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2019年12月31日 (火)

年末に登場の細書きボールペンの大本命:ジェットストリーム エッジ

『消せるボールペン』は『フリクション』,『ヌラヌラと書いて快感ボールペン』は『ジェットストリーム』というのが(個人的には,もっと色々なペンをプッシュしたい所ですが)巷では定番化している今日この頃.そんな中,ジェットストリームの新ラインとして,年の瀬も押し迫った12月20日に新製品が出ました.その名も『JETSTREAM EDGE』(公式)です.

このラインの売りはというと,何と言っても『0.28mm』の超極細.そして筆記位置が確認しやすい新開発の『ポイントチップ』.そして明らかにメモリアル的な特別なオーラを纏っているその軸の高級感.

発売日前に情報がバンバン流れ,そしてあちこちでデモ等がされていたこともあって,店頭に並ぶ前から既に火が付いていた感じです.数日前倒しで販売を開始した店舗での購入報告が上がり始めるや否や,文具クラスタ住人の争奪戦が勃発し,あちこちの店で店頭在庫が急激に無くなりつつあります.現在は年末年始の休みで出荷が止まっているでしょうし,潤沢な数量が流れるにはしばらくかかるでしょうから,『今すぐ欲しい』と思った人は見つけ次第速やかに確保した方が良いでしょう.

私も二本程購入したので簡単にレビューしてみます.

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『ジェットストリーム エッジ』は1色BPで,最近流行の多色スリム軸とは方向性が異なります.『副次的,もしくは組み合わせによって生じるメリット』ではなく,『本筋1本でのペンとしての性能での勝負』です.実に潔い.

で,私が購入した1本目は『オレンジ』.この他に『ブラック』,『シャンパンゴールド』,『ネイビー』,『ホワイトレッド』のカラバリがあります.

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そしてこのオレンジ軸のみ『数量限定』.『限定』って言われると手が伸びちゃいますよね.店頭でも,ガサッとオレンジ軸だけ減っている店がありました.みんなホント,簡単に踊らされちゃうからなぁ…私もその一人です(笑)

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そしてエッジの売りは,0.28mmという超極細のボール径.1本1本透明のブリスターパックに収められて販売されていますが,きちんとケースにアピールポイントが印刷されています.単に軸が綺麗なボールペンでは無いんです.でも…三菱鉛筆謹製の専用の陳列棚収められずに普通に陳列されてしまうと,下の方の印刷は隠れてしまうこともあります.折角のアピールポイントなので,上の方に配置する(例えばEDGEの横にとか)デザインの方が良かったのでは無いかなと思ったりもします.

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そして替えのリフィルは赤,黒,青の三色.どうせなら緑も…のように変にカラー展開せず,定番の3色に絞られています.

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『超・低摩擦ジェットストリームインク』が根っ子にある製品群ですので.単なるブランド名が同じで中身が全くの別物という心配が無く,安心して購入・使用が出来ます.

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で,もう1本購入したのはネイビー.このメタリックな渋いブルーの輝きも何とも言えません.

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クリップはこのようにワイヤータイプです.

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横から見るとこんな感じ.一見ヤワですが,作りもホールド力も意外としっかりしており,かなりの厚さの物にも挟むことが出来ます.

あと,このカラーリングとデザインだけを見ると,RHODIAかLAMYかと思ってしまう…(笑)

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軸はメタリック色ですが,樹脂製です.そのため重量もズシリという程は重くありません.

そして握る部分の滑り止めもこのような縦筋になっており,所謂『おろし金』のようなローレット加工とは異なります.これは有り難い.例えばロットリングのメカニカルペンシルのような気合いの入った軸だと,筆箱内で仁義なき戦いを始めますので.

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ネイビーはこんな感じ.美しいなぁ(うっとり).

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ではペン先を見てみましょう.

ジェットストリーム エッジはノック式です.普段はこのようにペン先が収納されています.

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ノックしてペン先を繰り出すとこんな感じ.元々軸の部分からペン先にかけてかなり絞り込まれているので,かなりシャープな感じです.ボールペンなのにシャープ…ゴホン,ゴホン…いや,止めておきましょう.

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折角ペン先が細くても,その紙に触れている部分が見にくいと使いにくいわけです.折角細くても,適切な場所に(確認しながら)緻密に書けないと意味が無い.そこで三菱鉛筆は,通常の砲弾型ではなく新開発の『ポイントチップ』をエッジに採用しました.

