文房具や小物入れとして使う 缶・缶・缶
ペンやリフィル,そしてちょっとした小物入れとして便利なブリキ缶.普段は洋菓子の缶を,食べ終わった後に捨てずに取っておいて使ったりしています.しかし,それ程沢山の菓子を食べるわけでもなく,また,同じ物を食べ続けるのも飽きるので,あまり数が揃わないのが実情.
そんなわけで,初めて入る文具屋やインテリアショップでは,『良い缶が売ってないかなぁ』なんて目で,見て回ったりしています.
まずは,『風立ちぬ』のキャラクターグッズから.映画缶,もとい,映画館のグッズ売り場には並べられていなかったのですが,通販で発見しました.
購入した物は風立ちぬ スチールケース 【藍色】
と風立ちぬ スチールケース 【エンジ色】
です.
ラベルには『風立ちぬ』とデカデカと書かれています.
が,本体に印刷されているのはマイルドな『風立ちぬ』なので,まぁそんなに派手/嫌味ではありません.職場の卓上に置いても,それほど違和感が無く,普段使い出来る感じ.色合いも,藍色やエンジという落ち着いた色であるという点もポイント高いです.
中は普通のスチールケースなのですが,周りはラバーコーティングされているような感触です.
この手の製品は,短期間の内にひっかき傷を沢山付けてしまって塗装がバキバキに剥げ,あっという間にみすぼらしくなる…と,いうことが結構あるのですが,その点かなり安心出来そう.
元々はレトロなタバコケース(今も両切りのピースは缶入りですね)的な雰囲気の製品.そのため深さはそれ程ありません.
ペン立として使うと蓋が邪魔ですし,安定感もありません.
私はもっぱら,短いペンやリフィル入れ用に,この手の缶ケースを探していました.そんなわけで,この深さがむしろ具合良し(^^
***
で,次なるは,このときに立ち寄った比叡山にあるホテルの売店で売られていた物.
このエントリで紹介したブリキのポストも,この売店で売られていました.卓上を飾る小物が沢山売られていたので,その手の物が好きな人が行くと,両手に紙袋状態になるかも.
もろに『缶』です(笑)
海外で直接買い付けしたわけではなく,代理店経由の物のようです.
全然知らなかったのですが,『DULTON』は実用品,インテリア等色々な製品を出しているようですね.今回購入した缶も,Amazonで売られているかな~ と,調べてみたら,『小物はこれでオシャレに整理!DULTON 100-196 Baby garbage can』というキャッチーなタイトルで売られていました.
Amazon,何でも揃ってるなぁ….
所謂『ガベージ カン』的なデザインで,細部まで良く出来ています.
蓋の取っても付いています.
パカッと開け,蓋が外れる形式.
結構大きい(本物に比べたら遙かに小さいけど)ので,通常サイズのペンもこんな感じでスッポリ入ります.
前述のスチール缶もスッポリ入ります.
矩形のケースの方が,デッドスペース無く物を収納出来るので,スペース効率的にはベターです.しかし,『見せる収納』的には,効率よりも見た目が重要.
大抵の人は,机の上が実用本位で無味乾燥な状態になっていることが多いと思う.そんな所に,さり気なくワンポイントで置く小物収納としては,かなり良い物だと思います.『缶』を見てワクワクする同類の諸兄におかれましては,諸々モチベーションも上がることでしょう.
***
勢い余って飛行機グッズの紹介.
こちらは映画館で捕獲してきたのだけど,『風立ちぬ』で主役を張った『96式艦戦』の試作機.これもAmazonで売ってます
.
本来の用途はマグネット.冷蔵庫や鉄製の壁に書類を貼ったりするアレです.
品名は『九試単座戦闘機』.詳名が『風立ちぬ マグネット付きフィギュア』とのこと.
本体.マグネットの部分がうまくバランスを取るので,卓上に置いても普通に立ちます(倒れません).
斜め後ろから.
正面から見ると,逆ガル型の翼の形状がよく分かりますね.
個人的には『逆ガル』と言えば,『コルセア』か『スツーカ』,『流星改』を連想することが多いけど.
上から.翼の形状がよく分かります.
下から.マグネットがこんな感じに付いています.
しかし…造形や塗装がちょっと雑なような気が.『ジブリグッズなら,多少手を抜いても売れる.強気の値段設定にしてもだ!!』なんて考えが見え隠れしているようで,ちょっと嫌な感じ.
家にあった『紅の豚』の『ジブリプチマグネットセット 紅の豚』と比較.
んー.かなり品質が劣化しているような気が.紅の豚の方は,2機入りで900円弱.風立ちぬの方は,1機で千円弱.コストパフォーマンスもかなり悪化しています.
ディテールという意味では,実機らしいシャープさではなく,ポテッとしたアニメらしさ/可愛らしさを出せるので,紅の豚の方が作りやすいとは思うけど…
造形でだけでは無く,塗装の凝り具合から行っても,やはりかなりレベルが低下しちゃったかなぁという感じがするなぁ.
紅の豚のマグネット,マジおすすめです.
風立ちぬ繋がりということで,堀越二郎が関わった戦闘機を二機紹介.物はマルシンのアルミダイカスト製の塗装済み完成品です.
とても作りが良い製品なのですが,残念ながら現在は生産していません.そのためもあって,もの凄いプレミアが付いて売られています.
陸軍機を買いそびれたので,また生産してくれないかなぁ….
こちらは『零戦52型』.実にスリムで美しい戦闘機です.
正面から見るとこんな感じ.
こちらは『局地戦闘機 雷電』の正面.実に力強い感じ.
ずんぐりむっくりの葉巻のような形状ですが,これは強力なエンジンを積むため.成層圏を飛来するB29の迎撃に活躍しました.
この雷電の改修(振動問題の原因の究明と解決)に手を取られたり,自身の体調不良等々あり,結果として零戦の後継機と目されていた『烈風』が戦いに間に合わなかったと言われています.
そう.艦これで赤城さんが言う,『烈風?知らない子ですね』の烈風です.
と,いうことで,卓上の写真に写っていない部分は,実は色々とゴチャゴチャとしている私です.この他にも『III突』や『ヘッツアー』が飾ってあります.あ,いや,ガルパンはまだ見てません.これら突撃砲/駆逐戦車はそっち系から入ったわけではありませんです,ハイ.
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