キンキンに澄み切った高音:BluetoothスピーカーTHERMOS VECLOS
昨年はイヤホンネタとしてコレやコレ,スピーカーに至ってはこのエントリーから連続して(2),(3),(4)といった具合にドカドカと投下しましたし,その他にも格安Bluetoothイヤホンやイヤホンチップネタをポストしました.
『オノレの耳は一体いくつの再生機器を欲してるんだね』と,ツッコミが入りそうではありますが,好奇心や探究心は失ってはいけません…と,いうことにしておいて下さい.とは言え,格安~ミドルクラスの価格帯の製品を色々と試している感じに止めています.ウン十万円がスタートラインとなるピュアオーディオの世界に踏み込んだ日には,とんでもない事になること必至ですしね.
で,『今年は…まぁゆっくり行きましょう~』と,思っていた所,何やら真空断熱水筒で有名なサーモスから『世界初、真空サウンド』という変わったコピーでスピーカーが発売されていたことを最近知りました.キャッチを見た瞬間に『真空だと音が伝わらないじゃん』とかツッコミを入れたくなったのですが,公式ページの説明を見ると…ナルホド,断熱水筒の製造で培った技術を用い,金属製の真空エンクロージャーでエンクロージャーを経由した余計な音の放射を押さえて綺麗な音を再生するということのようです.
『真空エンクロージャー』.何やら格好良い響きです.ヒーロー物の必殺技のようです.ポーズを取りながら叫ぶと,手からレーザーが発射されてどんな難敵もバタバタとなぎ倒しそうな勢いです.想定外のバグや急な仕様変更,迫り来るデッドラインが怖くなくなりそうです.
と,御侍史な業界での打ち合わせを複数こなし,パトラッシュと大聖堂の祭壇画を見上げたくなる程にヘロヘロになりつつ京都駅に降り立った際に,ふと時計を見ると,まだギリギリでヨドバシカメラが開いている時間です.物だけ見ようと閉店三十分前に滑り込みました.
展示場所が分からずに店員さんに聞くと,BTスピーカーコーナーへ.そしてそのまま試聴へと雪崩れ込みました.
しかしここで強敵出現.別の組が『このスピーカーは低音ガー。音量ガー』と,近くでBTスピーカーを大きな音量で鳴らし始めます.これでは繊細な音の違いが聞き分けられません.こちらもボリュームアップすると,サーモスも音割れせずに音量を上げていきます.するとあちらも….このとき『真空エンクロージャー』と,小声で呟いたのですが,特に何も起きませんでした.
疲れていたこともあって(←言い訳),とりあえず購入することにし,それも折角なので2本セットのステレオタイプを購入することにしました(ステレオとモノラルは別物なので,モノラルを買って,後でもう一つ買い足してステレオにするのは無理っぽいと言われた).
と,いうことで,カラバリ全色在庫アリとのことでしたが,ステレオVECLOS SSA-40S-BK
を捕獲して帰宅.
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