ダイスキンが少しモデルチェンジして復活していた件~2014年夏~
2011年に彗星のように現れて大人気を博し,気が付くと店頭から姿を消していた『ダイソーのMoleskine』こと『ダイスキン』ですが,8月頃から再び店頭に並び始めたようです.
私はというと,代用品としてセリスキンを調達したりしつつ,まだ20冊近くあるダイスキンを少しずつ消費していました.実はまとまった数のMoleskineのストックも残っているのですが,もう戻れません.Moleskineのストックは廃棄するか人にあげるかしようかなぁ….
今回定番化&今後も潤沢な供給が望めれば,再び十冊単位のまとめ買いをしなくて済むので助かるなぁと期待しています.ダイソー店舗は至る所にあるので,『安定した供給』というアキレス腱さえ何とかなれば,安心して日常使いが出来,そして歴史に残るような製品になると思うのだけどなぁ.
さて,新ダイスキンですが,待望されていた『方眼』は今回もラインナップされていません(セリスキンにはあるんですけどね…).また,A6サイズは並んでいるのですが,一部の方が渇望されているA7サイズの存在は確認出来ていません.おそらく廃番なんじゃないかな….
2011年に売られていたダイスキンでは黒帯に金文字でしたが,今回の新ダイスキンは金帯に黒文字です.『Leather type notebook』等,説明の文言は以前と同じです.
JANコードは4549131252248に変更.旧モデルは4549131013864でした.
当然ながら(?)中国製.そしてダイソー用としてプロデュースされた製品です.
1ページ目が貼り付いているのはいつものこと.
中身は以前と同じ.淡いクリーム色の用紙にグレーの横罫です.
栞も旧モデルと同じ.
Moleskineと異なり,末尾にポケットが無い点も旧モデルと同じです.
色合い,罫線の印刷,紙質は旧モデルと同じです(と,思います).
殆ど唯一異なるのは,綴じ方.旧モデルでは糸かがり綴じで4箇所綴じられていたのですが,新モデルでは3箇所になっています.
コストダウン,耐久性低下 といった見方も出来ますが,正直言って3箇所綴じでも強度的には全然問題ありませんので,むしろ旧モデルがオーバースペックだったと言えましょう.
バンドはこんな感じの平ゴムです.
Moleskineスタイルの手帳は,ハードカバーとこのバンドが目印.実に使い易い.
あと,本家(?)のMoleskineのゴムバンドは2-3ヶ月で伸びてヨレヨレになったり切れたりすることがあります.しかしダイスキンのバンドはガッチリしている関係でか,そんな問題に遭遇したことがありません.耐久性の面で,実に安心感があります.
安物/粗悪な製品はエッジの部分の処理が荒かったり雑だったりするのですが,ダイスキンはこの通り.全然問題ありません.
売れ始めると露骨な(それも品質の大幅な低下を伴う)コストダウンを計るメーカーが多い中,ダイソーは実に素晴らしいですな.
と,いうことで,品質に関しては既に語り尽くされた感があるので改めて書きません.実際に使ってみた人から,『ダイソーの製品である』という点を除いて(笑)不満を聞いたことがありませんので,興味がある方は一度試しに使ってみて下さい.価格も100円+TAXと実に手頃です.
『評判が良いけど入手出来ない』と言われていた『伝説のノート』,復活してくれて喜ばしい限りです.
« 2014年8月のトラベラーズノート関連新製品を買ってみる(エアポート プロダクト) | トップページ | トラベラーズノート パスポートサイズの2015年リフィル&下敷やシールなど »
「文房具」カテゴリの記事
- カール事務器のルーズリングを使い,リフィル交換可能なロルバーンとスケッチブックB6を作る(2023.12.05)
- リング型スケジューラーを複数年分連結して便利に使う:ミドリ プラススタンドダイアリー(2023.11.26)
- ひとり手帳会議2024(1)(2023.10.08)
- 表紙が変わると気分も変わる:ダイアログノートの『綺羅星紙』と『カモフラージュ』(2023.07.25)
- RHODIAとBICと東海道新幹線がコラボしたメモセット:『100系トラベル筆記セット』(2023.07.23)
« 2014年8月のトラベラーズノート関連新製品を買ってみる(エアポート プロダクト) | トップページ | トラベラーズノート パスポートサイズの2015年リフィル&下敷やシールなど »
コメント