UNIQLOとDIMEコラボの『ボディバック』にMacBookAirがスッキリ入る件
今回のVol.12が,『DIMEコラボバック ファイナルコレクション』ということで,ユニクロとDIMEのコラボバックは最後になるのだとか.
結構買っていた身としては,寂しいなぁと思ったりもするのだけど,2006年の『あるようでなかったビジネスバックシリーズ』が初出だそうなので,もう7年も続いているのかぁ…と,年月が過ぎるのは速いものだなと驚いた.
当初は(気に入った改良が加えられていれば)普通のブリーフを買ったけど,その後ビジネストートがラインナップに加わって以来,これのかなりヘビーなリピーターになった.
コラボのトートを買う以前は,別のメーカーのビジネストートを使っていたのだけど,色々と不満があった.例えばポケットが少ないので小物を仕分けしにくいとか,PC用のクッション付きのポケットが無いとか.で,コラボのトートは『流石によく考えてあるなぁ』って感じで,私が従来の製品で感じていた不満点を殆ど潰してあった.『改良』の方向性をたまに外すこともあったけど,版を重ねるに従ってブラッシュアップされたので,ヘビーリピーターになった…という流れ.
で,今回が最後ということなので,ではお約束でトートを買っておきますかね…と,思ったら今回はトートが無い.残念.その代わりボディバックがラインナップ.
DIMEの紙面で見た感じは,正直微妙な感じだった.そして店頭で実際に見た時も,ちょっと『うーん』という感じがした.むしろ今回はブリーフケースの方が魅力的に見えた.ただ,私は荷物が多い人なので,普段使いしようとしたら,荷物が入り切らない可能性があってパスしたけど.
で,帰った後で『うーん.今回は期待外れだったかなぁ』とか思っていたのだけど,改めて記事を読んだところ,ボディバックには『タブレット用収納スペース』があると書かれている.そしてWebでサイズ等を確認すると,『おっ』という感じ.これは良いかも.
と,いうことで,もう一度店に足を運んで購入して来た.当初はエヴァカラーと言うか,ネイビーとグリーンの組み合わせのカラバリの購入を考えていたけれど,最終的には『TUMIカラー』と言いますか,無難な黒赤をチョイス.
この商品説明タグを見るのは最後になるんですな….感無量.
ブリーフケース,オーバーナイトボストンバッグ,ビジネスリュック,ボディバッグ全て共通の説明書きなので,ボディバックには関係のない説明多し.
タグの裏面の説明もそんな感じ.
税込1999円也.ブリーフとリュックは3990円,ボストンは4990円なので,一番手頃な価格.
タグを取るとこんな感じ.黒い生地に赤いラインがビシッと決まってます.
ちなみにカラバリは黒/ベージュ/ネイビー/ダークグレイの4種類あるのですが,形状が同じでも全く雰囲気が変わります.店頭で見てみることを推奨.
ジッパのタブは結構大きめ.暗い所でも手触りで分かるし,ゴム製で固いため,急いで開けるときにもスムーズに開けられます.
裏側.分厚いパッドが敷き詰められているのが分かります.また,左右どちらの肩にでもかけられるよう,Dカンは左右2箇所あり,フックを掛けられるようになっています.
ABS製のフックなのですが,擦れるとカチカチ/ゴリゴリと乾いた音を発するのがちょっと嫌な感じ.
ボディバックには珍しく,かなりゴツイ肩当てが着いてます.位置が調整できる他,取り外しも可.
肩当ての裏側.かなりしっかりしたパッドです.
ボディバックを肩に袈裟懸けにする場合,肩当てはこんな感じで上の方に移動.不要であれば,取り外しも可.
まずは外側のポケットを開けてみましょう.
ブラックの場合,ポケットの内張りは赤.最近,内張りの色を変えている鞄が増えているけど,黒系の小物が迷子にならなくて済むので,このような工夫は嬉しい.
そしてこれがメイン部のジッパ.ダブルジッパかつ斜めに開くようになっています.
フルに開けるとこんな感じ.両サイドを手前に抉るように開きます.
一応この斜めに開くジッパがウリの一つみたいだけど,荷物が少なくてバッグが軽い時は,ジッパにテンションがかかりにくく,逆に引っかかって開けにくい感じがする.
で,パカッと開くとこんな感じ.
マチは10cm弱あります.スペック的には容量5リッター(±1リッター).結構荷物が沢山入ります.
外側の面の裏側,上部にはメッシュポケット,下部にはジッパー付きのポケットが配置されています.
メッシュポケットの部分には手の指の第二関節まで入る深さのポケットがあります.見た目はペンホルダですが,筆記用具用としては深さが足りません.USBメモリ等の,小物を入れるポケットのようです.
そしてこちらが気になる『タブレット用収納スペース』.
普通のブリーフケースに付いているような,ノートPCを収納するためのポケットと同じ形状・形態です.背中側はフカフカのパッドが入っていますし,仕切りにも若干のクッション性があり.精密機器を入れるための配慮が行き届いています.
では早速タブレットを入れてみましょうか.用意したのは『新しいiPad』(iPad3)
こんな感じでスッポリ入ります.ジャケットやケースを付けていても余裕で入ります.
では次にiPad miniを入れてみましょうか.
余裕…と,言いますか,埋もれてしましました.
iPad miniの場合は,外側のポケットに入れた方がしっくり来ます.ただし,こちら側に入れた場合はクッション性が無いので注意.
そして本命の, Mac Book Airの11inchモデルを試してみましょう.
奥まで入れるとこんな感じ.一見はみ出しているように見えますが…
普通にジッパが閉まります.
ただ,サイズ的にあまり余裕がありません.インナーケースに入れた後にポケットに突っ込むことは難しいでしょう.
容量に結構余裕があるので,色々と詰め込んでみるテスト.
メッシュポケットにiPhone5,メイン部分にiPad mini,iPad3.そしてタブレット用ポケットにMacBookAir 11inch.
ちょっと見難いのですが,マチ的には全然余裕です.
何も入っていないときにはペッタンコですが,これだけ入れると厚みが出て,バックが立体的になって来ます.
更に写真が見にくくて申し訳ない.Kindle Paperwhite(3G),ケースに入れたIdeaPad A1,iPad mini,iPad3,iPad(初代),Mac Book Air 11inchを詰め込んでみるテスト.
ジッパも普通に締まります.これだけ詰め込んでも,上部にかなりの空間的余裕があります.
横から見るとこんな感じ.厚みが増し,下部はマチの部分が伸び切った感じ.流石にこれだけ詰め込むと,結構な重さになります.
ボディバックでは見たこともないほどの厚い(背中の)パッド,そして巨大な肩当てが用意されている理由が分かった気がします.
これだけ詰め込んでも若干のスペースが空いているので,更に小物や周辺機器を入れることが出来そうです.が,見た目的にも取り回し的にも,腹八分目くらいが良いのではないかなぁというのが率直な感想.
と,いうことで,Mac Book Airを忍ばせて…のようなことが出来る,『PCが入っているようには見えない』廉価なボディバッグの登場です.
個人的には,大人気で生産が追い付いていない『とれるカメラバッグ』にも心惹かれているのだけど,くだけた感じでラフに使えるのはUNIQLO×DIMEのボディバックの方かなと思う.尤も,スペックや価格帯が全く違うので,比較するのはナンセンスだと思うけど.
希望を言うと,細かな部分ではブラッシュアップが必要な所があると思うので,別の形態でも良いので,版を重ねて熟成して欲しいなぁと思います.それと叶うのであれば,ビジネストートの『完成形』も世に出して欲しいなぁ.
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