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2019年1月22日 (火)

普段使いに最適な高音質完全ワイヤレス低価格イヤホン『QCY T1』を使う&高音質化を色々と試す

丁度1年程前になりますが,AnkerのZolo Liberty+を購入して使い始めました.完全ワイヤレスイヤホンとして使い勝手が良く,そしてそれまでの『数万以下の価格帯の完全ワイヤレスイヤホンの音質はカス』という印象を完全に破壊する高音質に,実に驚いたものです.そのとき書いたレビューはこちら

音質,そして使い勝手共にとても気に入りまして,出張に連れ回したりなどしておりました.

ちなみにこのレビューを書いたとき,『今後は星の数ほどの廉価な完全ワイヤレスイヤホンを試しまくり,いずれも満足できずに人柱の星になるのかなぁ』なんて予感がありました(笑).しかしZolo Liberty+は『私にとってはこの製品が終着駅でも良いかな?』なんて思わせる魅力がありました.

ところがです.その日は突然訪れました.予想していた悪夢が現実の物となったと言いますか….

出張帰りの新幹線.疲れ切っていてイヤホンを耳に入れたまま気が付くと眠りに落ちていました.そして頭がカクッとなった瞬間にコンコロコンという硬質な音がしました(多分,手摺りのどこかに当たって遠くに飛んでった音).その音を聞いた瞬間に眠気が吹き飛び,同時にサッと血の気が引くのを感じました.右耳側のイヤホンが脱落して見えないところへ転がって行ったのがすぐに理解出来ました.

普通車に乗っていたらおそらく普通に床に転がっていたと思うのですが,そのときはグリーンに乗っていたこともあり,何処に入り込んだのやら…という状態.その場で大音量で鳴らしたり等しつつ探しても見付からず,後で逸失物サービスに問い合わせるも出てこずでした.このとき初めて知ったのだけど,JRのサービスも進化していて逸失物問い合わせがwebチャットで出来るようになっていました.驚き.

まぁそんなわけで,『脱落しそうで怖い』なんて書いていたのですが,図らずも実際に起きてしまいました.完全ワイヤレスって片側無くすと完全に文鎮化するので涙目です.

で,その後『Zolo Liberty』を…いやいや『Liberty Lite』を…なんていう葛藤を経て,『やっぱ完全ワイヤレスは不完全な製品』と,自分をなだめて普通のワイヤレスを何機種か試しました.しかし音質と安心感は兎も角として,やはり色々な意味での開放感は完全ワイヤレスの方が上.結局気が付くと,昨年(2018年)は1年間で完全ワイヤレスを4機種も買っているという『理想のイヤホンを求めるジプシー状態』になっていました.

と,いうことで,涙無くしては語れない経緯で辿り着いたのがこの『QCY T1』なわけです.刮目せよ.そして我の死線を乗り越えた先の到達点を見よ.これは良い物です.

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モノ系大好きな人に人気のヲチモノによりますと,QCYの中でもT1は『青春版』と呼ばれる廉価版に分類されているのだとか.そんなわけで,パッケージも簡素な感じです.

値段はAmazonで現在3,980円也.この価格でも『安い!』と,思うのですが,発売直後はキャンペーンで2千円台で売られていたとのこと(私は出遅れた).今後はそこまで下がることは無さそうな気配ですが,そこまで下げられるのかと驚きです.

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値段の安さで警戒されるかもしれませんが,こちらのサイトでも何度か採り上げている通り,QCYは廉価だけど素晴らしい音質のイヤホンを出すメーカーでもありますので,そのポテンシャルとコスパには期待するところであります.

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QCYには日本法人があったりすることからも分かる通り,『海外パッケージを日本市場にそのまま突っ込んどけ』的な雑なことはせず,きちんと説明書関係はローカライズしています.当然技適も取得.

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開けるとこんな感じ.『必要十分』を形にした感じです.装飾とか一切無しで無骨な感じ.でもそれがイイ!

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中身はこんな感じ.本体,充電ケーブル,イヤーピース,そしてマニュアル.

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日本向けパッケージのため,マニュアルは日本語のみのものが同梱(他社のは多国語で1冊になっているものが多い).

