野帳やシステム手帳各種サイズに対応する,一年を俯瞰出来る蛇腹式のブロックマンスリー:じゃばらんだ
このままでは,手帳関係を紹介しきれないうちに今年が終わってしまう…と,いうことで,焦りつつスケジュール帳ネタ.
今回紹介するのは,『じゃばらんだ』(公式)という蛇腹式のスケジュールリフィルです.形状的には,私も愛用しているこのようなタイプの蛇腹式のイヤープランナーのように見えます.でも,所謂リスト式が並んだ『イヤープランナー』なフォーマットではなく,ブロックマンスリーの連結なんです.そしてこの製品の凄い所は,多彩なサイズがラインナップされている事.A5スリム,バイブル,ミニ6,ミニ5,野帳の5種ラインナップなんです.大事な事なので繰り返し書きますよ.ミニ5と野帳サイズもあります.ほぼ全てのシステム手帳ユーザの他,野帳ラーまで射程範囲内です.
この時期,BE-PAL12月号付録のスケジュール野帳を楽しみにしている人も多いと思います.しかし,ノートページを使い切ると途端にデッドウエイト付きのスケジュール帳になってしまう.そのためもあり,通常の野帳との2冊持ちが推奨されているような感じ.しかし,野帳用『じゃばらんだ』を使用すれば,好きな野帳にスケジュールページリフィルをセット出来,そして野帳を使い終わったら次の野帳にスケジュール部分だけ引っ越すことが出来ます.詳しくは,公式のYoutubeでのじゃばらんだ野帳セット方法解説動画参照のこと.
そして去年までは『じゃばらんだ』は生産量が少なく,入手しにくい状態でしたが,今年(2021年版)は一部機械折りを使用して十分な生産量が確保されたとのことで入手しやすくなっています.私は『スライド手帳ネットショップ』からネット通販で購入.当然mini5です!!
と,いうことでご紹介.
所謂,大手メーカーのが大量に生産して大量に販売する…という感じの製品ではありません(失礼!).微妙に漂ってくる職人作業の雰囲気とアットホームな暖かさがまた良い感じです.
でも,それは中身が『それなり』ということを意味しません.中身の工夫も品質も素晴らしい出来なんです.
今回購入したのは,mini5(Micro5).
『淡クリームマンキリ』という書籍用に開発された紙を使用しているとのこと.スケジュール管理用リフィルは1年を通じて使いますが,それに耐えうる十分な耐久性がありそうです.また,紙の色合いはクリーム色で目にやさしく,そして肌触りも滑らかです.デザインや印刷の品質も素晴らしく,一流メーカー製と言われてそれなりの価格で売られていても納得するような出来です.
では見ていきましょうか.最初はカレンダー.
月曜始まりのブロックマンスリー(?)が12月28日から連なっていきます.この色合い,このフォント,私のストライクゾーンど真ん中です.昔,大好きで愛用していたbindexのmini5の…うっ.httpsページからhttp画像を表示出来なくてサムネイルが表示されていない…こんな感じ(画像)と雰囲気がそっくりです.大好き.
で,この『じゃばらんだ』は1枚物で,片側が半年分.両面で1年分になります.
最後のページは2022年のカレンダー.
今年はこんな時代になってしまい,今の時点では,来年ですらどのような世の中になるのか見えにくい.しかし,きっと2022年には『あのときは大変だったよね』ってなっているんだろうなぁ…そうであって欲しい.
で,繰り返しますが,これはmini5です.
綺麗に折られており,手を加えるとしたらリング穴の補強くらいかな.『mini5穴補強シール』を使いましょうかね.
で,手帳に収めるとこんな感じ.当然ですがサイズピッタリ.厚みもそんなにありませんし,きちんと折られているため,膨らんで開いてしまうこともありません.
俯瞰時はこんな感じでパタパタ開いて使えます.
もう2021年までカウントダウンですぜ.それにしても,今年は色々な事がありましたね….
使用時に全て広げる必要は無く,こんな感じでパタパタとめくっても使えます.折り目が丁度ブロックの境目になっているので,とても使い易い.
その一方で,1面1ヶ月でないため,折り目が月の途中に来る場合があることが難点ですかね.1ヶ月単位の俯瞰をしたい場合は,少し引き出す必要があります.
横から見るとこんな感じ.普通にブロックマンスリーを入れているのと厚みの感覚は同じです.
全体を俯瞰しやすい蛇腹構造,素晴らしいのです.それもリスト式ではなく,ブロック型.そしてbindexのmini5難民であった私としては,この紙質,紙の色,デザイン,フォント,インクの色合い全てが懐かしいと言いますか,ストライクゾーンど真ん中です.変に自己主張をせず,それでいて視認性が高く,細かな所までよく考えられていて使い易い.おまけにmini5サイズ.涙が出そうです.他のバインダーサイズのユーザであっても,普段使用しているリフィルの見た目にシックリ来て居ない人には,是非一度見てもらいたい.きっと気に入ると思う.
そんなわけで,蛇腹式に興味のあるシステム手帳ユーザー,そしてスケジュール管理に困っている野帳ユーザーは是非,『じゃばらんだ』を試してみて下さい.『スライド手帳ネットショップ』等で購入出来ます.オススメです.
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