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2015年12月 7日 (月)

小型Bluetoothスピーカーを色々試す(3):Anker ポケットサイズBluetoothスピーカー

このエントリーの続きです.小型BTスピーカーネタ,もう少し続きますw

TaoTronics TT-SK05を購入して大変な満足感を得ていた私ですが,どうしてもAnkerの超小型スピーカーの存在が頭の片隅から離れませんでした.音質的にTaoTronicsで十分だと感じており,そして大きさも『このくらい小さければ不満無し』とか思っていたわけですが,Anker製は

  • 超小型でポケットサイズ
  • 12時間持つスタミナバッテリー
  • キューブ型の心振るわせるデザイン

の3つの武器で私の物欲をゴリゴリと刺激しました.おまけに価格もアンダー2千円.

それにしても,定価(?)が4900円なのに,3000円OFFで売られているってどういうことなのでしょうか.この価格は『今だけお安くしておくから買ってね(ハート)』なサインなのか,はたまた定価は適当な数字で,値引率を見ただけで『安い!お得!買う!』の三段活用を反射的にしてしまう人をターゲットとした罠なのでしょうか….

で,所用で烏丸四条をフラフラ歩いているとき,『まぁ2千円だし…まぁいっか…』と,おもむろにiPhoneを取り出してクリックしてしまいました.『0m商圏』の衝動買い,怖いですね.

で,プライム会員なので翌日配達されました.

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ANKER製の他の製品ではシンプルな箱が多いのですが,こちらはカラフル.おまけにメーカー名の上にバーコード…流通の悪意を感じるw

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当初は『ANKERが何故スピーカー?』とか思っていましたが,モバイルを楽しむ/充実させるための必須のモノとしてのオーディオだということで,可搬性の高いスピーカーを出したのだと勝手に納得.

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一択ではないけど,選びましたよ~.

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箱を開けるとこんな感じ.

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内容物一式.

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こちらは充電用のmicroUSBケーブル.

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こちらは有線接続(Line IN)用.

『ステレオミニピン<->microUSB(スピーカー側)』という特殊なケーブル.メーカー的には省スペースやコスト削減というメリットがあるかもしれないけど,こんな作りはアカン.特殊ケーブル/独自規格はケーブルを無くしたときが辛いです.

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一式を収めるための巾着も同梱.

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本体は黒いCube.立方体大好き.家の押し入れには今もNeXT cubeがしまってあります.

で,この製品も机の上にポンと置くタイプで,上にスピーカーの開口部が来るようになっています.メッシュ状ではなく,放熱用に密に穴を開けたという感じ.穴の径も小さいし,音の抜けが少々気になります.

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側面に電源ボタン.そして(おそらく)低音を鳴らすために利用される穴.

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反対側には,充電時に給電するため&AUX入力 共用のmicroUSBポート.

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裏側はペタッとしたゴムシート.他の小型スピーカーのように,足で浮かせるようにはなっていません.

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大きさはこんな感じ.実に小さい.小さすぎて不安になるくらいです.

製品名の『ポケッタブル』は掛け値無しです.ポケットに入れて持ち運ぶと固くてゴリゴリしそうなので,まぁ実際にポケットに入れて持ち運ぶ人は少ないでしょうけど….

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電源ボタンの所にステータスLEDが内蔵されています.ポチッと押して電源ON.

で,この電源ボタンですが,クリック感が無く,入れたタイミングが少々分かりにくいです.『入ったかな?まだ入ってないかな?』と,思って押していると,長押しになって電源OFFになったりします.

また,この製品もステータスを音で知らせるようになっているのだけど,ワンテンポ遅れて音が流れる感じなので,鳴った瞬間にスイッチから指を離しても遅い.レスポンスを良くするか,電源はスライドスイッチにしてもらった方が使い易いかな.

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無印のスピーカーと大きさを比較するとこんな感じ.大きさは殆ど同じですが,形状が立方体のため,ANKERの方が携帯時の収まりが良いです.

ありがとう,無印スピーカー.完全に置き換えられるスピーカーが入手出来たので,今後修理に出すことは無いでしょう.それにしてもこの2つの製品,値段で約3倍の開きがあるとは….

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スペック.

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ペアリング方法.Androidな方は,NFCが楽かな.

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バッテリ切れは音声とLEDでお知らせ.

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ステータスランプの意味.

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前回レポしたTT-SK05との大きさ比較,底面積では一回り小さいかな…くらいだけど,容積はかなり違います.実際に手で持つとめっちゃ小さい.

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さて,ではスピーカーの本分たる『音質』について見て…いや,聞いてみた感じはというと,『良い所を突いているなぁ』というものでした.

正直言って,このサイズのスピーカーには全く期待していませんでした.

オーティオメーカー製であれば,自社ブランドを傷付けるような製品を出すことは無いでしょうから,廉価な製品とは言え,ある一定のレベルはクリアしてくるでしょう.でも,ANKERはオーディオメーカーではないため,『BTで音が出るからいいじゃん』的な割り切り製品を出す可能性もあるんではと一抹の不安を感じていました.

でも,蓋を開けてみたらびっくり.意外と聞けるんですよ.いや,むしろ良い音と言いますか….高音も良く伸びて普通に綺麗だし,低音も結構頑張って…いや,頑張ってはいるけど低音は足りない感じかな.

改めて考えてみると,このスピーカーの勝負所は,

  • BT接続で有線の煩わしさがない
  • 小型で持ち運びしやすい
  • バッテリライフが長くて(12時間!!)長時間再生出来る

といった所です.

製品の特徴付けって結局は何を重視するかなんですよね.

そういう意味では,音質をある程度犠牲にしてはいますが,大きさとバッテリライフという面では強烈に尖った製品です.そして音質も『悪い』ではなく,『良い』と『まぁまぁ良い』の間くらい.ある意味,メリハリを付けつつも,極端にはバランスが崩れていない.

ただいくつか目に付く点もあって,

  • 操作ボタンの使い勝手がイマイチ
  • 正面(上)から聞くと音が良いが,横から聞くとかなり籠もる
  • 再生音の頭が数百msくらい切れる
  • 再生音量を最小にしても結構大きい

は改善の余地有りかなと.

で,私はというと,結局Ankerを選ばず,TT-SK05をメインに据えています.

やはり低音がある程度出ていないと…といったのがAnker製をメインに据えなかった主な理由です.でも,この大きさと『実用的な音質』,そしてモノ/ガジェットとしての得も言われぬ魅力はANKERに軍配が上がるかな.

なので,『BGMが鳴らせる小型の携帯可能なスピーカーが欲しい』という方で,この形・大きさを見てビビビッと来た場合は行っちゃっても後悔は無いでしょう.今なら(?)二千円を切っていますし,BTスピーカーをお持ちで無い方は,1台持っておくと何かと重宝すると思います.

***

小型BTスピーカーの沼はつづく…にしたかったけど,ちょっと端折って次で最後の予定(息切れ).次回はスピーカーの特性をチェックする方法とその結果についてまとめてみようと思います.

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