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このように極細の線をスルスルと描いていきます.素晴らしい.

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絵も字もイケます.

なお,書き味は『スルスル』.やや太目のジェットストリームのような『ヌルヌル』ではなく,細いペンで有りがちな紙を引っ掻くような『カリカリ』でもありません.また,軸の重心がやや下にあって書きやすく,その一方で軸が軽いために長時間の筆記でも疲れなさそうです.これはかなり良い感じ.

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身近な所にあった青系のペンを並べてみました.ネイビーと黒の組み合わせは素晴らしいなぁ.

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軸の握る部分を回すと分解が出来ます.

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そしてエッジは1色物ですが,パーカータイプのようなゴツイサイズのインクタンクが付いたリフィルでは無く,普通の多色ボールペンのようなリフィルを使用しています…と,言いますかこの形は使い回ししてって言ってるっしょ.

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と,いうことで,ド定番の『ピュアモルトプレミアム 4&1』にセットしてみましょう.

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元々は赤,黒,青,緑のペン先0.7mmリフィルと0.5mmシャープがセットされています.

そして同じメーカー製の軸であれば互換性があることが多いのですが,メーカーを跨ぐと『芯径が合わない』とか『長さが異なる』なんて感じで合わないことも珍しくありません.実にヤラシイなぁ.ただ,今回はジェットストリーム同士なので行けるでしょう.

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そうそう,通常のBPのリフィルは先端部が小さい球形の樹脂製のチップで保護されていることが多いのですが,エッジ用のリフィルはキャップで保護されています.やはり0.28mm程の細さになると,ちょっとした樹脂製の保護用パーツの破片とかでも深刻なダメージを被るんでしょうね.

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並べてみます.ポイントチップ以外は見分けが付きません.これは…行ける!

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早速リフィルをセットして使ってみましょう.

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多色ペンにありがちな,ペン先に隙間が出来て筆圧を書ける度にカチカチする…なんてことはありません.実に良い感じです.大成功.

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まとめ

と,いうことで,超極細のジェットストリーム エッジのご紹介でした.

超極細ペンは,ニッチの用途に特化した特殊なペンや,ややイロモノ系に分類されるようなペンが多いのですが,ジェットストリーム エッジは『実用性』という面でしっかり研究されたペンでした.単にボール径を極細にしただけではなく,『極細になった場合,どのようにしたら使い易く,そしてどのようにしてしまうと使いにくくなるか』がよく考えられています.

例えば,キャップ式ではなくノック式.使い始めや終わりにワンアクション少なくなるのは快適性を向上させます.そして絞り込まれた形状のポイントチップが採用されており,筆記位置が確認し易い.これも一見『砲丸型でも書けるしいいんじゃね?』って思われるかもしれないけど,使い勝手に直結する部分なだけに地味に重要です.更に軸は重心や重量が共に丁度良い塩梅になっており,書き易くて疲れにくい.

『モノ』として見た場合,リフィルに多色ペン用と形状的な互換性を持たせており,使用パーツも共用出来る部分はしていて専用品仕様にはなっていない.生産コストも考慮されているのでしょう.これは価格に跳ね返るため,ユーザにとっても他人事ではありません.

そして何よりも,嫌味で無い高級感を纏ってる.

三菱鉛筆さん,1年の最後にとんでもない製品を投入してきましたねぇ(賛美).そのようなわけで,精密・緻密な線をカリカリ書く人や,小さな文字を書く必要がある人には『ジェットストリーム エッジ』を手放しでオススメします.カラバリも複数ありますので,あまり目立ちたくない人はブラックを.『ほら,限定色だよー』ってその筋の人に対して(笑)目立ちたい人はオレンジ軸から入ってみては如何でしょうか.

今は店頭在庫が乏しいようですが,次第に回復してくると思います.また,店頭に無くても,店員さんに聞くとレジの奥から出てくる場合もあります(京都ヨドではこのパターンでした).今すぐ欲しい人は地道に店舗巡りをしてみてください.

 

さて,本ポストが2019年最後のポストになります.何だか過ぎてみると今年もあっという間だったような.来年も面白いグッズや興味深いガジェットの紹介を中心にポストして行こうと思いますので,今後ともよろしくお願いします.

良い年をお迎え下さい.

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