2014年8月のトラベラーズノート関連新製品を買ってみる(エアポート プロダクト)
購入してから少し時間が経ってしまったけど,簡単にレポ.
製品はこちらでアナウンスされたもので,今回は『全部下さい!』ではなく,興味のある物をピックアップして購入しました.
現在は一連の商品がトラベラーズノート公式オンラインショップで購入可能になっています.既に在庫切れになっているものも一部有りますが,TAIWAN LIMITEDのように,『完売』でない点が救いです.
ボールペンのTAIWAN EDITIONは欲しかったなぁ….
まずはブラスタグ JAPAN TRIP.
海外の人が日本を象徴するという物として真っ先に挙げるのは,アニメやスシ フジヤマでしょう.と,いうことで富士山.
多いときは月に4~5回,新幹線で富士山の横を通るのですが,開けた大地にそびえる美しく,そして雄大な姿にはいつも魅了されます.
裏側には何もありません.
次はブラスクリップ 飛行機.カレンダー用のクリップをアレンジした感じです.
ある程度の枚数を挟んでおかないとヨレてしまうので少し使い勝手が悪いのですが,栞代わりに使う感じですな.
本体から飛び出る部分には飛行機が打ち抜かれています.
裏側.
パスポートサイズに使ってみた状態.ギリでカバーの外に飛び出るか出ないかの高さがあります.
そして『ラベルシール』.2種類あります.
まずはラベルシール TFA.3色2組ずつ入っています.
各ラベルはこのようなデザイン.
タイトルを書いてペタッと貼るような使い方がメインでしょう.パスポートサイズのリフィルの表紙の幅とほぼ同じです.のっぺりとした表紙のスケッチブック等に貼っても映えると思います.
こちらはかなり異色なシール.3パターン2色が入っています.
まずはDEPARTURE.旅行の行き先と期間を書いて貼ります.
世界地図.海外旅行に行った記録を取る際には,この地図に『ココ!』と,マーキングして貼ります.世界一周旅行などをした場合は,『ココを通って…』のようなルートを線で引いても楽しいかもしれませんね.
個人的には,国内を行き来することが多いので,日本地図も欲しいなぁ….
『この旅で最高だった○○は~』のシール.旅のまとめノートの表紙に貼ると,そのときの鮮明な記憶が呼び起こされて良いかもです.
最後は『ショートトリップ リフィル』.個人的には,今回の目玉はこれかな.
トラベラーズノート用の純正リフィルは,64ページないしは80ページあります.ガッツリとノートを取る場合は『少ない』と感じたりすることもありますが,旅行ノートとして使用する場合は結構余ってしまうものです.海外に1週間ほど…といった場合は大丈夫でしょうが,2泊3日で国内旅行を…のような場合は,1旅行1冊で管理する場合は頁数が多いです.
そんなとき,この1/2容量のリフィルが登場ですヨ.中身『増量』が売りになる商品は多いのですが,『減量』が売りになる製品は珍しいなぁ.
無罫,MD用紙クリーム,クラフトがあります.何れもプレーン(無罫)です.
方眼や横罫のように『ノートを取る』という感じでは無く,絵を描いたりスクラップしたり等,罫線に捕らわれることなく自由に使う…ということを志向しているからでしょうね.
表紙は色分けされており,使用されている色はオリジナルと同じです.帯には間違えないように『1/2』の印刷.
そして『ひと旅を1冊にまとめやすい、32ページ(1/2のページ数)のリフィルです。』の説明.
少々分かりにくい写真で申し訳ないのですが,上の1冊が『1/2』,下の1冊が(少々使い込んでいますが)『オリジナル』です.確かに厚さ約半分です.
実際に使ってみると分かると思うのですが,諸々貼り込んで行くと厚みがかなり増します.32ページというのは,スクラップブック的に見ると丁度良いページ数かもしれません.
昨日,ほぼ日手帳の分冊について少し書きました.殆どの場合,連続物の場合は1冊にまとめてあった方が使い易いでしょう.しかし,区切り毎に敢えて分冊にする方が使い易い場合もあります.
例えば1旅行/出張中に連続で複数のイベントに行った場合など,イベント毎にノートを分け,各表紙にイベント名を書いておくと良いでしょう.『あれはこの旅行のときの後半だったよな…』なんて感じでページを括らなくても良いので,整理という面では扱い易いでしょう.
また,日常的にトラベラーズノートに数冊の『1/2』をセットしておき,コンテクスト毎に分けて使うなんて使い方も良いかもしれません.トラベラーズノートのリフィルには見出しを付けにくい構造(*)ですが,書き込むノートを分けて束ねておくというイメージです.例えば『この1冊は○○案件関連で,こちらは△△案件』みたいな感じで…あぁ,利用シーンの想像が仕事側に引っ張られてる….
(*)頁数がそもそも多くないため,見出しのために1枚犠牲にするのは勿体ない.また,糸で綴じたタイプのため,システム手帳/ルーズリーフバインダの見出しのように,厚紙/プラ製の見出しを挿入することが難しい.前述のようなクリップを挟む手はあるが,ある程度ゴツイ物だと安定せずに使いにくい.
***
と,いうことで,今回の新製品は『旅行』に特化した物ですが,地味に『1/2』が便利かなと思いました.
欲を言うと,バリバリと諸々を記録するための『x2』(2倍.128ページ)や『x4』(256ページ)のような方眼リフィルの登場を今後期待したい所でありますが,そこまで行くとトラベラーズノートらしさが無くなってしまう気がするので,企画的には却下でしょうね….
あと,パスポートサイズの薄型ノートと言えば,無印謹製も忘れてはいけません.
トラベラーズノートは『器』ですので,必ずしも純正で固める必要性はありません.必要に応じ,このようなノートを併用するのも良いと思います.コストパフォーマンスも良いですしね.
なお,無印の小型ノートは新製品が出ていました.また後日紹介します.
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