Lenovo Yoga Bookに合うケース
数誌のガジェット系の雑誌でYoga Bookが採り上げられたこともあってか,本ブログでもYoga Book関係のページのアクセス数が急に増えてきています.例えばココとココ.
変態近未来的なギミックを散りばめたPCなので,少しでも多くの人に知ってもらいたいなと思う一方で,『1台目のPCをコレに』とか,『バリバリ仕事するためのノートPCとしてコレを』とか考え始めた人には『ちょっと待て…』と,全力で止めに入りたい気持ちで一杯です.
まぁそれは兎も角として,ノートPCは持ち運んでナンボ.更にはYoga Bookの驚異的な携帯性の良さを考えると,オーナーで持ち歩かない人は万死に値する…は言い過ぎですが,何を考えてんねんという感じです.
かくいう私も,『ノートPC』は使う予定があるときしか持ち歩かなくなっていました.でも最近は,通勤鞄の中には常にYoga Bookが入っています.大きさも重さも存在を感じさせない程のものなので,例え使わなくても,『とりあえず入れておこう』という感じです.実際に使わないことが多いのですが,苦になりません.また,スリープ/休止状態でのバッテリーのお漏らしがとても少ない(と,感じる)のも良い点の一つです.入れたまま放置していてもあまり減っていないので,使おうと思ったときにバッテリ切れという事態に遭遇したことはありません.
で,そんなとき問題になるのは,『ケース』.鞄に入れる際にフカフカのインナーバック等に入れてYoga Bookの薄さをスポイルするようなことは論外ですが,かと言って,剥き出しのまま持ち運んで引っ掻き傷等は付けたくありません.
そんなわけで,良さげな製品を二種類ほどご紹介.
Infiland yoga book ケース
最近は『Yoga book専用』を謳う製品がいくつか出てきています.Apple製品向けと異なり,いずれも低価格帯製品なのは有り難い限りなのですが,品質はどうでしょうか.
まずは『Infiland yoga book ケース Lenovo Yoga Book 10.1インチ 専用保護カバー 超薄型 最軽量 スタンド機能付き 耐衝撃 内包型 PUレザーカバー』として売られているケースから見てみます.
カラバリは10色.いや,7色と3種の柄.ラインナップを見ると,そこはかとなく地雷な雰囲気が漂ってきます.しかし,『まぁ試しに買ってみるか』と,思ってしまう約千円という値付けが絶妙です.
一時欠品していましたが,今は潤沢に物があるようです.そして私が選んだのは無難な黒.このラインナップを目の当たりにしながら,実にコンサバ過ぎる選択です.どうぞ『軟弱者め!!』と,責めて下さい.
合皮らしい柄です.そして『YOGA BOOK』専用.
『Infiland』
質感的には『まぁこんなもんかな』という感じです.高級感はありませんが,その一方で極端なチープ感もありません.位置的には値段相応ではなく,千円という価格を考えたらかなり割安な感じ.
このケースの特徴の一つに,Yoga Book用のペンホルダが付いています.ちょうど手帳のペンホルダのような感じで,このカバー自体が大きめの手帳にも見えます.
開くとこんな感じ.内側は起毛処理のされた素材で,Yoga Bookが傷付くのを防ぐほか,若干のクッションにもなり,落下時には衝撃を『若干は』マイルドにしてくれることでしょう.
本体の固定はこのゴムバンドと….
液晶側の引っかけを使います.
縫製は可も無く不可も無く.
ステッチ(?)も可も無く不可も無く.でも,値段を考えたらかなり頑張ってる感じ.
ただし素材にそれなりに厚さがあるため,中身を入れなくてもこの厚さ.
Yoga Book(右)と比べると,1.5倍くらいはありそうです.
モニタ側を嵌め込んで…
こんな感じでキーボード側をバンドで止めて完成.
こんな感じになります.『ケース』と言うよりも海苔巻き的な『カバー』という感じですが,かなりシッカリと固定されます.また,片側は少し余裕がある&ゴムバンドなので,テント型に変型させてもそれなりに使える感じ.
