機動戦士ガンダムUC EP7に鳥肌&良いアニメは音楽も良い
5月末の出張前のある日,急に居ても立っても居られなくなり,残高0円になっていたPlayStation Storeに久しぶりにチャージしました.目的は,BD/DVDの発売に先行して配信されていた『機動戦士ガンダムUC(公式)のEP7』を観ること.もちろん初回限定生産版が予約済であってもだ.チャージ後,即座にHD版をレンタルしてPS3で再生.
そして出張前のバタバタにも関わらず,24時を回ってから感動に打ち震えながら最後まで鑑賞.
小説が出版された当時,『ファースト世代キラー』 と呼ばれたコンテンツの真価を実感,いや,体感.アニメでは更に大幅にブーストを利かせ,ファースト世代に対する殺傷力を遺憾なく発揮してくれます.
機動戦士ガンダムをファーストから見始めた人は既に30代後半から 50代前半だと思いますが,UCのエンディングで過去の記憶が怒濤のごとく蘇り, 感情の奔流に飲み込まれることでしょう.
UCは単体としても極めて完成度の高いシリーズですが,F91までの時代背景を持つ『機動戦士ガンダム シリーズ』を語る上で外すことの出来ない,集大成的な作品と言えましょう.
まだ観ていない人はまず観て下さい.そして過去のシリーズ物の一部でも観たことがある人も,とにかく観て下さい.何が何でも観て下さい.Blue-rayの初回限定版はココです.
と,いうことで,手放しでプッシュしたい作品なのですが,関連製品で同じく猛烈プッシュしたい物があります.それはサウンドトラック.UCはシリーズでDVD/BDが7作品出ているのですが,サントラは4作目
です.
映画もアニメもそうですが,最近『これは!』と,感じた作品は,ひとつの例外もなく,音楽も素晴らしいことに気が付きました(ただし,『音楽は良いんだけどね…』という作品も あるため,音楽が良いことが良い作品であることの必要十分条件ではありません).
『機動戦士ガンダムUC』もその一つ.音楽担当は澤野弘之氏であり,
過去に数々のドラマや映画音楽,アニメでは進撃の巨人等を手掛けている素晴らしい
アーティストです.特に今回の最新
サントラに収録されているBEGININGのアレンジ(←Youtubeリンク.おそらくそのうち削除になると思われ)は素晴らしく,作品中のワンシーンを
思い出しつつ鳥肌を立てながら聞くことになるでしょう.
アニメ音楽と言えば,攻殻機動隊,マクロスプラス
以降のシリーズ等を手掛けた
超大御所の菅野よう子女史以外にも, パトレイバー
等の押井作品等を手掛けている川井憲次氏 ,空の境界
やソードアート・オンライン
を手掛けている梶浦由記女史も個人的には一押しです.
一連のアニメ作品自体の完成度も素晴らしいのですが,音楽だけでもご飯を何杯も行ける感じ.
聴いていると,ドーパミン出まくりです.
研究者らが被験者らの脳のパターンをMRIで追跡したところ、「音楽を聴いている最中の、感情の高まりのピーク時に」、ドーパミンが脳の線条体の部分に流れ込んでいるのが突き止められた。 さらに、好みのフレーズが始まると考えただけで、ドーパミンの生成が促進されていた。
で,前述の近々新しいシリーズ(公式)の始まるソードアート・オンラインAincrod(公式)およびソードアート・オンラインFairy Dance(公式)ですが,これも実に素晴らしい作品でした. この作品,絵柄と背景設定の関係で長い間敬遠していたのだけど,たまたま放送されているのを観たところグイグイ引き込まれ,気が付くとガッツリ取り込まれていました .FBで某氏とも意気投合したのだけど,一般的なアニメ作品が好きな人であれば,大いに楽しめると思います.VR,MMO,RPG,攻殻等のキーワードにピピッと来たら観るべきです.お薦め.
ただ,ソードアート・オンラインのサントラは単体発売されておらず,DVD/BDの付録ってのがアコギな商売だなぁと…(収録されているのは,4巻
と7巻
).おまけにDVD/BDに『完全限定生産』って書かれており,煽って買わせようとしている辺りがまた何とも…アコギな感じがしますなぁ.
で,ですね,音楽繋がりで辿ると,絵柄を見て『私が足を踏み入れてはいけない領域だ!』と,思っていた
『魔法少女まどか☆マギカ』も梶浦由記女史が音楽を担当している
とのことで,ちょっと興味を持ち始めた今日この頃です.あぁ,背中を押さないで….
後,かなり古いけど,『クラウ ファントムメモリー』って作品と,このサントラ(1,2)も好き.
この他にも紹介し尽くせないほど映画音楽でも素晴らしい物があるけど,NO MUSIC, NO LIFEってことで.
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