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2014年2月12日 (水)

トンボ100周年記念の限定版文房具等々

昨年(2013年)はトンボ100周年に当たるそうですが,特設サイトが開設されていたり,特別仕様の商品が出たり等していました.

私は昨年末に浜松町の文教堂で大人買い買い求めたのですが,出荷そのものは既に終わっているものの,お店によっては店頭在庫が残っている場合があるようです.

先月(2014年1月)のことですが,某ショッピングモールの文具コーナーにはまだ潤沢な在庫がありました.

Amazonでも復刻版 トンボ鉛筆限定色消えいろPIT限定色MONO消しゴム等,まだ入手可能なようです. 魅力的なカラーリング,『限定』というキーワード等,今後入手困難になってプレミアが付く要因が盛り沢山ですので,文具好きかつ写真を見て『欲しい!』と,思った方は早めに調達に走るのがよろしいかと思います.

と,いうことで,折角なのでちょっと紹介.

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バラ売りもしていたのですが,セット売りを購入.こちらはMONOの箱.5色セットでした.

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こちらは消えいろPITの箱.こちらも5色セット.

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色そのもののセンスが良いので,コレクションとして飾っておくも良し,日常使いで使うも良しという感じです.

このカラー,個人的にはとても気に入っているので,定番化して欲しいなぁ….

***

このほか,トンボ鉛筆完全ブック という書籍が出ておりまして,まだ新品もしくは新品同様の物が手に入ります.在庫が払底するのは時間の問題だと思いますが….

で,この書籍は付録がメインな体裁でして,次のようなものが付いてきます.

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昭和な香りのデザインのMONO消しゴム.

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そしてトンボ鉛筆の復刻版とオルノ.

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開けるとちょっとボリューム的に寂しい感じですが,ニッチなニーズを満たすための特殊な商品です.全く何も知らない人がこれをもらっても,正直嬉しくないと思う(^^;

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中身を出すとこんな感じ.

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昔はこんなデザインだったんですね.

1969年発売で,現在のデザインになったのは1980年頃とのこと.wikipediaを読むと,当時は生ゴムを使用したイレーサーがメジャーで,プラスチック消しゴムのMONOは消字力が良かったと評判になってようですね.

あまり大きな声では言えないけど,今ではMONOは消字力の面では少々部が悪いかなぁと.

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そして『オルノスイフト』の限定版.シャープペンシルです.

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この軸の真ん中をカチカチと折ることにより,芯送りする機構を持っています.

普通のシャープではキャップ部をノックするのが普通で,そしてキャップ部分をノックするためには握り直す必要があります.筆記時に芯送りする際にもペンを握り続けられるオルノは,ある意味画期的な商品だったかなぁと思います.

今ではクルトガに『(構造的)ハイテクシャープ』の座を明け渡しているように思いますが,今でもユーザは多いんじゃないかな.

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そして鉛筆.レトロな感じの紙パッケージ入り.

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裏側の印刷も手抜き無しです.

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そしてサイドも.

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全般的に英語での説明書きが多いことを考えると,一定数の海外ユーザをターゲットにしていたのかなぁと思います.

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オリジナルは1ダース12本入りですが,このパッケージは3本入りです.

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当然ながら刻印も復刻版.

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鉛筆の構造は昔からほぼ同じないので,この部分だけ見ただけでは,今のと変わらないですね.

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***

ついでと言っては何ですが,森永キャラメルも2013年に100周年だったそうです.特設サイトもあります.

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『100周年』や『SINCE 1913』の印刷が目立ちます.

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裏側の印刷は普通な感じですな.

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キャラメルの方はコンビニなどでたまに見かけるのですが,賞味期限の関係で,もう数ヶ月で完全に姿を消す筈.

出張の時,たまに食事の時間を取れずに移動しまくったり打ち合わせの連続で,『血糖値が~.頭が回らない~』ってなるときがあります.そんなときには甘い物が一番なので,鞄の中に飴玉かキャラメルを入れています.

基本的には,森永のキャラメルが定番です.子供の頃から今に至るまで大変お世話になっています.たまにキオスクで買ったHI-SOFTを入れてるときもありますが.

***

と,いうことで,これで終わると読み物的にあまり面白く無いので,企業の寿命についてちょっと書いてみようかなと.

『1年で40%,5年で15%,10年で6%,20年で0.3%,30年で0.02%』なんて数字を目にしたことがあると思いますが,これは『企業の生存率』として広まっている数字です.私が直近で聞いたのは,リッチマン,プアウーマン(実に面白いドラマでした)の中での石坂浩二の台詞かな.

『今年100社が創業しても,10年後には6社しか残っていない』というのは実にインパクトのある話でした.が,この数字って色々と探してみても,一次資料に到達出来ないんです.

そこで信頼できる資料をざっと調べた中では,中小企業庁のの中小企業白書が一番具体的でした.

最近の傾向を見るためにH18年版H23年版を見てみると(前者が第1-2-21図等,後者は第3-1-11図),そこまで極端な減少カーブを描いていないことが分かります.

特にH18年版を紐解いて,会社ベースよりも生存率の低い個人事業所を見てみると,37.7%が1年を経過せずに退出するというデータになっていますが,二年目以降は25%,20%,20%…のように退出する率は減少しています.つまり,創業から5年間目での生存率は25.6%です.そして以降は80%以上の生存率で推移し,かつ,次第に生存率は上がっていきますので,急激な減少はありません.

会社ベースでは更に生存率が高く,3年目以降は90%以上の会社が残ります.つまり,前述のまことしやかに語られている数字は,根拠の無いとても極端な数字と言うことが出来ます.

とは言え,毎年10~20%近くの企業が退出していくわけで,生存している企業は次第に少なくなります.

H23年版を見てみると,創設後の経過年数(29年間)と生存率のグラフが出ています(第3-1-11図).最初の数年ではH18年版よりもかなり生存率が高い点に興味があるのですが,いずれにしても生存率はなだらかな下降線を辿り,5年目で82%,10年目で70%,25年目で48%しか残りません.

企業が退出する理由は環境の変化や内部事情等,実に様々だと思いますが,これらデータを見た上で考えると,100年も続く企業って凄いですなぁ.

それとこちらは以前にも少し触れた話ですが,日本は長寿企業が多いことで知られています.

例えば金剛組.2005年に会社体制に変化がありましたが,578年創業の世界最古の企業です.『千年、働いてきました』なんて興味深い書籍も出ていますが,スケールが違いますなぁ.

まとめ的な資料としては,ここに長寿企業のリストが載っていますが,殆どが日本とドイツでして,実に誇らしく感じます.

等々考えると,人の寿命なんて実に短いですな.その短い間に何を成し遂げ,何を残すかって事が大事だなぁと思いつつ,このエントリーは,森永ミルクキャラメルをシャブリながら書きました.疲れているときにも元気になります.一粒300メートル…は,グリコか.

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