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« 映画「この世界の片隅に」を観て | トップページ | 持ち歩き手帳をmini6へ移行する(2) »

2016年12月 5日 (月)

持ち歩き手帳をmini6へ移行する(1)

何年も使い続けていた手帳,mini5.愛用のカレンダーリフィルの供給がメーカーから断たれるという非常事態に際し,こんな感じで何とか延命を計っていました.しかし,今ひとつシックリ来ないデザインと使い勝手に対し,『いっそのこと,サイズを変えよう』と,思い至った次第.

思い返すと大学時代はずっとmini6を使い続けていましたし,普段mini5を入れて持ち運んでいるポケットにも,mini6が入らないこともありません.そんなわけで,mini6への移行を決意した次第.今回は背水の陣で望みます…と,言いますか,アレコレ試行錯誤していたら結構な出費になってしまって,後に引けなくなって来た感じかも.

少し蛇行しつつ試行錯誤した関係で,mini6編は2回に分けてお送りします.

それにしても…気が付くと12月ですなぁ.

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入れ物を選ぶ

レイメイ藤井 システム手帳 キーワード スリム ポケット

まずはmini6リフィルの入れ物を用意しなければなりません.このときはまだ『とりあえずはお試しで….合わなかったらmini5に戻ろう』なんて思っていた関係もあり,ソコソコ使えそうな安いタイプを選択.

物は『レイメイ藤井 システム手帳 キーワード スリム ポケット ブラック』です.

レビューの星が多めだし,写真を見た感じは安っぽさを感じません.何より魅力的なのはその価格.1000円もしません.手帳サイズが極限までリフィルギリギリという点も私のツボを突きました.

そんなわけで,あまり悩まずポチりました.後で『戦力の逐次投入は最もやってはならない作戦』という言葉が脳裏を横切りましたが….そして後から思うとこれが沼の入り口.

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箱から出して物を見た瞬間,『ん?』

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スペックとしては紛れもなくmini6手帳です.でも,合皮の質感がえらく安っぽく,見た瞬間に失敗感が漂いました.やはり通販のように物を見てから買わないと,これがあるから怖いよなぁ….

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中身はこんな感じ.左にカードポケット3つと全面ポケット.金属製バインダーはシッカリしているのですが,内側の合皮もちょっとアレな感じで,百均ちっくな感じです.

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ペンホルダと全面のポケット.実用性という意味では特に問題は無いと思いますが,やはり質感が….

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ペンホルダはこんな感じ.使わないときは平たく出来ます.

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標準で付いているリフィルは白地の物.なお,この手帳は『ジャストリフィルサイズ』のため,リフィルのサイズは126mm*76mmです.後述しますが,とても重要なポイントです.

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mini5(上.ブラウン)とmini6ジャストリフィル(下.ブラック)の大きさ比較.

数字で見ると結構な差があるように思えますが,実際に手帳を積んでみると,それ程極端な差は感じません.

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厚さはこんな感じ.リング径は共に8mmですが,結構違って見えます.理由はmini5のポケットに名刺を入れている(サイズがピッタリ)ためです.そのようなわけで,容量的にはあまり変わらなく感じます…いや,mini5の方が大きそう.

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システム手帳はバインダーのリング幅が同じため,こういった芸当も出来ます.

クリーム色がmini5,白がmini6ジャストリフィルです.このように重ねると,手帳サイズはあまり変わらなかったのに,mini6の方が筆記エリアがかなり広いことが分かります.

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と,いうことで,リフィルサイズ的にはmini6への移行に問題無さそうな印象を受けたのですが,如何せん『レイメイ藤井 システム手帳 キーワード スリム ポケット ブラック』は手帳の質感がアレでした.質実剛健で見た目を気にしないのであれば良いのですが,毎日目にも手に触れる物ですので,やはり自分の感性に合った物にしたい….

と,いうことで次に行きます.

