複数の鍵をコンパクトかつ美しく持ち歩くためのツール:KEY SMART
何かあったときに持ち出す物と言うと,スマホ,財布,そして鍵でしょう.『手ぶらで外出』と言っても,多くの人はこれら3つは持って外出する筈です.
しかし『鍵』は実に厄介で,1つ2つであればキーホルダーに連ねておいても大して邪魔にならないのですが,更に数が増えたり,『キー型』のガジェットも一緒に持ち運んでいる場合はとても嵩張りますよね.このブログを読まれている方であれば,キーホルダーに付けているガジェットも一つ二つではないでしょうし(笑)
でも,ジャラジャラと持ち歩くのは格好悪いし携帯性も悪い.私も『そろそろ何とかしないとなぁ』と思い,前々から気になっていたガジェットを購入した次第.物は『KEY SMART』です.
私が普段持ち歩くキーホルダーはこんな感じ.車・バイクのキーは別です.既にポケットに入れて気軽に持ち歩くサイズでは無くなっています.
で,KEY SMART.
これ1つで2~10枚のキーを収納出来ます.
あと,米国製ってことで工作のアバウトさを不安視していたのですが,実際に使ってみたら杞憂でした.
3つの特徴.拡張可能,スリム,そして汎用.
パッケージも凝っています.裏には写真入りの説明書き.
この写真を見るだけでも惚れ惚れしてしまいます.
こんな感じで,枚数が多くても少なくてもピッタリ綺麗に収まります.
同梱物一式.
プレートの他に,細々としたパーツが入っている袋,そして説明書が入っています.
マニュアルは当然英語です.
イラスト入りで丁寧に書かれたマニュアル.
マニュアル通り組んでいけば,まず間違いなく作れます.
重ねるのではなく,キー同士は互い違いにずらして積んでいく旨書かれています.
最後に隙間を空けずにプレートをねじ込んで完成.
ふぅ….組み立て式の製品で作る前にマニュアルを読んだのは久しぶりだぜ….
では早速….
ちなみに私はブルーを購入しましたが,オレンジ,グリーン,グレー,パープル,ブラック,レッドがラインナップされています.
裏側のスクリューを回し…
パーツを台紙から外します.
そしてEXPANSION PACKから…
パーツを出します.
元々のキーホルダーにぶら下がっていたキーやガジェット達.
ちょっと脱線になりますが,求められなくても説明しちゃいますヨ(笑)
まずライトですが,これはABITAX タグライト.超小型なのに非常に明るくて,ボタンを押して一瞬照らしたり,ボタンをスライドさせて点灯させたりすることが出来ます.電池はCR1220なので,入手性もそれなりに良好.
携帯用にいいですよ,コレ.
で,下の写真はHIGHMOUNT TRUE UTILITY テレペン.Amazonではえらく高いですが,好日山荘で結構安く購入したような….
このペンの秀逸な所は,普段は短く収納しておき,使う際にはこのような形でフルサイズに伸ばして使える点.使い易いです.そしてネジ式ではなくてパチッと嵌め込む式の固定方法なのですが,塗装の剥げ方から分かる通り(笑)結構ラフに扱っているにも関わらず,事故で脱落したことがありません.
リフィルは一般的な油性BP.予備が3本付いてきましたが,無くなっても身近な物をカットして使えそうな感じ.
次はキー型のUSBメモリ.64GBです.
今であればUSB3.0に対応したこの辺り を購入すると思いますが,下の写真の物は上海問屋のカギ型64GBです.数年前のセールの際に2千円程で購入.
容量が大きいのは重宝しているのですが,やはり容量に見合ったサイズのファイルを転送しようとすると,結構忍耐です.USB 3.0対応の製品に買い換えようかなぁ.
中には『ちょっと持ち運び』的なファイルやデータ,ポータブルアプリが諸々仕込んであります.
ポータブルアプリに関して少し説明させてもらうと,このようなUSBメモリ等にインストールし,持ち運べるようにしたアプリです.
普通のソフトはインストーラーによってProgram Files以下にインストールされ,それをそのままコピーしても使えないですよね.ポータブルアプリは少々細工してあり,持ち運びを可能にしてあります.また,メジャーなソフトもポータブル化されているものが結構あるので,少しPCを借りて作業…というときに,自分が使い慣れた環境(アプリ)をそのまま使えます.便利.
まぁ実際にはウイルス等が怖いので,外出時に使う機会はそれ程多くないのですが….せいぜい出先組織の素性の知れたマシンに挿すくらいかな.
ただ,このUSBメモリは端子がむき出しなので…
ELECOMの紐付きのUSBメモリキャップで保護するようにしています.次はこれ.KEY型Lightningケーブル Kii.
値段がちょっと張るのですが,類似の安い製品がすぐにボロボロになる中,安心感を持って携帯できるのはコレだけでした.
スライド式のロックを外すと,このようにLightning端子が現れます.
ただし,頑丈なのは良いのですが,ゴツくてデカイので,どう足掻いてもKEY SMARTには入りません….
***
さて,では話戻して組み上げていきましょう.
このように両端のピンにキーを挿していきます.
こんな感じに.
反対側には同梱のワッシャを噛まして…
積みます.
え?マニュアル通りじゃ無いって?(笑)いいんですヨ,私はこの組み方の方が好きなんで.
完成しました.
マニュアル通りに組んだ場合,両サイドにキーが飛び出ますが,より薄くorより多くのキーを収納出来ます.
横から見るとこんな感じ.この組み方の場合,ワッシャー分の厚みの収納力が無駄になります.
全部開くとこんな感じ.アーミーナイフみたいですね.
で,ワッシャーを噛まして互い違いにしたこともあり,キーを回転させて出すのもスムーズです.ギシギシしません.実に使い易い.
冒頭の写真と比較してみて下さい.実にスッキリ.そして『Smart』.
キーチェーン用の金具も付いているので,このように連結することも出来ます.
完成.
と,いうことで,以前はポケットに入れるのが憚られるようなボリュームだったキーホルダーですが,実にスッキリしました.普通の人よりはジャラッとしているかもしれないけど,雑然とした感じは無いですよね.
と,いうことで,何も引かずに機能そのままで実にスッキリしました.
私は標準サイズのキーでしたので問題ありませんでしたが,少し長めのキーを使用している場合,KeySmart 2.0 Extended という製品もあります.これはプレートの長さが若干長くなっています.
キーをスマートに持ち歩きたい人に,KEY SMARTオススメです.
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