上海問屋7ポートUSB充電器.驚きの9A出力で,机の上はこれ1個.
つい先日も,USB充電器なアレやコレ,そしてコレも買い求めてレビューしたばかりなのですが,様々な製品をレビューしなさいと背中を押されて(錯覚?(^^;)上海問屋の7ポートUSBチャージャーDN-84527も購入したのでレビューしてみるテスト.
ただ,今回の製品は旅行/出張に持って行く『携帯用』という感じではなく,自宅内に溢れまくったUSB機器の充電用という感じです.そのため,9Aもの凶暴なほどの給電能力を持つ一方,やや大型です.
上海問屋と言うと,昔は中華な匂いのする『怪しげな』製品を見付けてきて販売している感じがしていましたが,今はシッカリとした製品も売っています(失礼!).見て下さい,この化粧箱.こんな毒の無い製品,上海問屋扱いの製品ではありません(褒め言葉)
製品名は,『USB Smart Charger』だそうです.パッケージだけ読むとどの辺りがスマートかは謎ですが,名は体を表すと言いますか,機能は名前を見ただけで分かります.
裏側の説明書き.『スマート』というのは,接続された機器を自動認識し,ポート単位で適切な給電を行えるヨって話のようです.例えばiPhoneを接続すると,自動的にAppleモードに切り替わるという話が書かれています.
本体の図入りの説明.出力は1Aのポート5個と2Aのポート2個.ポート数が合計7個で9A.
普通は『2Aポート2個と1Aポート2個あるけど,合計4Aまでね』なんて縛りがあったりますが,この子に関しては,全くそんなことが書かれていません.
そして入力はと言うと,12V 5Aで60W.DC-DC変換でロスがあったとしても,かなり余裕な感じです.
でも,上海問屋のシールには,『7Port 5A』の印刷.7ポート全てが1Aのポートだったとしても,全て同時に給電を行ったら7Aになるわけで,流石にこれはミスプリでしょう.
では箱を開けてみましょう.
中の梱包もしっかりしてますな.
で,本体.かなり小さいです.そして7個もUSBポートが並ぶと壮観.
パネルに印刷されていますが,手前2個が2A用で,奥の5つが1A用です.
裏には会社のロゴと型番など.メーカーのWebページでこの型番が見付からないのですが,多分コレと同じかな.
本体側面には電源スイッチと12Vを入力するためのジャックの穴.
箱の底にはマニュアルと付属品が収められています.
そして底から巨大なACアダプタがお出ましに.奥の『本体』と比べると,その大きさが分かるでしょう.2倍とは言いませんが,二回り以上巨大です.
がなりゴツイACアダプタです.
出力は12V5Aです.
ACアダプタの口はメガネ.ここにACケーブルを挿し,
本体出力を本体にプラグ.
電源ボタンを押すとLEDランプが付き,給電開始可能な状態になります.
以下,まとめ.
ACアダプタから出ている線がソコソコ長いので,コンセント近くにACアダプタを転がしておき,卓上に本体のみを設置という運用が良さそうです.こうすれば,殆どスペースを取らずに充電用USBポートを7Port準備することが出来ます.それも2Aポートを2つも.
まぁ普通の人であれば,2Aポート2個もあれば十分でしょう…普通の人であれば…私は手持ちのiPad/iPad miniを充電するために2A4ポート欲しいけど…(ボソッ)
と,いうことで,私は作業用デスクの充電はこれ1つに集約しました.たまに2A系が追加で必要になったときに,iPadの付属品を助け船に出すことはあるけど,普段はこれだけで間に合っています.
実際にコレを使い始めてみて良かった点は,ここで紹介した上海問屋のUSB充電器で発生していた,給電中の発振が無いこと.まぁDN-10020もそれ程大きな音ではないので,耳障りな程ではありません.しかし,キーボードの打鍵音とマウスクリック音のみが支配する,静寂に包まれた深夜の我が書斎で,『ジー』という音が響くのは無粋でございます.
無音って素晴らしい!(音で充電完了が分かるから便利という新説もあるけど(^^;)
その他,発熱に関しても無問題でした.日常的な充電中では,ほんのり暖かくなる程の発熱もありません.中華製かつ大出力なだけに,手で触れなくなる程の発熱を危惧していたのですが,そんな心配は必要なさそうです.
と,いうことで,たったの3333円という価格も含め,実に良い買い物でした.
# 実はもう一つ,携帯用の真打ちも購入しているのだけど,またそれは次の機会に.
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