レイメイ藤井 システム手帳 ダヴィンチ スタンダード ポケット

前述の通り,物を見ずに購入したために失敗した感じでしたので,近くの実店舗(書店併設タイプ)へ向かいました.近場の店では高級ラインを置いていなかったのだけど,レイメイ藤井のラインで,前述の製品の文字通りワンランク上の製品を発見.『レイメイ藤井 システム手帳 ダヴィンチ スタンダード ポケット ブラック』です.

手にとって見た感じ,『これだ!』と,思ったので購入.色はブラックを選択.グリーン,ネイビー,ブラウン,ブラック,ワインの5色展開なのですが,ネイビーとブラックで最後まで迷いました.本当はダークブラウンが欲しかったけど,ラインナップに無し.

で,私は店頭で4千円弱で購入したけど,Amazonだとアンダー3千円ですか,そうですか.泣かないもん.

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このラインの質感を説明すると,『安っぽくなく,高級過ぎもしない』という感じ.中の上,もしくは上の下といった感じのラインに思います.

パタッと開くとこんな感じ.カードポケットが少ないけど,全面ポケットから覗く裏地が高級感を醸し出しています.

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こちら側もこんな感じで裏地のチラリズム.萌える(笑)

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ペンホルダは同じ構造.

結構な太さのペンまで挿せますが,手帳の外側に飛び出すので個人的には使いにくく感じます.また,ペンを挿さない状態では革二枚分の厚みがここにあることになりますので,凸凹して書きにくいです.そのため,後に私はバッサリとハサミで切除しました.

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ダヴィンチラインに昇格しているせいか,リフィルも高級ラインに.紙がクリーム色で印刷も綺麗.

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店頭で確認してから購入していますので当然と言えば当然ですが,手帳の質感は私の好みです.

安物の方は見た目ですぐに分かるほど安っぽく.触るとゴワゴワしており,貼り合わせの所は接着剤がはみ出しているかのようにベタベタします.例えるならば,厚紙に革風の皺を付けた感じ.

そして買い直した方は艶やかでしっとりとしています.肌触りが良く,写真では伝わりにくいのですが,仄かな高級感があります.内張の布も高級感アリ.

ただ,天然皮革では仕方が無いというか運なのですが,血筋がちょっと好みじゃない感じに走っているなぁ…というのと,何となくコードバンも良いなぁと思い始めた俺ガイル.

あ,気が付くとメーカーの商品ラインナップページを見ている俺ガイル.足首までシステム手帳沼に!!

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リフィルを色々試しに買ってみる

日付入りリフィルですが,まずはコレを試しました.『2017 12月始まり マンスリー ウィークリー ポケット DPR1738』です.

最初に書いてしまうと,アレコレとマンスリーとウイークリーのリフィルを試した末に,結局コレに戻ります.

先日たまたまTVを点けたら,『数学による愛の必勝法』と題して,女性数学者が最適な結婚相手を選ぶ方法の数学解をプレゼンしていました.一言で言うと『最適停止問題』の応用なのですが,37%はスルーしてその後で『これは!』と,思った人と結婚するのがベストという話し.でも,リフィル選びは初恋の人が私にとってのベストパートナーだったようです.

あ,身を乗り出して『そこ,詳しく!! いや,リフィルの話じゃなくて恋愛方程式の方!!』と,詰め寄って来られそうなので,お美しい女性数学者による恋愛方程式解説のYoutubeのリンクを張っておきます

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最近は手帳は書きっぱなしでは無く,デジタル化して保存するのが流行.このリフィルも対応しており,専用アプリを使用して撮影すると,台形補正後に日付を付けてEvernote等にアップ出来るようになっています.

知らないうちに凄まじく便利になっとる….

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マンスリーリフィルは,ブロックマンスリーの月曜始まりです.用紙はクリーム色でフォント,色も私のストライクゾーンど真ん中.ただ,用紙が少し薄目なのが気になるかな.厚くなくて済むけど,フリクションが使いにくいので….

左頁の左端には縦に一ヶ月分の日付が並んでおり,簡易のガントチャート的にも使えそうです.