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何かのときのために全ページを公開しておきます.その1.

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その2.

左右のイヤホンを別々にも使えますが,ステレオとして普通に使う場合にはイヤホン同士のリンクをする必要があります.

  • 電源オフした状態から行う
  • 同時に20秒長押し.赤と白のLED交互点滅してから消灯→赤と白が3回点滅→消灯 まで長押し

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その3.

何かあったときは1秒長押しで電源ON,3秒長押しで電源OFF.

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その4.

再生/一次停止は1回押し,曲送り/戻しは2回押し.

再生/一次停止は兎も角,個人的にはスマホ側で操作した方が楽なのでイヤホン側で操作することは滅多にないかな.

あと,スペック的にはBluetooth 5.0対応で,連続再生時間は4時間,充電時間は2時間といったところ.実際に使ってみた感じでも,新幹線で東京・京都間を乗った後で更に2時間近く音楽の再生が途切れませんでした.この大きさでこの時間.この子はかなりタフな子です.

新幹線での移動中に『バッテリー ロ~』とか音が聞こえると悲しくなりますからね.このタフさは良い感じです.

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その5.うっ.ちょっとピンが….

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では,本体を見ていきましょう.

まず本体を見て思ったのは,『このイヤホンは割り切りが凄い』ということ.コストダウンのためだと思いますが,まずケースに蓋がありません.でもマグネットが強力なので,多少振ってもイヤホンがケースから落ちることはありません.その反面,『マグネットが強すぎて取り出しにくい』というデメリットがありますが….

あと,形状やデザインも秀逸.ボテッとしたケースの製品が多い中,このケースはとても小型で携帯性抜群です.

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横にはケース内蔵バッテリ充電用のmicroUSB,そしてインジケータ用のLED.

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反対側の側面には何もありません.

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そしてイヤホンは見慣れた形状です.接触型の2Pの充電用端子が付いた丸みを帯びたイヤホンです.

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ケースの穴は結構深く,ここに正しい方向に落とし込むことによってマグネットでカチッと定位置に固定されます.そして金属端子が接触して充電されるという寸法.

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ケースの充電はmicroUSBで充電します.充電中はこのように再度のLEDが点灯し,消灯すると充電完了です.

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イヤホンは充電中に赤色のLEDが光ります.

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では早速ペアリングして使い始めましょう.一度ペアリングしてしまえば,ケースから出せば自動で電源が入り,繋がるので楽です.

イヤホンのバッテリ残量も携帯側で見られるのですが,iPhoneXSでは(ノッチのせいで)表示されなくて使いにくい...

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スクリーンの除去

ではこのときと同様に,今回も高音質化のために試行錯誤してみましょうかね.

まずT1で感じたのは『高音のキラキラ感の無さ』です.とても主観的な表現ですが,『ガッツリこもった』感じとはちょっと違って,『ややこもった』感じ.別の表現をすると,ある程度以上の高音がゴッソリと抜けていて,そこよりも少し低い音がややこもってる感じかな.

なので,前回同様に『スクリーンを抜けば,こもっていた音が溢れ出した』的な変化が無いかも…と,思いつつスクリーンを除去することにしました.

下の写真は元々の状態.

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T1のスクリーンも,目がかなり詰まっていてモサッとした感じがします.

スクリーンは周波数フィルタです.言わば,設定固定のイコライザー的な働きをします.例えば高音もきちんと鳴らすドライバーの音がそのまま出て高音がそのまま抜けると『サが刺さる』なんて状態になることがあります.特定の周波数成分が大きく感じ,耳障り/耳が痛くなるように感じる現象です.

ヒトの音の感じ方というのは,全ての周波数帯域でフラットなわけではありません.同じ音圧で再生しても,低い音と高い音で同じ大きさに聞こえないのです.この関係を,『フレッチャーマンソン曲線の等ラウドネス曲線』と呼びます.『周波数Aのこの音圧と周波数Bのこの音圧は同じ音圧に聞こえる』というポイントを繋げたグラフです.周波数の組み合わせによっては,100倍大きな音圧で再生しないと同じ大きさに聞こえないとい場合もあります.このことからも分かる通り,『イヤホンが完璧にフラットな周波数特性を持っていたとしても,ヒトの耳は同じ音の大きさとして知覚しない』ということになります.

