で最少となる『Edit B7変型版』です.

表紙色は今回紹介する『ナイトブルー』だけでなく,『アッシュピンク』『オリエンタルレッド』『プリムローズイエロー』『ペールアイリス』『ミルキーホワイト』の6色展開.オーソドックスな『黒』とか『赤』は無いけど,誰でもきっと気に入る色がある感じ.

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以前一度使ったけど,この大きさ,厚さ,色合い,手触りetc,全てに関して私のハートを打ち抜く絶妙なバランスです.では何故使い続けていないのかと言うと,筆記サイズが中途半端(失礼!)で,ライトに使うと広過ぎるしヘビーに使うと狭過ぎという谷間にハマってしまったんです.

ただ,昨年購入した『NOLTYデイリーブック』(レビューはこちら)を何気なくベッドサイドに置いたら,メチャクチャ便利だったんですわ.なので2021年版も購入しようとしたのだけど,『NOLTY メモティ』(レビューはこちら)は定番化されたけど『NOLTYデイリーブック』は定番化ならず.残念.

そんなわけで乗り換え先を考えたのだけど,『おお,そう言えばピッタリなのがあるじゃん』ってことで何年ぶりかで復帰です.

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そうそう,そう言えばEditも10周年とのこと.ただ,限定グッズは控えめで,B7変型版には無し….

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オフィスワークだと物足りないと思うけど,用途によってはこのサイズが絶妙になるんですよね.

テレワークにシフトした人も,ゴツイ手帳からこの小型サイズに移行しても意外と支障無いかもです.小型というと外回り時の携帯性がフォーカスされる事が多いけど,家庭内移動とか家の机の上で広げたり…というシチュエーションも考えると,むしろテレワーク向きかも.日々の記録に必要な筆記面積も,テレワークになってから,ノートだと広過ぎるけどバーチカル・レフト型の手帳だと少ないという人も多いでしょうし.意外とこのサイズの1日1ページフォーマット,流行るんじゃ…(期待).

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そしてこの厚さ,そして銀箔押しも『物』としての魅力をグレードアップ.

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小さいけど,手帳としてはシッカリしています.

まずは2021/2022年のカレンダー.

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イヤープランナー.

あ,ミッチリと小さな字で書き込もうとしてはいけないサイズです.

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そして『2021のビジョン』ページ.『ジブン手帳』にもありましたが,目標と実施計画をまとめるページという感じですかね.

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1箱1ヶ月のイベントを列挙するページ.どちらかというと,こちらの方をフリーフォーマットのイヤープランナーとして使う感じかな.

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定番の月曜始まりのブロックマンスリー.左端に1列『WEEKLY TO DO』コマがある等,各所に工夫が.

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そしてメインの中身と言える,1日1ページのダイアリーページが続きます.

あまり細かく解説しませんが,上に日付,左に縦方向に時間が印刷されているドット方眼という感じ.上には天気や気温が書けるエリアがあるけど,印刷が淡い色ですし押し付けがましいフォーマットになっていないので,日付が打たれたフリーなドット方眼ページとして使えば良いかなと思います.なお,タイムラインは6,12,18,24のみ数字が振ってあり,他は太目のドット.そして1ドット1時間として見ると,4時~25時という感じ.普通の人であれば支障無い範囲ですね…私の場合は…24時間欲しいかな.

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栞は2本.

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そして12月31日の後はドット方眼のメモページが続きます.

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まとめ

少々駆け足になりましたが,3種の手帳を紹介しました.

昔は『ポケット一つの法則』と言われ,情報の入り口は1つにし,そして1つで管理するのが好ましいと言われていました.そのため手帳も『全てこの1冊で』が王道でした.ところが最近は,用途別に複数の手帳を平行して使う人が増えてきたような気がします.

