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2015年10月14日 (水)

フリクションで書いた物を紙を傷めずに綺麗に消す(1):電動イレーサーをフリクションイレーサーに

昨日,ほぼ日手帳のWEEKSについて書いたわけですが,3年に2回程購入しているのにも関わらず,結局使わなくなったりしている現実があります.

理由はいくつかあるのですが,一つは『レフト型である』という点.私はバーチカル式万歳派なので,レフト型は微妙に使いにくく感じます.ただし,工夫次第ではソコソコは使える感じがしないでも無いような気がするように思う(妥協).

そしてもう一つの理由の方が深刻なのだけど,『トモエリバーとフリクションは相性が悪い』という点.手帳用に開発された用紙,トモエリバーは素晴らしい面もあるのだけど,『薄くて腰が無い』という性質が,フリクションに対してはマイナスに働きます.

スケジュール管理を行う手帳の場合,予定変更その他のために書き換えが発生する頻度が高く,そして筆記スペースの関係上,ノート欄でも消して書き直しをすることが多いでしょう.

そのようなわけで,『手帳+フリクション』は最強コンビなわけですが,トモエリバーに書いた字を消そうとすると,紙がヨレてボロボロになるんです.ヘタすると紙が破れます.

じゃぁJETSTREAMと相性は良いのかというと,このような問題もあるので,なかなか悩ましい所ですな….

裏技(?)としては,ページ全体を消す場合はドライヤーが使えるのですが,手帳の場合はそういう訳には行きません.そこで,前々から試そうと思っていたことをやってみることにしました.

目標は『フリクションで書いた物を紙を傷めずに綺麗に消す』です.

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用意した物はサンスター文具 電動消ゴム ボーデ.店頭価格は概ね500円くらい.

何故か手元に2本ありました…と,言いますか,昔買ったのを忘れていてもう一本買ってしまった次第.うーむ.

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『軽く当てるだけで簡単に消せる!!』とか,『超高速モーター搭載』のキャッチーなコピーが目立ちます.

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電池は単四2本です.

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本体はこんな感じ.半透明のプラの筒です.

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こちら側には消しゴムチップ用のチャックとスイッチがあります.

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電池はこのように2本直列に入れます.

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転がり止めも兼ねたキャップを外して電池を入れます.

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中の電池が透けて見えるのが…ちょっとイヤな感じ.

デザインの良い電池を探したくなります.

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使うときはこんな感じ.軽く消しゴムを押し当ててスイッチを押します.

丁度ペンを掴むような感じで握れるので,細かな所も(当てやすくて)消しやすい印象.

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高速回転モーターから発生する,稼働時のビュィィィンというやや高めの音が少々耳障りです.静かな図書館は当然のこととして,授業中に使ったとしても『何の音?』と,振り向かれると思う.

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ピンポイントで使う分には良いのですが,少し広い面積を消したい場合,紙に押し付ける力加減が難しく感じます.強く押し付けるとゴリゴリ擦りつける感じになりますし,軽く押すと消しカスが回転する消しゴムで攪拌されて吹っ飛んでいきます.

また,消しゴムの消字力が…ちょっと物足りない感じ….

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で,ご想像の通り,今回はこの消しゴムの代わりに消去用ラバーを付け,フリクション専用電動イレーサーを作ろうという算段です.

用意したのはフリクションボールビズ専用 P-LFBRU-10B です.他のタイプのラバーは200~300円程するのですが,このタイプであれば百円です.

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本体はこのような形状になっており,ラバーがプラ製の部品に固定されています.

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ラバーをこのように外し…

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消しゴムの代わりに…

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このように取り付ければ完成.

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では早速試運転.

軽く紙に当てるだけで綺麗に消えて行きます.また,紙の方もヨレたり変な型が付いたりしません.これは結構良いかも.

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***

では次に,たまたま手元にあったダイソーの100円電動字消しでも試してみましょう.

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『消しゴム No.202』です.

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大きさはこんな感じ.

単四電池を2本使うところは同じですが,ダイソーの方は横に並べて収納するため,横方向にぼてっとしています.

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基本構造は同じです.消しゴムをチャックに挟み,本体のボタンを押すと回るようになっています.

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電池を入れる際には,この部分を回して…

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首の部分のパーツを外し…

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開きます.

何やら昔懐かしい見た目のモーターが見えます.

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電池は単四電池2本が必要です.電池ボックスを兼ねた本体に直列で横に2本並べて入れます.

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こんな感じ.

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で,これもフリクション専用に改造(?)しましょう.

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消しゴムをフリクションのラバーに交換.これで完成.

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ダイソーの方はモーターの回転数が少なく,音も低く小さめです.そしてフリクションを消す分には回転数不足な感じは無く,狙ったところをピンポイントでスッと消せます.

普段使いにはこちらの方が良いかも.形状的に横に太いので,ペンケース内での収まりは悪いけど.

また,こちらも紙を引っ張らないため,ヨレたり変な折り目が付かず,痛みが少ないです.トモエリバーを使用したWEEKSで使ってみてもこの通り.ヨレてなーい(^^

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消去用のラバーのアップ.

フリクションを手でゴシゴシ消す際には,それ程ラバーがすり減ることが無いのですが,電動イレーサーで使うと,目に見えて削れていきます.強く紙に押し付けなくても,スルスルと削れていく感じ.

別の材質のチップも試してみようかなぁ….

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と,いうことで,手でゴシゴシと消す場合は使い物にならなかった『トモエリバー+フリクション』の組み合わせですが,電動イレーサーを使用することにより,実に快適に消字出来る&紙も傷まないようになりました.これは結構良いかもデス.

ただ難点は,単純なイレーサーよりもゴツイ物を持ち歩かないといけないこと.手帳と一緒に持ち歩くとなると少々厄介です.そのうちに,代わりになるような小型軽量の物を探してみようかなぁなんて思っています.

それともう一つ問題がありまして,こちらは(使い方によっては)致命的かも.詳しくは次のエントリーにて.

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文房具」カテゴリの記事

コメント

なるほど、そんな手が!と思いました。
あとエレキットに電子消しゴムというのもありますね。
https://www.elekit.co.jp/product/AP-170

がりぃさん
次のエントリーの内容がバレバレでしたか(^^;

あちゃー、すみません(^^;
ハルロック良いですよね。

いえいえ(^^
AP-170に関しては用意してあったので,アップしました.
https://tadachi.txt-nifty.com/blog/2015/10/post-1467.html

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