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2013年2月20日 (水)

ThinkPad Edge E130を使い始める

メインのモバイル環境をMac Book Airに移してから既に2年と少し経ちます.出張や旅行の際にはいつも持って行くし,必要があれば客先でWindows用PGのデモ等もこれでするって感じで,万能選手でありました.

VMware FusionParallels Desktopを使えばMac上でWindowsも動かせるってのが非常に便利.他のOS用の環境も作れるし,仮想環境様々.仕事環境と言うか開発ターゲットがWin/Mac/Android/Linux様々で,内容も組み込みからDB連携型のWebアプリまでな私みたいな雑色系の人にとっては,実に便利な環境であります.

その一方で,Windowsマシンも維持して来ました.まぁMac上で完結させることも無理ではないのですが,色々とハードウエアが絡む部分があると,動作検証のために必要になったりすることも.でも,そんなにガリガリつかうつもりは無いので,ちょっと控えめなものでOKという感じ.

そんなわけで,最近まではThinkPad X100eを使っていたのですが,流石に3年前のマシンではちょっとシンドイ部分もあるわけで,タイトルにあるように,ThinkPad Edge E130 (3358A62) を調達.このAmazonリンクでも分かる通り,2012年夏モデルです.

柔軟なカスタマイズが出来るため,様々な構成が取れるのですが,このマシンはCPUとしてCore i5-3317Uが乗っており,無線カードとしてはCentrino Advanced-N+WiMAX 6250 (802.11a/b/g/n+WiMAX対応のカード)が載った物になっています. 

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箱はLenovoらしい質実剛健タイプ.Appleのように,『箱も芸術的でディスプレイしたい』ってベクトルとは真逆です.

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中身もアッサリ.

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本体,ACアダプタ,バッテリ,(簡易)マニュアルが入ってます.

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『IBM』って光ってたらもっと良かったけど,『lenovo』も見慣れた感じ.IBMのPC事業がlenovoに売却された際に,『あぁ,もうこれまでのような品質は維持されないんだなぁ』なんて思っていたけれど,意外と(って書いたら失礼か(笑))健闘している感じで嬉しい限り.

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そして1992年から続くThinkPad』ブランドも健在.

電源ON時にこのiの赤い○が光り,そしてスリープに入るとフワーン フワーンとゆっくり点滅します.実に芸が細かい.

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ACアダプタは100-240Vのワールドワイド対応の20V3.25A出力の物.ThinkPad X100eと定格は同じです.

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『Edge』シリーズは,ThinkPadのラインの中で,『リーズナブルな価格帯で高性能を提供』という位置付け.そんなわけで,Amazonで5万を切ってる価格帯なのに,スペック的には同価格帯のマシンより頭一つ突き抜けてる印象があります.

かと言って品質やデザインが悪いかというとそうでもありません.品質は『ThinkPad』を冠するレベルを維持しています.そしてカバーと角に丸みがあり,エッジにはシルバーのラインが光ります.精悍で良い感じ.

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左サイド手前にはヘッドホン,Ether,USB*2ポートが配置されています.

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そしてファン排気口を挟み,奥にDSUB.

仕事でバリバリ使う場合,セキュリティや帯域の問題で有線LANが必要なことが多いし,プレゼンのときには外部出力端子も必要.USBで繋げる機種も多いけど,使用頻度が高いポートは内蔵してもらった方が何かと便利です.

Etherは1000BASE-TX対応なので,大容量データのコピーもサクサクです.

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奥のヒンジに挟まれた部分にバッテリを取り付けるようになっていますが,6セルバッテリが標準です.カタログスペックで8~9時間持つことになっていますが,ゴリゴリと計算ジョブを走らさなければ,これくらいは普通に持つ感じ.

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そして右サイド奥はセキュリティロック用のホール,ACアダプタ接続用ポート,そしてPowerd USB 2.0ポート.本体の電源を落としていても給電可能なポートです.

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そして手前にはメモリカードリーダ(SDXC対応),そしてHDMI端子.

最近のプロジェクタはHDMI端子が付いていることが多いので(コンパクトなタイプの場合はHDMIのみの場合も),DSUBではなく,こちらをプレゼンに使うことが増えてきています.ケーブルの太さや形状のバリエーションも増えてきたので,取り回しもしやすいですね.

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パカッと開くとこんな感じ.シルバーの縁取りのせいで締まって見えますが,まぁ普通のThinkPadですな.

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パームレストにはWindows7,Core i5,そしてlenovoのシール.

Windows8は未だに色々と問題が多いので,安定環境を望む人&環境移行をしなくて良い人は,Win7のプリインストールモデルがあるうちに購入しておくのが良いかも.BTOであればWin8のダウングレード権行使でWin7を選べますが,店頭物の方が安いことが多いです.

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パームレスト右側.ThinkPadの下に『Edge』の文字.この赤ポッチも天板の赤ポッチと同様,通電時やスリープ時に光ります.