で,人間の可聴周波数は20Hz~20kHzと言われていますが(*),特に鋭敏に知覚されるのは3kHz付近の周波数の音です.

『サ』の刺さる部分は,国際音声記号で表記するところの[s]の無声歯茎摩擦音になります.そして摩擦音は高い周波数成分が強く,[s]は3~8kHz付近の周波数成分が大きくなります.そのため,『サが刺ささる』というのは,単純にイヤホン側だけの問題では無く,人間の知覚も関係しているわけです.この問題を回避するために,ドライバ側で周波数特性をいじったり,フィルタ等で刺さる周波数の抜けを悪くして『フィルタ』したりする対策が可能かと思いますが,T1に使われているフィルタがそこまで深く考えられているかは疑問です….

(*)超臨場感の研究者とかハイレゾな人には怒られそうだけど.

スクリーンは接着剤で貼り付けられており,以前のモデルよりも剥がしにくくなっているのでピンセットでの作業推奨です.

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と,いうことで,フィルタを剥がすとドライバが丸見えになります.

ShureのFAQ(リンク切れになってました)によると,『イヤホン片方の音量が小さい』として修理依頼される90%は,ノズルにたまった耳垢が原因とのこと.なので,フィルタの除去は耳垢や埃の侵入に対して無防備になるノーガード戦法とも言えるので,リスクが伴います.

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で,肝心のフィルタ除去による音質の変化はと言うと…正直天井が少し上がった感じはしますが,『うはー.高音がキラキラし始めた』とか『サが刺さって耳が痛い!』という程ではありませんでした.

イヤーピースをコンプライに換える

マニアでなくても,イヤーピースを交換することによって『音が変わる』ことを知る人が多くなりました.そしてこの効果が凄いと言うことですっかり有名になってしまったのがコンプライのイヤーピース

右がT1に同梱されていた純正のイヤーピース.そして左がコンプライの普通のタイプの『T-500』です.

このタイプは砲弾型で,純正に比べてやや高さがあります.

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ただ,低反発ポリウレタンで出来ているため,このように押すとクシュッと小さくなります.

このように簡単に小さくなり,そして圧力を無くすと元の大きさに戻ろうとするため,潰してから耳に入れると復元したときに外耳道にフィットして密着度が増します.そして音が抜けにくくなって低音が増すため,イヤーピースをコンプライに変えると低音が豊かになります.

ただ,安物の(?)密着度の高いイヤーピースですと,耳に入れたまま動くと耳に違和感が出ます.その点コンプライは良い具合に空気が抜けるためか,外耳道の内圧が高まったり低くなったりするような違和感は出ません/出にくいです.

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T1に付けるとこんな感じ.

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スクリーンを除去し,コンプライのイヤーピースに交換.

ちなみにノズルの根元に向かって左はL,右はRと凸で書いてあります.

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ちなみにT1でピピッと来た理由は,このイヤーピースの大きさにメリットを感じたということもあります.写真左はT1で,右は(昨年ずっとランキング1位だった)iKanziの完全ワイヤレスイヤホンです(この製品の話はいずれまた).

他の完全ワイヤレスイヤホンもそうですが,ケースに収める関係でイヤーピースを厚く出来ず,このように薄っぺらなものしか使えません.そのようなわけで,例えばコンプライからも完全ワイヤレス用イヤーチップが出ていますが,通常サイズの物とは程遠い効果しか体感出来ませんでした.

なので,通常サイズのイヤーピースが使えるT1は凄いんですよ!!便利なんですよ!!

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ただ,純正よりも少し厚みが増してしまうため,ケースにコロンと入れるだけでは充電端子に接触しないことがあります.少し押し込んでもコンプライの弾力で浮いてしまい充電が中断することもあります.

その反面,イヤホンを取り出すときのアシストになる関係で,『強力すぎるかな?』と感じるマグネットの力がマイルドになり,取り出しやすくなります.

