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2020年6月 1日 (月)

きっと好みの色,あり〼:サラサ グランド

とても魅力的な製品にも関わらず,発売直後にネット通販から瞬殺.そうこうしているうちにコロナ禍が…という感じで紹介しても文具屋に行きづらいタイミングになってしまい,アップがこんなに遅くなってしまいました.が,とても魅力的な製品なので猛プッシュで紹介しますよ~.

『サラサ/SARASA』はゼブラのジェルボールペンのラインですが,文字通りサラサラっとした書き味が持ち味.そして耐水性のある水性顔料インクを使用し,濃くて滲まない鮮やかな発色が売りです.で,元々サラサも多色ラインナップしていたのですが,『高級感溢れるオトナのサラサ』というキャッチフレーズで出たラインナップが今回紹介する『サラサ グランド』(公式)です.

ビンテージカラーのインクを搭載し,軸もインク色に揃えるという凝りよう.発売になった11色の中から好きな色があれば,これは行っておくしかないでしょう.かくいう私は,『ブルーブラック(インク色)/ダークブルー(軸色)』(下写真)と『キャメルイエロー』の2本に行ってみました.

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高級軸ラインのためか,剥き出しのバラ売りではなく,ブリスターパックになっています.

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『SARASA Grand』

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ボール径は0.5mmです.そしてまずはブルーブラックを紹介.

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インク色がブルーブラックのペンだけ,軸色がインク色と同じではなく,ダークブルーになっています.

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メーカーが『オトナのサラサ』と言うだけあります.見て下さい.この存在感,そして高級感.そしてマットに光るダークブルーの軸の輝き.私のストライクゾーンど真ん中ですわ.

その一方で価格は千円以下というリーズナブルさ.信じられない程のメーカーのサービス精神.

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メーカー名とブランドの印刷はゴールド.チープな感じになるギラギラ系では無く,高級感溢れるマットで控えめなゴールドです.

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クリップ回りの金具はメタリックなゴールド.そしてこの構造です.隙はありません.

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クリップにはエンボス加工で『SARASA』.

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クリップが当たる部分は少し加工がしてあって,単に金属軸とクリップが噛み合って挟むという構造ではありません.凝ってるなぁ.神は細部に宿るというのを体現している.

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そしてノック部分は半透明のチップが付いていて,この尻軸を見ればインク色が分かるようになっています.ペン立てに立てておいたときに便利なのと,ポケットに挿したときのワンポイントにも良い感じ.

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ペンの先端は砲弾型.

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そしてノックをすると…

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ニュッと…保護用チップが付いてましたね.

そうそう,最近はペンがバラ売りされていると,サンプル以外のペンを試し書きに使う輩が多くて『うっ』とかなってしまいます.それもこの保護用のチップをワザワザ外し,試し書きしている人が居るってのは…何を考えて居るのだろう.

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話戻してペン先はこんな感じに出ます.あまり奥まっていないので,ニードル状のペン先ほどではありませんが,筆記位置が見やすいです.

あと,最近は細軸多色ボールペンが流行っていますので,単色でこの太さの軸は勿体ない感じもしますが,そこを敢えて単色で割り切るというのも粋な感じ.

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書き味は流石のSARASA.サラサラしていて滲みも掠れもありません.そして色味も『これぞブルーブラック』です.

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リフィルは交換式になっています.通常モデルとの交換も可.

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JF-0.5芯であれば入ります.

あと,とても嬉しかったのは,限定インクのモデルでも『インクを使い切ったら軸込みで買わないと手に入らない』ということではなく,リフィル単体売りもあること.

『ブルーブラック』は定番品であるのですが,例えばビンテージカラーの『キャメルイエロー』もまだ購入が可能です.人気色は無くなって来ているようなので,『これは!』というカラーが見付かったのであれば,リフィルは早々にまとまった数確保しておいた方が良さそう.

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そして『ブルーブラック』は通販で予約購入していたのですが,店頭で見かけて試し書きをし,『この色は素晴らしい!』と,感動したので購入したのが『キャメルイエロー』です.

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これはインク色も軸色も同じ.

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『キャメルイエロー』と言うと,何となく『黄土色』とか連想してしまうのですが…実際に書いてみると違うんです(後述).

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こちらは抑え気味なメタリックなキャメルイエロー軸.ちょっと華やかな化粧品を連想させます.

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そして尻軸のチップもインク色.ブルーブラックと並べるとこんな感じ.

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上がブルーブラック.下がキャメルイエロー.

黄色系のレポートパッドに書いてみると,ブルーブラックは『俺は黒とはひと味違うぜ』という感じで味が出るのですが,キャメルイエローはオレンジっぽく沈んでしまいます.

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その一方で目に眩しいくらいの白地に書くと,ブルーブラックではちょっとコントラストが激しすぎて『味』が飛んでしまう感じです.その一方で…見て下さい,このキャメルイエローの『艶』を.オレンジでは無く,黄色でも無く,ましてや『黄土色』という漢字3文字の色でもありません.蛍光では無いけど明るくて,華やかで,それでいて安っぽくない大人の色.すごく好みです.

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まとめ

と,そんなわけで,発売から3ヶ月程経ってしまいましたが,『オトナのサラサ』こと『サラサ グランド』の紹介でした.

単に『大人向けの高級っぽい見た目の軸にした』だけの製品ということではありません.『サラサ グランド』という世界観に合わせてコンセプトを作り,製品が作り込まれている感じがあります.そして『インク色』にも拘りが.人の色の好みは文字通り十人十色です.ビンテージカラーインクを11色もラインナップし,オトナならきっと好きな色が見付かることでしょう.そして価格はアンダー千円という至れり尽くせりです.サラサ グランドをオススメせず,何をオススメ出来ましょう.

あと,その筋の人であれば全色コンプに血道を上げるでしょうけど(笑),その世界の入り口に立っている,もしくは沼のほとりで水遊びしている人向けにアドバイスすると,

です.

店頭で手に取って軸を眺め,そして試し書きしてみるのが一番だけど,迷ったらネットの商品/色見本で選んでみて下さい.きっと『お,コレは!』という1本があることでしょう.

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