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2012年8月29日 (水)

SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMを持って旅行に出てみる(2)

前回に続き,SIGMAから新しく出た便利ズームレンズを持って旅行に行ったので,撮った写真を貼ってみる.今回は京都.

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京都に10年以上住んでるのに,実は大文字焼きを生で見たのは去年が初めて.去年は京都駅の近くから見たのだけど,今回はもう少し北東から見ることにしました.

と,いうことで,宿に着いて間もなく,京都の8/16日がゆっくり暮れて行きました.

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そこはかとなく秋の景色.暑いけど.

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日が落ちてからホテルのテラスへ.点火までしばし待ちます.

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大文字山との位置関係から,大文字はこのアングル(18mm,0.8sec,f3.5,ISO3200).

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ズームするとこんな感じ.250mmまでズームでるレンズを持って来て良かった,(250mm 1/3sec,f6.3,ISO3200)

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松ヶ崎妙法.『法』の字はアングル的に見えず.

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舟形万灯籠.

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左大文字.

もうちょっと南西に鳥居形松明が見えたのですが,そちら方向は立錐の余地も無かったので写真を撮れず.

流石にこの暗さで最大ズームをすると,レンズの暗さの関係でブレやすくなります.三脚を立てるのがベストなんですが,撮影場所の関係上出来ず,何かに寄りかかっての撮影と相成りました.

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翌日は突き抜けるような青空だったので観光に出ることに.しかし外は溶けるような暑さ.そんなわけで,あまり無理せず近くの平安神宮へ.一人なら寺社周りを詰めまくって一日中出歩くのだけど,子供も一緒だとそうもいかないし…ちょっと残念だけど.

昔,修学旅行で来たことがあるような気もするけど,記憶が凄まじく薄れています.そんなわけで,この大鳥居が新鮮で,そのスケール感に圧倒されました.

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さらにに進むと応天門が見えて来ます.

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青空の元で見ると実に素晴らしいコントラスト.

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そして外拝殿.白砂利と青空と積乱雲の組み合わせ具合がまた素晴らしい.(18mm,1/250sec,f10,ISO100)

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大文字山の方を見るとこの青空.素晴らしい.心が洗われます.(18mm,1/250sec,f10,ISO100)

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ズームして行くと….(51mm,1/200sec,f8,ISO100)

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大文字の焼き場に沢山の人が見えます.それにしてもこの便利ズーム,双眼鏡の代わりになりますな.(250mm,1/320sec,f7.1,ISO125)

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昼くらいまでは良い天気だったのですが,夕方にかけて再び積乱雲急速に発達し始めました.今年は宇治市まで水害にあったり,京都が豪雨でエライことになってます.

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ちょっと足を伸ばして四条まで.最近あまり四条や祇園の辺りに行かなくなったのですが,鴨川を見たらアベック等間隔の法則が今も健在で一安心(笑).そして昔よく来ていた床の店も健在だったのを見て安堵.また来たいなぁ.

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メインストリートも良いのですが,このような筋に入るとワクワクします.

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寺社の前を通ると更に気分が高揚.

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近くに住んでると中々本気になれないのですが,いずれはじっくり寺社を回りたいものです.

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で,案の定夕方から激しい雨とともに雷が.夕立の後にスッと涼しくなるなら良いのですが,湿度が上がって過ごしにくくなるだけってのがアレです….

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翌日は意を決し,家族に単独行動を宣言.まずは哲学の道へ行きます.この辺りは交通の便があまり良くないのですが,流石に観光シーズンだけあって,観光客で一杯です.

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東へ進むと銀閣寺の門が見えてきます.流石にここも人混み.

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が,私の目的はここではありません.銀閣寺前を左折して進みます.急に寂しくなって来ました.

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観光客はおろか人影が皆無になりましたが,更に道なりに進みます.

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ここは右方向へ.

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駐車場を越えて進みます.

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しばらく歩くと砂防ダムがあるのですが,この橋を渡ります.

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そう.ここは大文字山です.登山客が多いので,道の整備が行き届いています.

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ひたすら登ります.登山と言うよりも,階段を登っている感じ.

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やがて出るのは千里塚.足利義輝が三好や松永の軍勢と戦って敗れた際のものと思われる,夥しい人骨が出土した場所です.

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更に進むと最後の最後に150段もの階段が.かなりの急勾配なので,疲れている体にはかなり堪えます.

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で,山に入ってから30~40分.階段を登り切ると…

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京都を一望できる大文字の焼き場に到着.絶景なのですが,天気がかなり悪かったのが残念.今度またリベンジを心に誓います.

18mmで撮影したものを繋いだのですが,レンズの端の方は樽型収差が出てしまうので,補正をかけないとうまく繋がらないですね.このようなことをするならば,Canon純正レンズが(補正情報を持っているので)楽かもですね.