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で,ちょっと小手先の対応になるのですが,コンプライの『Tsx-500』を調達しました.

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このようにコロンとしたタイプで,耳垢フィルタ付きです.

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付けるとこんな感じになります.

太くなりますが,厚みが減ります.その一方で,低音の増強と澄んだ高音を体感出来ますので普通サイズの物と比べて音質変化は軽微です.

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これに変更すると浮きにくくなります.

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ただ,厚みの関係で浮くときもあるので,このようにマステで押し付けるようにしました.

貼って剥がしても糊が残らないので便利.その後,充電ランプが透けて見える位置に折った紙を小さく切って挟むようにしまし,完全に『あ,浮いて充電出来てなかった』事故が無くなりました.

見栄え的にはアレですが,ケースに蓋がないために不安になる『外でケースからポロリ事故』対策にもなるかと.

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で,肝心の低音ですが…ズンズンドコドコ…キタコレって感じで安定のコンプライでした.

スクリーンの交換

前回スクリーンを除去したときもそうでしたが,ノーガード戦法は音質面では良いにしても,耳垢や埃の侵入に対して極めて脆弱です.『急に音がしなくなったら…』なんて感じで精神衛生上もあまりよろしくありません.

そのようなわけで,手軽に交換可能なフィルタを探し続けていたのですが,良い物がありました.それがコレです.『ortofonのFILTER-KIT』です.

本来はオルトフォン社のインナーイヤホン用オプションパーツのようです.他にもメーカー直販の製品がいくつかあったのですが,入手性が悪かったのでこれを調達.

ただ,Amazon(マーケットプレイス)での販売価格は何と16,104円.くぅ~.キツイっす.で,私はヨドバシの通販で854円(税込)で購入.この価格差は何なんでしょう….

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ortofon e-Qシリーズ用フィルタです.

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中には10枚のフィルタとアダプタ,そして工具(?)が付属.

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フィルタのアップ.これは良い物だ(確信)

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T1に付けるとこんな感じです.少し径が大きい.

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瞬間接着剤で点付けし(ノズルを塞がないように/狭めないように注意),固定しました.

これでどんなイヤーピースが来ても,埃や耳垢にビクビクせずに使えます.そして音質変化はと言うと,このフィルタの有無で違いが分からないレベルです.

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まとめ

まとめです.QCY T1を数ヶ月程使ってみた感想ですが,

  • 廉価とは言え,実用に耐えうる高音質な完全ワイヤレスイヤホンである
  • ケース込みでも小型軽量で携帯性抜群
  • でも,ケースに蓋は欲しかったな…
  • ノーマル状態ではマグネットが強くてイヤホンをケースから取り出しにくい(コンプライを付けると上手い具合にクッションになる)
  • とても軽くて耳への収まりも良い
  • iKanziの完全ワイヤレスイヤホンでは触れたつもりもないのに勝手にSiriが立ち上がって電話をかけまくって難渋しましたが,T1ではスイッチが誤動作したことが無く,安心して使っていられる
  • 約4時間再生可能で使い勝手が良い.長距離/時間移動族には特に嬉しい
  • 超高音質という程ではないが,高音質
  • 輪郭がハッキリして尖りまくった音ではなく,聞き疲れしない優しい音
  • 設定に対する再生音量が小さく,スマホ側のボリュームをかなり上げた状態で常用する形になる
  • 普通サイズのイヤーピースを使用出来,カスタマイズの選択肢が広い
  • スクリーン除去,コンプライを使用することによって高音質化可能.特に低音の盛りと高音の透明感の変化が顕著.素晴らしい.

と,いった感じです.

あと,購入直後は『この程度の音か…期待外れだったかも…』と,思っていましたが,1週間ほど常用してエイジングしたらガラリと音が変わって来ました.

と,いうことで,普段使い用の完全ワイヤレスイヤホンとしては,『QCY T1』オススメデス.

数千~1万円足せばもう少し上を狙えるけど,手軽に初めての完全ワイヤレスイヤホンをという方にとっては最適な製品では無かろうかと思います.あと,イヤホンの片方紛失事故発生時の精神的・経済的ダメージを限定的に出来るのも良いかと(トラウマ)

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