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キーボード中央にはThinkPadの魂とも言える赤いポッチ(スティックポインタ).キーボードのホームポジションから手を離さずにマウス操作が出来ます.ただ,慣れると天国ですが,慣れないととても使いにくく感じる人も多いようです.私の身近にも『私,これダメだわ』って人が居ます.

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そんなわけで,最近のThinkPadはタッチパッド付きです.併用可なので,好きな方を使って下さいという感じ.

ボタンは左,スクロール(押下しながらスティックを動かすとスクロール),右ボタン.そしてタッチパッドも押し込むとボタンとして機能します.

キーボードのタッチは『これがThinkPad!』という感じで,実に良い.しかしキーボードの配列は,生粋のThinkPadユーザからは賛否両論有りそうな6段式.

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個人的にはこのキーボードの嫌な点がここ.PageUp,PageDownは滅多に使わないし,この位置だと誤って押しやすいので何とかして欲しい所.例えばFnキーとカーソルの上/下キーを同時押下するとPageUp/PageDownになるとか.

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テクニカルライティングの際に比較的多用するであろうPrintScreenキーは,スペースの右の方にあります.

一部ノートのキーボードは,変則的な配列・形状にして狭いスペースにキーを無理矢理押し込んだ感のある物もあります.また,押し込むと撓んで打ちにくい物も.

でもこのキーボードでは,使っていて違和感を感じることは無く,実に快適に使えます.さすがThinkPad.

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殆ど唯一配列の点でアレなのは,ファンクションキーがFNキーとのコンビネーションになっている所かな.でも,DOSの頃と比べてこれらキーを使う機会は少なくなっているので,これはこれで良いのかも.

Visual Studio上でF5を押して実行,F3を押して再検索って感じでファンクションを使いたくなるときもあるけどね.(ファンクションキー/機能キーのどちらをデフォルトにするかは設定で切り替えられます.Fnキーを押し続けてみて下さい.「ThinkPadキーボードのプロパティ」というダイアログが表示されるはず)

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液晶右下に『E130』の型番.

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裏側.『いかにも』なメンテしやすい雰囲気が出ています.

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***

では,ThinkPad X100eと比べてみましょう.

Edge E130の上にX100eを積んでみます.どちらも11.6インチ液晶搭載PCですし,こう見るとあまり変わらなく見えますが…

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横から見るとこんな感じ.E130の方が少しスリムかつエレガントな形状&デザインになっているように見えます.

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大きく異なるのがこのヒンジ部分.X100eは6セルバッテリを使用するとこのように後ろにつきだしてしまうのですが(逆に言うと3セルバッテリを使えば(駆動時間を犠牲にして)コンパクトに出来る),E130はスッキリしています.

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上から見るとこんな感じ.

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アップで斜めから見るとこんな感じ.やはり長時間稼働を考えると6セルバッテリ一択ですし,E130的な形状の方が物が引っ掛かりにくいのでベターですな.

あと,やはりこう見るとX100eの方が古き良きThinkPadの特徴を色濃く継いでおり,E130は少しモダンな感じがします.X100eを購入したときは,『昔の弁当箱と比べて随分今風になったなぁ』なんて思った物ですが.

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と,いうことで,使い始めたThinkPad Edge E130ですが,『業務上,Win8を使っとかなあかんやろ』ってことでアップグレードしてはまりまくったり,最初は『ちょっと出張で軽い作業したりプレゼンしたり…』程度に考えていたのに,出先でゴリゴリと大容量データの演算マシンとしてブン回したりすることになって,かなり拡張していたりします.

この辺りの話は追々….

最後にX100eから移行して感じた点をいくつか.

やはりパフォーマンスが全然違うので,すこぶる快適です.また,ファンの音も気にならない程度になってます.X100eのときは,ちょっと負荷が上がるとブンブン言い出してすぐにフル回転していましたが,そんなこともありません.

そして一番ありがたかったのは液晶の表示品質の進化.

無論,IPS液晶のぬらぬら感のある発色とは比べるべくも無いのですが,無茶苦茶見やすくなっています.例えるならば,モニタに貼られていた薄い膜が一枚無くなった感じ.

視野角の狭さが少々気になりますが,非光沢液晶ということも相まって,長時間作業でも疲れにくい.そしてパラメータをいじって画面の調整を行えば,写真や動画の表示も全く問題無い感じ.なお,液晶パネルはLEN40D1ってことで,LG製でした.

『これはイイ マシンだ』と思い,紹介しようと思っていたら,超お買い得構成(Core i3-3217U積んで3万円台)がAmazonで品切れになってました.ThinkPad Edge E130の方も在庫数が少なくなっているので,欲しい人はお早めに.

流通在庫が捌けた後は,円安の関係で値上がりして行くんだろうなぁ…

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