COMPLYのイヤホンチップを色々試してベストな音を探してみる
SE535Ltdにコンプライのイヤホンチップを付けて聞き始めた際に,装着感と遮音性に感動したことを前回書きました.しかし音に違和感.そこで前回予告したように,今回はコンプライのTx以外のシリーズを試したのでそのレビュー.
結論を先に書きますと,『コンプライ』と一言で言いますが,全然違いました.
まずは丸っこいタイプのCOMPLY Ts-100
.
『高音域UP』となっていますが,『高音をクリアにする』という方向性のチップです.
Shure SE535Ltdに合うサイズは100なので,Ts-100を購入.
裏側には対応イヤホンのリストが印刷されています.
『高遮音性』は他のシリーズと同じですが,『プロ仕様』『究極のフィット感』とあります.
こちらも3個セットを購入.
裏側には交換・装着方法が書かれています.
- 耳のふちを図のように引っ張り,イヤホンを耳の奥に優しく挿入します
- イヤホンとイヤホンチップを15~30秒,イヤホンチップが広がるまで押さえます
とのこと.仰々しいですが,『プロ仕様』の所以でしょうか.
注意もバッチリ書かれています.
遮音性の高いカナル型イヤホンを使用し,音楽を大音量で聞くのは自殺行為です.難聴になりたくなければ程々の音量で聞きましょう.
そういう意味では,騒音の大きい所でも(遮音性が高くて)小音量で音楽を楽しめるコンプライのイヤーチップは良いチョイスだと思います.
いつもパッケージを開けるとき苦労していたのだけど,こんな所に淡い色でハサミマークが… orz
左からTx,Ts,Pのシリーズです.
Txはオーソドックスな感じ,Tsはやや背が低くて丸く,Pは砲弾を思わせるような長いシルエットです.こんなに大きいの,奥まで入るのかな…(どこか卑猥な響き)
上から見るとこんな感じ.どれもMサイズなのですが,極端に細いとか太いとかいうことはありません.
で,ここでお詫びです.実際にヘッドホンに取り付けた際の写真を撮っていなかったことに,先程気が付きました…orz
取り付けて様々な音楽を聞いてみたのですが,前に書いたエントリーのように,Txは音が少々籠もったような感じがします.そしてPは入れるのが大変で,他よりもワンサイズ小さくないと耳にピッタリ合わないような感じ.サイズが合っていない可能性が高いのですが敢えて書くと,低音は迫力が増すけど高音が籠もったような感じ.サイレンサーのような働きをするからかなと想像.でもまぁサイズが合えば素晴らしい音になる可能性もあり….
そしてTsが私にとってはベストでした.高音が伸びてキラキラする感じ.ダイヤモンドダストを舞う風景を見ているようで心地よいです.そして一般に低音はTxより劣ると言われているようですが,私が聞いた感じでは,Tsの方が低音が出ている感じがします.おそらく私の外耳道にピッタリ合っているせいでしょう.
と,いうことで,イヤーチップによって音が違うことは知っていたのですが,同じコンプライでもシリーズ間でこんなに音が違って聞こえるのかと驚きました.
結局私にとってはCOMPLY Ts-100
がベストだと分かったので,早速これに付け替えて常用しています.
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