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2018年5月 2日 (水)

濃く,そして太く書けるフリクション:フリクションボールノック1.0mm太字

『消せるボールペン』というキャッチフレーズで一世を風靡し,そして既に『誰もが使ってる』くらいの普及率の『フリクション』(公式).便利すぎて手放せない人も多いと思いますが,ヘビーに使っていると色々と不満点も出て来ます.私が感じている不満点を挙げると,

  • リフィルが高い
  • インクの減りが早い
  • インクの色が薄い

という感じでしょうか.

インクが売りのフリクションですが,不満点はインクばかり(^^;

まず価格に関して言うと,以前こちらにポストしたFRIXION BALL 2 Biz用のインクに至っては,1本200円オーバーです.軸がとても好みの色をしているので手放せないのですが,せめてLFBTRF30EF3Cのように1本100円を切って欲しいなぁと.

そしてインクフローが良いために,減りも早いです.そんなわけで赤入れにはインク容量の大きなリフィルが利用出来るフリクションボールノックを使うことが多いのですが,やはり出来たら多色軸を使いたいなぁと.

最後の『インクの色が薄い』は殆どの人が感じていると思います.0.5mmであれば『青』や『赤』の濃さは辛うじて許容出来るものの,『黒』はグレーのような色合いです.クッキリとコントラストのハッキリした線を引きたいのに,フリクションでは叶わないわけです.

そんな感情を持って悶々としていたら,出ましたヨ.『フリクションボールノック 1.0mm』です.

002

本当は赤と黒を買うべき所でしょうけど,ブルーブラック大好きなワタクシとしましては,常用のBBと赤入れ用の赤の2本を購入.

正式な発売日は5/1だそうですが,まだAmazonでは入手出来ないみたい.私はなんばパークスの『くまざわブックストア』で購入.4/27には置いてありました.

001

パッと見は普通の『フリクションボールノック』です.でも,軸に『10』と印刷があるほか,ブルーブラック軸では0.5mmは半透明の白0.7mmは青であったラバーの色がグレーになっています.

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そしてクリップにも色付き.ブルーブラック軸の0.5mm/0.7mmはクリアでしたが,1.0mmでは半透明のグレーです.

004

ただ,赤軸にグレーのラバーはちょっと似合わないかな….

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この辺りは従来品と同じです.グリップ部が加水分解で何度も悲しいことになった経験があるで,個人的にはラバー系は廃止して欲しいな….メーカー的にはリフィルを替えて長期間使う軸では無く,半ば使い捨て感覚でガシガシ使って欲しいという所なんでしょうけど….

005

ペン先の部分も従来品と同じ構造.

006

フリクションならではの注意が諸々書かれているのはお約束です.

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ノックして筆記可能状態にします.

ペン先が出る際の小気味良い音とバネの感触は,『無駄にカチカチとやってしまう症候群』へ誘う心地良さ.また,口金に隙間が出来て筆記しにくいということもありません.このような部分の完成度は,日本メーカーの面目躍如ですな.

008

では早速書いてみましょう.

比較用に0.5mm(青)や手帳用に使っている0.38mm(黒)のフリクションとも比較.

太いけれど,クッキリ・ハッキリしています.これで書けば視認性バッチリです.

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インクフローが良いのでササッと書いても掠れない反面,乾くまでに少し時間がかかります.そのため,筆記直後に擦ると下のような感じに(『出る』の所に注目).

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あと,リフィルは『フリクションボールノック』用の一般的な形状です.なので,0.5mm/0.7mm用の軸に入れることも可能.

1.0mmリフィルも店頭に並んでおり,黒,青,赤は3本セット.ブルーブラックは1本入りで,概ね1本あたりの単価はどれも100円でした.

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リフィルの印刷.『PILOT FRIXION 10 JAPAN』と文字通り輝いてます.海外でもヒットしているようです.日本製の文具が認められているという意味で,実に誇らしいですな.

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まとめ

と,いうことで,低粘度のインクでサラサラと掠れずに書け,そしてコントラストもシッカリしていてクッキリハッキリのフリクションの登場です.流石に『フリクションボール2』用等の細いリフィル用のボール径1.0mmは(インクがすぐに無くなりそうなので)出ないでしょうが,これはこれで用途を考えると良いのかもしれません.

使ってみて感じたのですが,サラサラと大雑把に書けるので,サインペンでアイデアや構想,はたまたイラストを殴り書きするような用途にも使えそうです.この手の用途って水性ボールペンもしくは鉛筆の独壇場だと思っていたのですが,このフリクションなら行けそう.

そして消すときはコレコレを使うとか,はたまたドライヤーで一気に消すことが出来るわけで,ラフにガシガシ書いては消し…という用途にはピッタリかもしれません.ペンの握り方も,デッサンの時のような握り方をしたら最強ですな(^^

手帳に小さくチマチマとクッキリした細い線で書き込んで…という用途に使えるフリクションも欲しかったのですが,それは今後のインクの進化に期待です.

そんなわけで,『フリクションのインクの色が薄い!』と,お嘆きの方にお薦めの,ボール径1.0mmフリクションのご紹介でした.オススメです.

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