流石に自分の体は一つですので,その体の使い方を管理するとも言える『スケジュール管理』に関しては『ポケット一つの法則』を守らないと怖い.ダブルブッキングとかスケジュールの見落としとかありそうですから.しかし,『管理対象が違うのであれば,手帳を分けてもいいじゃん!』と,思います.最近は,1冊の手帳で複数のもの(例えば仕事とプライベートのスケジュールを1冊で別管理など)を柔軟に管理出来るような仕組みが工夫され始めていますので,無理に分けることはないかもしれませんが.

そんなわけで,私は主なスケジュール管理はmini5やmini6で行い,その他は用途別に手帳を分けて管理する方針にして行こうと思っています.まだまだ試行錯誤を続けている部分もありますけどね.

あと,今年はコロナ禍の関係で生活がガラリと変わった人も多いでしょう.そのため,手帳に求められる内容もかなり変わって来ているように思います.先日,『在宅勤務になったら横に上司や同僚はいないので,仕事の自己管理が重要になって来ている.これまでは上司の指示通り動いていた人は特に』(意訳)のような内容の発言を文具王がされていたように思います.そうなんですよね.ホント.ただ,私の周りは上も下も中途採用の人ばかりで,業務に対する自主裁量権も大きい.そして権限と責任は基本的に(笑)連動するので,自ずと仕事の自己管理が出来ないとやっていけない.なので,ちょっと違う環境の話かな…なんて思う部分もあったのだけど,世間的にはもっと深刻な話もあるようで.業務が振られてそれを自己管理で進める…というのが仕事の基本形かとは思うのだけど,そもそも仕事が振られない状態になったらって話です.特に,ネットが活用されると組織が強制的にフラット化されるし,業務は『ヒト』と一体の物ではなく『コト』として振られて行くので,純粋なワークフローとしての存在である『管理職』は仕事が無くなっちゃう人が多くなるんじゃないかな.

ある意味,既に雇用の非正規化がかなり進んでいるけど,正社員とかも実質的に個人事業主のような働き方を求められるようになるのではないかということです.社内のニーズをウォッチして仕事を取りに行き,そして自己管理で進め,成果物を会社に納めるようなスタイル.かなりの会社は個人事業主の集合体のような感じになっていくのかもしれないなと思う.あと,かなり深刻に思うのは社内教育に関して.既に悲鳴が上がっている所が多いけど,企業は従来型の研修やOJTが出来なく/やりにくくなるので,今以上に即戦力を求めるようになるのではないかと思う.実績のある人を中途採用で積極的に採る方向にシフトしたり,派遣や請負を短期的に活用して回す方がリスクが少ないしでしょうから,今以上に色々と流動的な方向に変わっていくと思う.

そう言えば,『zoomには上座や序列に応じた表示方法の違いが無いので,日本の会社には馴染まない』なんて(半分本気の)笑い話もあったけど,その方向性も少し面白い考察が出来るかも…エグくなるかもなので,止めとこう(笑)

少し手帳の話に戻すと,去年まで手帳に『打ち合わせ』や『訪問』という予定ばかりが書かれていた人で,テレワークになったら真っ白になってしまった人は,色々と危機感を持って仕事のやり方を変えていかないといけないかもですね.さぁ,手帳の『今年の目標と到達に向けての実施の仕方ページ』の出番ですよ.

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最後に少し重い話になってしまいましたが,色々と仕事の内容ややり方が変化している人は多いと思います.昨年までであれば,『これまで使い続けていた手帳をリピートで買う』で良かったと思います.今年もそれで問題が無ければ良いのですが,『何か違う』『シックリこない』『どうも使いにくい』と,思ったとしたら,手帳を変えてみることをお薦めします.手帳の世界も年々変化していて,きっとあなたに合った手帳がどこかで生まれています.1冊買ったら1年使い続けなくてはいけないという物でもありませんので,複数冊買い込んで色々と試すのもアリでしょう.1月始まりの手帳の在庫が無くなっても,2月下旬頃になれば,4月始まりの手帳が手回り始めます.世の中が劇的に変わったわけですし,手帳に対する考え方も柔軟に変え,使い方も変えてみましょうよ(^^

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