超薄型&ケーブル内蔵モバイルバッテリはめっちゃ便利:OKITI 5000mAh 超薄型モバイルバッテリー POWERBANK PB5000
先日はUSB給電で使える蚊取りマットを紹介しましたが,携帯ガジェットの殆どがUSBで給電/充電出来るようになって来ていますよね.その関係で,モバイルバッテリの重要度は増す一方…と,言いますか,既に手放せません.モバイルバッテリ無しで遠出したときの不安感と言ったら…(笑).
ただ,悩ましいのはガジェットの内蔵バッテリ容量や消費電力の上昇に伴い,モバイルバッテリに求められる容量も上昇していること.3年前のエントリーを読むと3200mAhでそれなりに満足していたのですが,今は少々心許ない状況に.当時使用していたiPhone6は1,810mAhなのに対し,現在使用しているiPhone7は1,960mAhなので,充電可能回数はそれ程変わらないのですが….
では大容量バッテリーに買い換えを…と,簡単に出来ないのが面倒な所です.やはり持ち運びしやすく(小型・薄型・軽量),そして便利に使いたい(単に容量が増えただけでは面白くない)ですよね.
そんなわけで,今回チョイスしたのは,OKITTIのPOWERBANK PB5000.実は今年の1月に購入して使い始めたのですが,当時よりも安くなってる!!これから買う人が うらやましい!!
これを選択した主な理由は,
- 小型薄型軽量
- ケーブルを本体に内蔵
- microUSBとLightning対応
- 別にケーブルを用意すれば,2ポート同時出力可
- 2A出力対応
- 価格が約千円
もうこれは行くしかないでしょう.
パッケージはこのようなブリスターパックです.Ankerをはじめとして紙箱入りが多くなって来ている中,珍しいですな.
QuickCharge,Safety,PowerDisplay, Warrantyと書かれています.
わざわざ『うちの製品は大丈夫』って書かないといけないんですかね.安全装置が入っていなかったり,保障無しのモバイルバッテリーなんてあるわけ…いや,中華製ならあるかもしれない(^^;
仕様としては,入力は5V 1A.出力は5V 2Aまで.重量102.0g,サイズは13.5*66.5*8.7mm.
スペック的に十分だし,薄いし軽いです.
Amazonでは商品名に『OKITI モバイルバッテリー5000mAh 2台同時充電 2.0A 超薄型モバイルバッテリー ケーブル急速 スマホ 充電器 防災グッズ』なんて書かれていましたが,正式な製品名は『POWERBANK PB5000』なのかな.でも本体裏側には,『S5000W』と書かれているし…謎.
中にはバッテリ本体と充電ケーブル入り.
充電ケーブルは普通のmicroUSBです.
本体.シンプルなデザイン.そして薄いです.
シボ加工のような凸凹した加工が施されています.四辺に縫い目のようなものがあるため一見皮革に見えますが,樹脂製です.握りやすくて滑りにくい.
OKITI 5000mAh.
最近のモバイルバッテリーの売れ筋を見るとAnkerだらけですが,この形状のバッテリも散見します.どこかのOEMで,中身が同じ物が複数社から販売されいるのかも.
バッテリ本体の充電はmicroUSBで.横はステータスLEDです.充電中は赤点滅.
このバッテリの秀でている点は,この部分.
ケーブル内蔵のため,出先で何かを充電する際に,別途ケーブルを持って行かなくても良いのです.そしてケーブルもスッキリと本体に収納されているので,飛び出した部分が鞄の中で引っ掛かって…のような心配はありません.
こんな感じで引き出します.ケーブルはしなやかで,充電用の2ポート目のUSBポートの蓋の役割も担ってます.
なお,この青いケーブルはmicroUSB.少々根元の強度が心配だけど,乱暴に扱わなければ早々に千切れることは無いでしょう.
左側がフルサイズのUSBコネクタ.別途ケーブルを1本用意すれば,内蔵ケーブルと同時利用で2台に同時に給電することが出来ます.そして一つ右側が変換コネクタ収納用の穴.
変換コネクタはかなりキツキツで収納されているので,爪の先で引っ掛けて抜くのは困難です.このように内蔵のmicroUSBを突っ込み,取り付けた状態で引き抜く必要があります.
一度取り出してしまえば分離も簡単.
このサイズに収まる変換コネクタであれば,内蔵することが可能です.最近のモバイルバッテリーであれば,USB-C変換アダプタが同梱されているものも(近々書きます).
ペラ1枚のマニュアルも同梱されています.
Amazonの製品紹介ページにはバッテリ残量表示の説明があったけど,残量表示LEDが本体の上に見当たらず….出荷時期によってモデルが違うのかもです.
では早速…と,iPhoneを充電しようとしたら出来ませんでした.
microUSBでの携帯の充電は出来たので,どうもLightningアダプタが不良のようです.
そんなわけで,RoiCelのアダプタをポチりました.
初期不良交換ということで交換して貰っても良いのだけど,対応に時間がかかりそうだったのでアダプタだけ別途購入.でも本体の価格を考えてみたら,アダプタがとても高価に感じてしまう…(^^;
左が元々付いてきたアダプタ.右がRoiCelのアダプタ.大きさがほぼ同じなので,これならバッテリに付いていたアダプタを収納する穴にも入るでしょう.
実際に入れてみたら入りました.では早速繋げで充電出来るか試してみましょう.
カチッとな.
今度は問題無く充電されています.
今後はOKITIのバッテリ+RoiCelのアダプタで使うことにしましょう.
容量の大きいバッテリの場合,充電時間も気になります.
一応カタログスペックで1Aとなっていましたが,実際に計ってみたら最初1Aで充電を開始し,その後充電量(?)に応じて0.5A以下に落ちるというコントロールのされ方がされていました.
計測器としての精度はそれなりなので参考値としてですが,積算で4839mAh.良い感じです.
これまでAnker PowerCore 13000を持ち出す機会が多かったのですが,容量が2.6倍あるとは言え,大きさがこんなにも違います.そして重さもそれ相応に….
更には厚さはこれ程の差.
まとめ
ミニマムな外出セットは,『家の鍵とスマホと財布』という人が多いと思います.しかし,出先でスマホのバッテリが切れたときの絶望感.これほど惨めな思いをすることはそうそうありません.そのようなわけで,モバイルバッテリーも持って…と,なるわけですが,それなりに容量のあるものは重く,そしてケーブルも持ち歩くとなると収まりも悪くなります.
しかし今回紹介したOKITI POWERBANK PB5000であれば,ポケットや鞄の隙間に滑り込ませることが出来る程の大きさと薄さ.そして持っていることを意識出来ない程の軽さです.容量も5000mAhあるので,日帰りは当然のこと,ヘビーにスマホを使わないのであれば,一泊旅行くらいであれば十分凌げるでしょう.
メチャクチャ便利です.オススメです.最近のちょっとした外出の相棒はコレばかりです.
ただ難点は,あまりにも薄くて軽いので,その存在を忘れてしまいそうなこと.シャツの胸ポケットに入れたまま洗濯機を回してしまったり,ズボンの尻ポケットに入れてあったのを忘れて椅子に座ってバキッ…なんて事故を起こさないようにご注意下さい.
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