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そしてウイークリーは見開き2週間.こちらも月曜始まり.

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用紙はトモエリバー.

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前述したように,薄いためにフリクションでヨレやすいです.でも,薄過ぎる(昔の?)トモエリバーと異なり,ビリッと容易に破れる程は柔くはありません.

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全部セットすると5mm弱.

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『ジャストリフィル』サイズのリフィルを『ジャストリフィル』サイズの手帳にセットしたため,閉じるとこんな感じにギリギリ収まります.このピッタリ感が良いですな.

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その他にも色々試そうと購入.

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まずは日本能率協会の2017年間カレンダーです.mini5で便利に使っていました.

バインダーの先頭もしくは末尾に挟み,最初/最後の1Pのリフィルがクシャッとならないように保護したり,下敷き代わりになるのが便利でした.

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次はレイメイ藤井の下敷き&スケール

mini5のときは,2年カレンダーの前年分をバインダーの末尾に.今年分を先頭に という感じでローテーションして使っていました.mini6は2017年から使い始めるため,年間カレンダーを2枚購入よりはコレをと考えて購入.

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そしてレイメイ藤井のクリーム色の横罫ノート.ノートリフィルも最低10枚程度は入れておきたい.

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この用紙も薄いです.フリクションを使ってみると,ヨレるけど破れたり伸びたりはしません.最近のトモエリバーは(?),かなり優秀ですな.

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そして『色々と試してみよう』と思い立ち,日本能率協会の月間&週間ダイアリー1を購入.

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これはフルセット入っています.まずは2年分のカレンダー.

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イヤープランナー.

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そして『My Plan』.このように計画や目標を書けるページ,大好きです.

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次はブロックマンスリー.ギラギラした目に痛い白では無く,少し薄めの白です.そしてこれは日曜始まり.

左頁の左端に余白があり,下に前後二ヶ月分のカレンダー.

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ブロックマンスリーの後に見開き二週間が続きます.

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私が欲しかったブロックマンスリーは月曜始まりだし…と,いうことで,買い足したのは同じく能率協会の『月間ダイアリー3』.

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カレンダーとイヤープランナーは同じ物が入っています.

ブロックマンスリーは月曜始まり.そして左頁の左端には縦に一ヶ月分の日付が並んでいます.

1メーカーのラインナップとして,ブロックマンスリーに複数フォーマットがあり,そして月曜始まりと日曜始まりの2種類あるというのは新鮮.mini6にここまでパワーをかけられる余力があるのであれば,mini5のリフィルを廃番にして欲しくなかったな….

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そして『mini6くらいの筆記面積があればきっと実用的な筈…』と,購入したバーチカル.同じく能率協会の『週間ダイアリー2バーチカルタイプ』です.

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カレンダーとイヤープランナーは同じ物が入っています.

そしてウイークリーはバーチカル.土日の面積が狭くて少し悲しいけど,このサイズなら実用的に使えそう…と,いうことで早速セット.

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時間軸は8時~22時.上下に空の箱があるので,少しはマージンになるかな.

基本的に上の空白はToDoや一言メモ的に使う感じで運用するのが良いかな.

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諸々詰めて厚さも5mm以下.

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セットしたバーチカルを嬉々として広げて眺め,頁をめくってそのスムーズさにうっとりし,『来年はこれで決定かな』と,思って手帳を閉じたらコレですよ.

カレンダーもそうだけど,この手帳は『ジャストリフィルサイズ』の126mm*76mm用です.『普通の』mini6リフィルは126mm*80mm.そのため,4mm程の差がこのように現れるわけです….

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開いているときは『このくらいは大丈夫かな』と思っていたのですけどね….

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『ジャストサイズ』リフィルと『普通のサイズの』リフィルを重ねてみましょう.上のToDoがジャストサイズリフィルです.

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こう見ると,4mmの差は大きいですね….

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と,いうことで,能率協会のバーチカルは外し,再び振り出しに戻ることになりました.

『私に』ベストマッチなリフィル捜索の旅は続きます.

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