で,このゴムバンドですが….
横一文字のバンドは使用時には下の写真のように裏側に回しておきましょう.
右側も…
左側も完全にオープンです.その構造上,端子類含めて全く塞がれていません.
こんな感じでパタッと閉じて….
バンドで固定するとMoleskine風.
Yoga Bookのヒンジはそれなりにキッチリしているので,バンドが無くてもパタッと開いたりすることはまず無いと思うけど,バンドをしておいた方が安心感はあります.
かなり大雑把なサイズ感.こんな感じで若干(かなり?)サイズ的に余裕があります.
ペンはこんな感じで挿せます.ただしボールペンリフィルの予備やノートパッドを収納するギミックはありません.
会議室への移動などの際に,単独で持つと落としてしまいがちなペンを固定しておく…という感じの用途でしょうかね.このままの形状で鞄に入れると引っ掛かってエライことになりそうですし.
と,いうことで,剥き出しのままYoga Bookを使うのが怖い人にとっては,とても良いケースではないかと思います.値段も安いし,試しに買ってみるのもアリだと思います.
サンワサプライ ソフトレザータブレットケース
で,Infilandのケースでしばらく行こうと考えていたのですが,私はもっぱら持ち運びの時だけ保護したいのであって,使用中は剥き出しでも全く問題無いということに思い至りました.そう考えると,鞄の中で存在感をアピールするInfilandの厚みはかなり悩ましい問題です.
と,いうことで,次に試しに購入したのはタブレットケース.『サンワサプライ ソフトレザータブレットケース(10.1型・黒) PDA-TABSL10BKN』です.
これもとても安く,約千円で売られています.
10.1インチのタブレットまで入るスリップ イン ケースです.
ガッツリ包んだりするのと異なり,一辺が開いて出し入れがし易いタイプです.
どう考えても,『ノートPC』用のケースではありません.タブレットは薄型なので問題ありませんが,普通のノートPCの場合,例え液晶サイズが10.1インチであったとしても,マチ不足で収納出来ないでしょう.『普通のノートPC』の場合はね.
参考収納寸法『W267xD11xH190mm』
行ける!!
物はこんな感じ.高級感の片鱗を感じます.でも約千円.
やはりシンプルなデザインはそれだけで様になりますな.
でも,ロゴとかは端の方にワンポイントで小さく打たれている方が好きだな….
ステッチ(?)や縫製もマズマズ.
内側は赤色の起毛処理した素材.優しく中身を守ります.
黒と赤の組み合わせはよく合います.そしてデザイン上,外からチラッと見える赤が何とも言えません.
さぁ,Yoga Bookを入れてみましょう.
綺麗にスッポリ入りました.
厚さ的には仕様範囲内ですが,最初のうちは下の写真のように少し中央部が盛り上がって隙間が出来るかも.
でも,しばらく使うと馴染んできて,変な隙間が出来なくなります.そして出し入れもスムーズです(ただし,Yoga Bookが滑り落ちる程ツルツルではない).
まとめ
と,いうことで,どちらも値段を考えたら凄いなぁと思ってしまうケースでした.
Infilandのケースは『常に保護用ケースに包んで守っておきたい.サッと取り出してそのまま開いて使い,使い終わったらそのまま畳んでサッと鞄に仕舞う』的な用途に合います.ペンを多用する人で,社内移動が多い人は特に便利かも.
次にサンワサプライのタブレットケースですが,私は現在これを愛用しています.
このケースのメリットは,まず何と言っても薄いこと.Yoga Bookの薄さをスポイルしません.鞄からの出し入れの時もスッと出てスッと入ります.それでいて必要十分な保護性能.引っ掻き傷や,若干の落下の衝撃からは守ってくれそうです.
使い始めの時に本体をケースから取り出すワンアクションが余計にかかりますが,それを補って余り有る持ち運び時の快適さです.オススメです.
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