旅先/出張先の宿を自分好みの香りで満たして快適空間を作る:無印良品 フレグランススティック(携帯用)
大変ご無沙汰しております.仕事や学業で年度末に忙しくなる皆様,もう一息です.無事に乗り越えましょう.
さて,ここ数年出張が増えて来ていて…という話しは何度かしておりますが,宿泊先で如何に快適環境を作るかがパフォーマンスに直結することを実感しておりまして,アレコレと試行錯誤の日々です.ツッコまれる前に書きますが,手段の目的化は楽しいですな.ご想像の通り,面白そうなガジェットを買ってきて試してみて…とかをしているわけですが,指向している状態/方向を3つ程挙げると,
- 効率的に仕事が出来る
- リラックス出来る
- ぐっすり睡眠が取れる
かなと思います.
宿に着いたらネクタイ取ってリラックスして,早めに横に入ってグッスリ眠って翌日に備える…と,いうのが最も理想的ですが,宿題/翌日の準備をしたり,たまったメールに返信したりという仕事時間を持ち込むこともあるでしょう.まずは集中状態になって短時間でそれらをこなせるようにしたい.そして仕事が一通り終わったら,緊張しまくった神経のスイッチを切ってリラックスしたい.そして最後にスッと心地よく眠りに入りたい.
このように感情をスイッチする際に重要なのが,『音楽(BGM)』と『灯り』,そして『香り』だと考えています.そして今回は『香り』の話.
以前,携帯型のお香(papier d'armenie)の紹介をしましたが,これは火を使うため,喫煙可の部屋でしか使えません.安全面でも配慮が必要です.お香系も同じですね.
かと言ってアロマディフューザーは嵩張るし,ルームディフューザー系は更に持ち運びに向きません.きちんと香りが広がり,そして手軽かつ携帯性に富んだ製品は無いものか…と,探していたときに見付けたのがこの無印良品の『フレグランススティック(携帯用)』です.
これ,私が『こんな製品無いかな…』にドンピシャでした.
香りの種類には『リラックス』,『リフレッシュ』,『グリーン』,『フルーティー』の4種類があります.
私は『リラックス』と『リフレッシュ』が好きです.洋物のアロマは大好きと大嫌いの両極端に分かれる香りが多いような印象がありますが,無印良品のは比較的万人受けする香りだと思います.ただ,香りを文字で表現するのは意外と難しく….おそらくご近所に無印良品の店舗があると思うので,気になる人はサンプルで香りを確認してみて下さい.
私が購入したのは『リフレッシュ』.レモン系のスッとする香りです.
海外展開に力が入っているせいなのか,日本旅行中の外国人向けなのか分かりませんが,パッケージには多国語で価格も含めた印刷有り.
説明書.成分として,『イソパラフィン,レモン油,ユーカリ油,オレンジ油,香料』とあります.何となく香りが想像出来ると思います.
あと,『使用期間 約1~2日間』となっているのが『!!』です.1~2泊目で香りが無くなり,3泊目以降は持たない&1セット750円するので,ランニングコストが高めに感じます.(リフィルに関しては後述)
中身は小型のガラス製の瓶,香り付きオイルが染みこんだスティック,そして説明書.
説明書も多言語で書かれています.
日本語で書かれた部分はこんな感じ.別に読まなくても使えますが,
- アルミで封のされた袋から香り付きのスティックを出し,直接瓶に入れる
- スティックを捨てる際にはティッシュなどに包んで直接触らないように
ということが書かれています.
オイルを触ると香りが指先に付いてしまう,取れにくいので注意って感じでしょうか.
では,早速スティックを袋から取り出してみましょうかね.
点線に沿って袋を破ります.
そしてこれがスティックを立てるための『ガラスホルダー』.
蓋を開けます.
スティックを取り出し…(指で触れないように).
ダイレクトイン.
ルームディフューザーで見慣れた形態ですね.ただ,瓶の中のオイルをスティックが吸い上げるのではなく,香りを染みこませたスティックが6本入っています.
スティックは周りが樹脂製になっており,中にオイルが染みこんだ脱脂綿的な物が入っているという構造です.
ガラスホルダーの蓋が長いのは,このようにスティックを刺したままで蓋が出来るようになっているためです.当然ながら,蓋をキツく閉めれば香りの拡散を防げます.
ただこの状態でも揮発を完全には止められないので,蓋を閉めておけば1~2ヶ月後に開けた際にも香るのかと言うと微妙な感じ.蓋は香りのOFFと持ち運び用と割り切る方が良さそうです.
では香りが完全に飛んでしまった後はまるごと買い直しかと言うと,リフィルが出ています.写真は『リフレッシュ』用.
スティック6本入りが2袋入っており,490円.1回分で245円也.仮に2日で香りが無くなるとしたら,1日120円で缶コーヒー1本分.まぁ辛うじて許容範囲内でしょうか.
ただ,瓶入りを購入してスティックを浸け,復活させる方が安上がりかもですな.
こちらは60ml入りで1000円也.
本当は『インテリアフレグランス』用です.家ではこちらも使用中.
まとめ
『味』と『香り』は文字で表現しにくく,そして同じ物でも人によって好き嫌いが分かれたりします.そのようなわけで,『この香りがオススメ!これを読んでるみんな,是非試して!!みんなー 愛してるよ!!』なんて言い切ることが出来ないわけです.
ただ,どんな人にも『好みの香り』はあると思います.そして『集中力のスイッチが入る』とか,『リラックス出来る』という香りもあることでしょう.無ければ条件付けで作りましょう.後はパブロフの犬です.
私の場合,たまたま店頭のテスターで嗅いで『お,この香り,好きだな』と思って『プラウドメン グルーミングバーム』を使い始めたのですが,主に出張の時とかに使うようになったら,この香りを嗅ぐと仕事スイッチが入るようになりました.社内で大事な来客にプレゼンする際にも,朝に家で付けると仕事スイッチオン出来ます.
少し大きなショッピングモールに行けば,様々なアロマオイルの香りを嗅いで回れると思います.機会を見付けて,好きな香りを探しておくと良いかもしれません.そして今回紹介したような製品で,何処でも『私の快適空間』を作ってみて下さい.携帯型の香りグッズ,オススメです.
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