無造作に置かれているだけで絵になるカバー:ほぼ日手帳2017 niuhans WALLET DIARYカバー
と,言うことで,前回に続いて『ほぼ日手帳2017』のカバーについて.今回は『niuhans WALLET DIARY』.
来年のカバー敏江てゃ,これが本命として購入しました.外側のデニム地の肌触りと内側の牛革の質感を期待してのチョイスです.コインポケットが少し不安要素ですが,その辺りは後程.
前回はちょっとエントリーが長過ぎたなぁと反省しつつ,今回は(出来るだけ :-))短めサイズに.
この美しい化粧箱の中に収められて届きました.見た瞬間,期待で心拍数が上がるのが分かりました.これは良い物だ.
エンポス加工で『niuhans』と『HOBONICHI』のダブルネーム.
箱を開けると丁寧に梱包されたカバーとポストカードがこんにちは.
袋から丁寧に本体を取り出します.
外側はインディゴブルー色のコットンウールデニム.この色,ステキです.そして使い込むに従って,艶やかな光沢を持つことでしょう.
肌触りはゴワゴワしておらず,目が詰まっていてサラッとしています.そして結構厚み/ボリュームがあり,フカフカしています.何十年も昔の布製の筆箱を思い出すような….何やら懐かしい感じです.
よく見ると,ジッパーのデザイン&色も凝っています.この『いぶし銀』のような光沢は何とも言えない魔力があります.これが単純なシルバーだったりゴールドだったりしたら興冷めるなのですが,流石分かっていらっしゃる.神は細部に宿る.
ただ,ちょっと滑りは渋い感じ.使い込むうちにスムーズになるかな.シリコンスプレー注すかも.
また,手帳に書き込む際には,きっちり最後まで開かないとジッパーに変なテンションがかかって破損するかも(トローリーバックでよくある事故).要注意.
中はこのような構成になっており,シッカリした牛革製です.革の香りもまた素晴らしい\(^o^)/
左側にはカードポケットが7個付いているのですが,お約束の物が入っています.
革を使ったカバーに入っているアレです.
革製品は色々と気を遣うことが多いけど,汚したら汚したで『味』だと思って使いましょう.『あぁ,このシミはあのときズブ濡れになって…』みたいな感じで想い出になったりしますよね(派手にやらかすと,あまり嬉しくないけど(^^;).
カードポケットはごく普通のスリットが入ったタイプ.7枚入るようになっています.普通に使う分には,十分でしょう.
それにしても,最近はありとあらゆる物がカードになって来た関係で,財布の中がカードだらけになってしまいました.今数えたら,IC/磁気カードが17枚程….うーん.財布が太る筈です.
昔はクレカの他は2~3枚で十分だったように思うのだけどなぁ…(遠い目).Gigazineで紹介されていたけど,コレとかコレみたいな物を使ってカードを少なくしたいところ.せめて交通系を1枚にしたいなぁ.
と,いうことで,とりあえずコレに期待して,iPhone7は予約済み.
大きなポケットが2つ.1つは手帳の表紙を差し込む用.
下にniuhansのロゴがエンポス加工で打たれています.
そしてこちらにはHOBONICHIのロゴがさり気なく.
向かって右側は少々色物(?)系.
目を引くのはコインポケット.このカバーの尖った所の一つです.
このように幅の狭い目の細かなジッパーが付いています.
このようにガバッと開きます.中は光沢のある滑らかなネイビー色の布地.細かな所も手抜き無しです.
右側も左側と同じように,大きなポケットが二つあります.
そしてやや小型のポケット.これはICカード収納用だそうです.
私は多分,予備の名刺入れとして使用すると思う.…仕事場で使うかは微妙だけど(^^;
この細長いポケットは鍵用のキーポケット.
私はボールペンの予備のリフィル入れ,もしくはこのような鍵型のUSBメモリを入れる形になりそう.サイズが合うのなら,HPのコレとかLightningも付いているコレとかも入れておくと格好良いし便利そうだなぁ.
このポケット,てっきりペンホルダとしても使えるのか思いきや,こんな感じ.浅いです.
そしてペンフック.
本体を挿すのではなく,クリップを挿して使います.
手帳をセットするとこんな感じ.手帳の周りからのぞく,光沢のある牛革のチラリズムが最高です\(^o^)/
懸念事項は,この部分のコインポケット.
まだ中身を入れていませんが,それでもこれだけの厚みがあります.
押すとこんな感じ.つまり,下が凸凹した所で書き物をする形になるわけです.実測したところ,中身が空の状態で7mm,最も厚くなった状態で約15mm.
中々微妙な厚さです.コインポケットの上にICカードポケットが配置されていますが,ここにカードを詰め込んでもツライチにすることは出来ません.そのため,筆記時には何らかのスペーサー,もしくは下敷きが必須でしょう.
コインポケットが取り外し式だったら…と,思ったりもしますが,カバーのコンセプト的には,誰が何と言っても譲れないポイントでしょう.
元々入っていた緩衝材もこの形.
ふと思い立って,RHODIAのNo.12をセット.サイズ,厚さ共に良い感じです.
厚さも空のコインポケットと同じ.ほぼツライチになります.
コインポケットは中身を入れると厚くなりますし,RHODIAは千切って使うメモ帳のため,使うに従って薄くなります.なので,この状態でツライチになっても,下敷き不要というわけには行きません.
とりあえずミニマム構成のときに,この位置にRHODIA No.12がピッタリ収まる空間があるということで.
ちょっとはみ出すかな…と,思ったけれど,ギリギリ収まってジッパーも閉めることが出来ました.
RHODIAの表紙を折り返しておけば,この方向にガバッとカバーを開ければスタンバイ状態のメモ帳が顔を出すわけです.デッドスペースを生かす方法をと思っていたけど,何気に便利かも.
*****
と,いうことで,まとめ.
手帳をセットして右側ページに書き込むのは,現状は下敷き無しでは厳しい感じです.使い勝手の面では,そこが特に気になりました.他には…変わったポケットが沢山あるので,他のカバーと比べて汎用的な収納力が小さいことかな.
でも,カバーの外側・内側のこの質感,この品質です.必要も無いのに手でスリスリしたくなります.そして閉じた状態でも開いた状態でも絵になる神々しさです.実に良い.
ただ,価格は少々高め.カバー単体で13k円弱します.これは,(私も以前愛用していた)スーツで使っていても違和感の無い質感の革カバーであるTSブラックの5割増しです.
この価格を考えると,正直言って全ての人にお薦めするのは厳しいです.でも,『1年使い続けるカバーだし,気に入ったらそれ以上使うかもしれないから良い物を』と思われる方には,オススメしたい.それくらい『モノ』としての魅力が凝縮しています.カバーが主役で手帳が脇役になってしまう程に.
これは良い物だ\(^o^)/
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