ペンケースに収納するのに便利:ペン型付箋ケース&フィリル ペントネ(PENtONE)
本ブログでも『付箋』は度々採り上げてきましたが,工夫次第で様々な使い方が出来るため,文房具界のワンツール・マルチユースの優等生と言えるでしょう.
過去にポストしたエントリーを挙げると,例えばスケジュール管理にはテンミニッツ,持ち歩きメモ帳として使う場合はこのようなカバー,そしてガッツリ読書をする場合はこんな感じで大量の付箋を持ち歩いたり等,枚挙に暇がない.ホント,便利ツールです.
しかし,ある程度まとまった分量の付箋を携帯するという方面に関しては,方法論/製品の決定打が無い感じでした.
そして常にチェックしている新製品情報を眺めていて,『これだ!』と,思ったのが今回紹介するペントネです.
最近は『つくしペンケース』に必要/お気に入りの筆記用具,そしてこのような使い方をしているNOLTYを入れて持ち歩くことが多いです.
たまに本数を減らしたりスタメンを変更したりしていますが,お気に入りのペンが多過ぎることもあり,慢性的にパンパンになっています.そしてこの中に付箋をガッツリ入れるスペースが無いため,カンミ堂のココフセン
を数束滑り込ませたりしていました.
でも基本的には,蛍光ペンに巻いたマステで代用することが多かったかな.
このようにマステを腹巻きのように巻いておくと,携帯・使用勝手の面でとても便利です.注意点としては,使用頻度の低いペンに巻くのが肝です.
しかし,やはりマステはマステです.付箋の用途を完全に置き換えることは出来ません.
そこで今回紹介するペントネです.
(期間限定で?)まるで棒アイスのようなキャンペーンをやっているようです.
1枚分が42mm*12mmのサイズで,これが210枚分収納されています.
付箋の仕様.全面糊に近い仕様になっています.そしてセロハンテープのような構造で,ミシン目で切り離すことが出来る付箋が巻かれて入っているという仕組み.
使い捨てではなく,リフィルの交換が出来ます.
で,これが本体.筒状のペン型ケースに3種類の巻かれた付箋がセットされています.
付箋の柄の組み合わせで6種類あるのですが,これはノート(PT-1003)
というセット.一番オーソドックスな感じです.
横に飛び出ているプラの部分に付箋の端が貼り付いており,セロハンテープでよくある,『端を見付ける作業に四苦八苦』ということがありません.
裏側に説明書きがあります.このプラ製のパーツは,付箋を適当な長さにペリッと破る際のガイドにもなります.あまり力を入れずに綺麗に切れるので便利.
あと,各リフィルの中央に当たる部分にくぼみがあり,付箋がプラパーツにベッタリ貼り付いた状態でも剥がしやすくなっています.
一見プラの部分が胴体から飛び出ているため,邪魔になるような感じもしますが,厚さがあまり無いためにそれ程気になりません.
被せるタイプのカバーも同梱されています.ペンケース内で他のペンと擦れ合い,付箋が剥がれてクシャクシャになるという事故を防ぐことが出来ます.
携帯時はこんな感じになります.
使用時はこのように引き出し…
ペリッとミシン目に沿って破ります.
前述のように,1枚分は42mm*12mmサイズです.しかし敢えて一枚ずつ破らず,長めの付箋として使うことも出来ます.
一枚ずつにするとこのサイズ.ちょっとしたメモ書きや栞代わりには丁度良い大きさです.
あと,軸の部分両端の金具が凝っていて,こちら側は『PENtONE』の刻印ですが,
こちら側はカタカナで『ペントネ』の刻印.こういう部分を見付けると,思わずニヤリとしてしまいます.
で,リフィルを変更する際には,ホックで固定されているこのボタン部分を外します.
そしてスライドさせて引き出し,交換するという流れです.
リフィルの幅は全て共通ですので,順番を入れ替えることが出来るほか,後述する別のデザインの物と自由に入れ替えたり組み合わせたりすることが出来ます.
*****
では,交換用のリフィルを見てみましょう.なお,各リフィルは軸とセットでも売られているため,PENtONEは軸付きの柄違い6種類,交換用リフィル6種類の合計12種類という展開になっています.
まずはチアフル(PT-1102).かなりハッキリした明るい単色の付箋です.何かマークする際にはこれが良いかな.
次は今回紹介した軸にもセットされていたノート(PT-1103).何かメモして手帳に貼っておくようなシーンに便利な薄い色/半透明/方眼.
こちらはプチ(PT-1104) .ふわっとした色合い.うち二つは水玉模様.ちょっとファンシーな感じで,私が使うにはちょっと勇気が要る感じ.
そしてハッピー(PT-1105).こちらもふわっとした明るい色です.ボーダーな柄付き.
最後にリラックス(PT-1106).ハッピーの色をもう少しビビットにした感じ.
この他にリフィル ペール(PT-1101)
がありますが,購入してあったのに何処かに行ってしまったorz.
***
と,言うわけで,つくしペンケースにセットオン!俺のオキニの付箋,出てこい!
ペン型のため,このように綺麗に&整然と収納出来ます.とても良い感じ.
最後に使い勝手.
この手のフィルム系の付箋の場合,インクが弾かれてしまって鉛筆でないと書けなかったりしますよね.実際に試してみたら,以下のような感じでした.
上から鉛筆,万年筆(BBインク),ジェットストリーム,フリクションで書き,書いた直後に手でスッと擦ってみた後です.
鉛筆は予想通りですが,万年筆やフリクションでも概ね問題無く使えています.水性ペンでも問題無いかも.
その一方で,油性インク代表として使用したジェットストリームのインクが意外と乗らず,擦ったらインクが掠れてしまいました.これは想定外….
普段使用しているペンとの相性を一度試す必要があると思いますが,携帯性,使い勝手,持ち運べる分量(枚数)の関係で,かなり便利です.
それと全面糊ということで,本に挟む付箋として使用出来ないんじゃないかと思われる方が居ると思います.しかし糊はそれ程強力で無い&そんなにペタペタしないため,意外とこのような使い方にも利用出来ます.
付箋の持ち運びという意味で,現状ではベストな解だと思います.ペンケースにペン1本分のスペースが空いている方は,是非お試しあれ.
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コメント
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ヨドバシカメラさいたま新都心店ではじめて見ました。ハンズやロフトでは見かけなかった品物がヨドバシカメラの文具コーナーに鎮座してました。りフィルもちゃんとありましたからいつかお迎えしたい。
投稿: agu | 2015年7月29日 (水) 14時56分