バーチカル手帳は正義:コクヨ キャンパスダイアリー2018 A6 ニ-CWVLS-A6-18
今年1月にコクヨ Campus DiaryとLIHIT LAB.ツイストリングノートの組み合わせ技をレビューしたところ,とても多くの方に好意的に読んで頂きました.
このときに使用した『Campus Diary マンスリー&ウイークリーA5(リンク先は2018年版)』は店頭で見かけてピピッと来て即買いしたわけですが,今年も文具コーナーをフラフラしていたらピピッと来てしまいました.コレです.『コクヨ キャンパスダイアリー 手帳 2018年 1月始まり ウィークリー A6』です.
何がポイントかというと,そのサイズ感.そして『土日も普通に書けるバーチカルである』という点です.
『情報は1冊のノートにまとめなさい』というベストセラー本があります.全てを1種類のノートに書いていくことを推奨した書籍なのですが,その肝の1つは,『ノートのサイズをA6に統一』という部分にありました.
この『A6』というサイズですが,とても絶妙です.携帯性が良く,そして筆記面積も適度にある.机の上でガッツリとノートを取る場合はA5やB6,場合によってはA4の方が推奨ですが,あちこちに持ち歩き,そしてメモ的な断片的な記録を書き取るためのバッファ的なノートとしては,やはりA6くらいが丁度良いと思います.
そしてコクヨからはこのようなカバーも出ています.
ノート2冊,もしくはノート1冊とスケジュール帳,そしてペンをセットして使うことを想定したカバーなのですが,一式を持ち歩けて便利でしょう.サイズ的にはA7サイズも出ており,以前レビューしたことがあります.
が,今回は単体としての使用を想定しています.それも卓上.
ガッツリ使うノートは別にあるので,比較的コンパクトなバーチカル手帳を探していました.
こちらに書いた通り,NOLTY WIDE4は2016年版を最後に製造終了になりまして,適当な物が無くて困っていたんです.半分難民化しつつありました.
そんなときにコレですよ.A6サイズ,しかもバーチカル.店頭で見付けた瞬間に目が10,000luxくらいでピカッと光っていたかもししれません.早速中身を確認し,鼻息荒く購入したわけですよ.
では,1ページ目から中身を見てみましょうか.
まずはカレンダー.2017年10月~2019年3月までが印刷されています.
次にイヤープランナー.
そしてメインのウイークリーバーチカル.
見て下さい!土日が狭いなんてことは無く,キッチリ平日と同じサイズですヨ!!流石は土日も忙しい学生さんがメインターゲットの手帳だけあります.
フォントや線がシャープに印刷されており,そして発色もきれい.モヤッとした印刷だと眠くなりますが,これは覚醒系で私の好みです.
日付欄の下にはチェックボックスが3つ.そして時刻の印刷は6時から打たれています.最上段の1行を使えば,5時から使用可.
そして時間軸は22時までです.しかし,その下に24時までそのまま使えるように罫線が引かれており,濃い罫線を挟んだ下まで利用すれば,31時まで使うことが出来ます.つまり,24時間手帳としても使えると言うことです.
『レポートの提出が○日の12:00まで』なんて〆切りが切られた場合,普通は前日徹夜でやりますよね.え?社会人になってからも同じだって?(^^;
まぁ普通は太い罫線が引かれた24:59分ラインまでを普通に使い,その下はメモや振り返り用として使う感じでしょうかね.
見開き右側端には前後三ヶ月を含んだカレンダー.その下は余白になっていますが,その週の振り返り的なことを書くのが良いでしょう.
ここにも罫線が引かれていたら嬉しかったかも.
ウイークリーは結構ページ数を食います.その上で手帳の厚みを薄くするたに,範囲外の日のためのページを付けないのが一般的です.この製品も12/31の含まれる週までになっています.
その後は横罫の普通のノート.
年齢早見表のような便覧ページは一切無く,横罫ノートが終わったらスカッと終わりです.実に潔いです.
まとめ
と,いうことで,私は諸々の記録(この作業に○時~○時までやる予定・かかった等)を記録するための卓上手帳として使おうと考えています.
このような記録を取るのは,振り返りのため.そのときそのきで全力で走り,振り返らずに走り抜くという進め方も有りだと思うけど,振り返ると気付きがあることが多く,そして未来に役立つネタとかも見付かったりします.togglで電子的に管理という手もありますけどね.
で,この手の作業って,適度な書き込みスペースのあるバーチカルでないとやりにくく,そして書いたり消したりするため,ある程度タフな用紙であることが求められるんです.そのため,スケジュール管理用の手帳で一緒にやってしまうと大変なことに.書かれた内容がゴチャゴチャになってスケジュールが判読しにくくなったり,薄い用紙がビリビリに破れてしまって辛い目に遭うことが多いんです.
そういう意味では,『コクヨ キャンパスダイアリー 手帳 2018年 1月始まり ウィークリー A6』はとても具合が良いです.
改めて良い点をまとめると,
- 卓上で広げてもそれ程邪魔にならないサイズ
- ちょっとした持ち運びも苦にならないサイズ
- 筆記サイズが必要十分
- バーチカルで時間管理しやすい
- 土日のサイズも平日のと同じサイズが取られている
- 使おうと思えば24時間手帳としても使える
- 紙の質が良く,それなりにヘビーに使える
- 妥当な価格
という感じでしょうか.
悪い点…という程でもありませんが,少し気になるのは表紙が普通の厚紙だという点です.スーツ族がそのまま持ち歩くには少々格好悪く(逆に『気取らずに使える』とも言えますが),そして耐久性もやや劣るかと.
しかしカバーを使わずに剥き出しで使っていたとしても,私のように卓上手帳としてであればまぁ問題無いと思います.そんなわけで,1年を通して使ってみようかと.
…白状しますと,実は来年の卓上手帳の候補として,これとは別に2冊程手帳を購入してあります.どれもバーチカルなのですが,詳しくは次のエントリー以降にでも.
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