2016年の手帳を購入(3):ほぼ日手帳WEEKS 2016と『サンドイッチ ミッドナイト』カバーでオールインワン環境
『いったい何種類買うんや?』と,突っ込まれそうですが,気になるモノは色々と試したりしたいじゃないですか(笑)
3年に2回くらい購入しては『うーん,やっぱり私の用途には合わない…』と,途中で使わなくなることが多い『ほぼ日手帳WEEKS』ですが,2016年版を購入してみました.理由は『心ときめくカバー』があったからです.
このパターンは3年前も同じだったのですが,前回は『デザインと質感は良いけど,使い勝手が…』という理由で,結局お蔵入りに.しかし今回は,デザインだけではなく,機能性もピピッと来たんですヨ!!
と,いうことで,簡単なレビュー.
ほぼ日手帳オリジナルを購入した後で追加購入したため,第二便という感じで9月上旬に届きました.
前述した理由でWEEKSは購入しない予定だったのですが,WEEKSのラインナップページを見たのが運の尽きでした(笑)
WEEKSはハードカバーの『ネイビー』をチョイス.無難な選択です.
WEEKSに関しては説明するまでも無いですよね.詳しくはこちらをご覧下さい.
2016は黄色.
手元の2015年版のネイビーを確認してみたら,緑色でした.毎年変えていたんですね…気が付きませんでした.
中身はブロックマンスリーと…
レフト型がメインで,あとは豊富な方眼ノート(71P)がWEEKSの売りかな.
ポケットは自分で貼るようになっており,手頃な大きさの路線図が付いてきます.
そしてこれがお目当てのカバー.
カラバリとして,ミッドナイト,ワイン,オリーブの3種類があったのですが,何れも大人気につき品切れで,10月中~下旬に再販予定とのこと.
カバーはこんな感じです.
タグはPORTERと『ほぼ日』のダブルネーム.
ぱっと見,コットン製のペンケースに見えますが,違うんです.
一箇所止まっているボタンを外し…
ぺこっと開くと…
こんな形状のカバーなんです.
流石にそれなりの値段することもあり,説明書一式もしっかり揃っています.
では,ポケット類を見てみましょう.
まず左側に差し込み式の牛革のポケットがあります.
ネイビー色に染められたコットンと牛革の黒の組み合わせが実に落ち着いた良い雰囲気を醸し出しています.
そして内側のポケット.奥は滑りの良いナイロン製の生地になっています.
右側はカード用のスリット.しかし…サイズが微妙で,挿しにくいし抜きにくい印象が….
そしてこちら側にもポケットがあります.
金色のジッパーを引くと…
それなりにマチのあるペンケースになっています.
形状が不安定な袋状のペンケースをノートカバーに一体化させると,筆記時に凸凹して書きにくいことがよくあります.しかしこのカバーの場合,ハードカバーのWEEKSを入れてやれば多少の凸凹は気になりません.また,立って手に掴んで筆記することが多いでしょうから,そもそも問題になりにくい感じです.
WEEKSの表紙を片方のポケットに突っ込み…
カバーに両方の表紙を収めるのではなく,このように片方だけ収めるスタイルで使います.
なお,左側のポケットには,WEEKS用のメモ帳を入れておくと良いでしょう.
革製のポケットに航空券等を挟むようにしておくと,空港で使い易そうですね.
WEEKSのサイズ感(特に幅)は実に素晴らしく,このように無造作に掴んだ際に,手の中で実に収まりが良いです.
*****
ふと思い立って,NOLTY WIDE3をこのカバーに入れられないか試してみました.
サイズ的には,縦方向にかなり余裕が出来る感じ.そして幅はピッタリ.開いたときも普通に使えます.
栞がこんな感じに飛び出るのが少々厄介なのと,縦サイズに余裕があり過ぎてズレるのが難点.
また,表紙がソフトカバーのため,(カバーを付けたままで)立って書くには使いにくく,そして机上に置くと,諸々詰め込んだ物で凸凹して書きにくい…と,いう感じになります.
やはりWEEKS,それもハードカバーの表紙のタイプで使用するのが良い感じです.
今ひとつ使い勝手が良くなかったので,中身をWEEKSに戻しました.
***
で,触っているうちにとても気に入りまして,『来年まで待てない!』と,いうことで,本棚の片隅で埃を被っていた2015年のWEEKSを突っ込んで使い始めました.
このカバーの良い所は,
- パッと掴んで持っていくのに丁度良いサイズ感
- 必要最小限の物をコンパクトに纏めることが出来る収納力と使い勝手の良さ
- デザインが秀逸で,落ち着いた雰囲気.スーツのときもカジュアルなときも浮かない
辺りだと思いますが,機能性とデザインが丁度良い感じでバランスしています.そしてWEEKS用に作られていることもあり,組み合わせた際の収まりも完璧です.
WEEKSはノートページが多いので,多少ディープな打ち合わせが続いたとしても,このカバー一式を持っていけば,『筆記スペースが足りない!!』なんてことにはならないでしょう.打ち合わせノート・筆記用具一式としても十分使えると思います.
その一方で,一ヶ月ほど使用してみて感じたマイナスな点は,
- コットン生地だと汚れやすくて汚れが目立つ
- ジッパーポケットの中でペンの収まりが悪い
辺りでしょうか.
コットン生地,特に濃い色の生地の場合,ちょっと擦れたりした所が白っぽくなったり,糸くずや埃が付きやすく,ナイロン製の生地と比べて直ぐに使用感が出てきます.まぁ仕方ないですな.諦めます.
そしてジッパーのポケットですが,当然と言えば当然ですが,中には内容物を固定するための仕組みが備わっていないので,ラフに扱うと,中でゴロゴロと転がることになります.そしてペン同士が傷付け合って,表面の塗装が剥げてツルツルになってしまうことがあります.特にローレット加工されたペンは御法度です.
と,いうことで,主従が入れ替わってしまった感がありますが,好みのカバーを入手したせいで,埃を被っていたWEEKSを使い始め,そしてWEEKSの使い勝手の良さを再発見したりしています.
このカバー,コンセプト的には『オリジナル』の『ジッパーズ』に近いと思いますが,実際に使ってみると似て非なる物です.ジッパーズは『オリジナル』を周辺ガジェットと合体させることによって重厚なノート化するためのツールであると感じるわけですが,今回紹介したカバーは,手帳の軽快性を損なわず,『もうちょっと』を満たすためのカバーであるように思います.
実に良いです.オススメでございます.
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コメント
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はじめまして!
私は、情報管理LOGというサイトを運営しているyoshinonというものです。
http://hokoxjouhou.blog105.fc2.com/
先日、この記事を読ませていただき、いたく感銘を受けたので、私のブログで紹介させていただきました。
http://hokoxjouhou.blog105.fc2.com/blog-entry-420.html
事後承諾になってしまい、申し訳ありません。
もし、何か不都合などございましたら、おっしゃってください。
投稿: yoshinon | 2015年11月 6日 (金) 05時11分