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そしてこれが火床.大文字の消し炭を持ち帰ると,1年間無病息災で過ごせるという言い伝えがあります.大文字焼きの翌日に大勢が登っていたのは,そのためでしょう.

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大文字の1画目の横一文字.

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3画目はこんな感じ.かなり急な傾斜の坂なので,覗き込むと少々身の危険を感じます.

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南西方向にズームすると,京都タワーがしっかり見えました.(250mm,1/400sec,f7.1,ISO200)

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この大文字の焼き場の良い所は,他の文字も一望できること.でもこの日は天気が悪く,霞んで見えます.写真は『妙』の字.

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眺望にうっとり&最後の階段で笑い始めた膝をなだめている内に,雨のカーテンが左右から閉まり始めました.降っているのはまだかなり向こうですが,相当酷い雨です.

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ズームするとこんな感じ.バケツをひっくり返したような雨が,高い所からカーテンのように降り注いでいるのが分かります.『隣の家は豪雨の中だけど,うちの家には全然降ってない』なんて風景もありそうです.

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焼き場にも雨が降り始めましたが,一瞬止んだ際に急いで下山.雨量によっては道が川になりそうな感じです.雷もゴロゴロ鳴り始めているので,かなりヒヤヒヤしながらの下山になりました.

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で,汗だくになりながら銀閣寺前に辿り着き,昼飯を食ってないことを思い出して遅めの昼食を採りました.腹が膨れると疲れが吹っ飛び,『折角来たんだから銀閣寺を見て帰ろう』という流れに.

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拝観料を払って入ります.

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日本庭園を見ると心が現れますな.個人的には苔むした庭とかも大好き.

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実に良い感じ.

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で,順路の終わりに差し掛かる頃,激しい雷雨に襲われて凄いことに.腹に響く重低音を轟かせながら,雷が近くに落ちまくりです.

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もう少しゆっくり観たかったのですが,身の危険を感じるほどの激しい雷雨だったので急いで撤収することにしました.

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宿に戻った後,焼き場の様子をしばらく見ていたら…

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急に霞んで来てガスに覆われて…という感じでした.下山が遅れていたら,豪雨で足止めされていたかも.街の近くの整備された山とは言え,山は山.登るのならば,万全の体勢で安全第一で登りたいものです(反省).

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凄まじい雷雨が2時間程続いた後,東の方が次第に明るくなって来ました.それにしても禍々しい色をした分厚い雷雲ですな.

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連日夕刻に激しい雨が降りましたが,翌日も朝は非常に良い天気.

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左大文字(金閣寺の近く)の焼き場もしっかり見えます.

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と,いうことで,京都も殆ど便利ズーム1本で済ませる感じでした.

風景を撮影する際には『超広角が欲しいなぁ』と思ったし,ズームで撮る際には『もっと寄りたいなぁ』と思い,そして夜間撮影の際には『レンズが暗いから,シャッタースピードが稼げないなぁ』なんて思いながらシャッターを切ってました.とは言え,個別に見るともっと適切なレンズがあるものの,全部の欲求をレンズ1本で満たそうとすると,SIGMAの便利ズームほどバランスの良いレンズは無いでしょう.そして小型軽量という点も旅行用レンズに最適.もっと重いレンズをぶら下げていたら,大文字山に登る途中でバテてたかも.

その一方で,今回はデジイチらしいボケ味を生かした写真をあまり撮影していないことに気付きました.まぁ一応家族を撮った写真は,ボカしたりしているものもあるのですが,ある程度意図的に撮影しないとボケ味を生かした写真にならない感じ.そういう意味でも,レンズがもう少し明るいと更に良かったんだけどな.

まぁそんな意味で,今回実際に旅行に持って行く事により,とても満足度が高く,そして実用度もピカ一のレンズであることを実感したわけです.これが6万以下で買えたなんて…と,Amazonを見てみたら,5万円台前半~4万7千円台 に突入した模様.発売以降の値下がり具合が予想以上です.性能を考えると,凄まじく安いなぁ.

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続き

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コメント

シグマレンズ18-250mmが欲しく貴殿のブログを拝見致しました、本当に楽しそうにカメラ旅をされているのが良く判りました色々参考にさせて頂きます、そして又素敵な写真を掲載して下さい。
有難う御座いました。

レモン・ハートさん
はじめまして.コメントありがとうございます.

撮影サンプルがお役に立ったようで,喜ばしい限りです.
写真の整理が間に合っておらず,諸々アップが遅れ気味ですが,もう1,2回は今夏の京都の写真をアップしようと考えていますので,よろしくお願いします.

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