デジイチ用のコンパクトな三脚&リモコン
コンデジの場合は『ゴリラポッド GP1』が持ち運び面でも使い勝手面もベスト.異論は認めません(笑).
まぁもう少しコンパクトな物もあるので,用途によっては別の製品がベストな場合もあるけど,基本的にコンデジでゴツイ三脚を使う人は少ないでしょう.ちょっとした台/テーブルにカメラを安定して置けてればOKということじゃないかと思う.
一方デジイチの場合はというと,殆どフルスペックで求められることも多く,ゴツイ三脚がベターな感じ.やはり本体が重くてデカイので,それを固定する台もそれなりにシッカリした作りでないと危ない.『ゴリラポッド SLR-ZOOM 086822』も出ているけれど,デジイチに重いレンズを付けた場合,かなりトップヘビーになります.そしてバランスを崩して転倒したり,レンズがコンニチワしてお辞儀したりするのを見るにつけ,ちょっと怖くて手が出せない.
そんなわけで,今回は『比較的』コンパクトな作りがシッカリした三脚について.2種類紹介します.そして三脚とペアで使うであろうリモコンについても紹介.
トップバッターはSLIKのCOMPACT II.
内容物は本体,マニュアル,そしてキャリングバックです.
安心の『SLIK』.日本のメーカーです.作りがしっかりしていて,値段も手頃なのが有り難い.Amazonで1600円弱也.
雲台はこんな感じ.水準器も付いているし,コンパクトだからといって必要な物が削られているわけではありません.
昨日ポストしたカメラグリップを付けても,EOS KissX5はこのようにカチッと固定できます.
袋に収めるとこんな感じ.スペックを書くと,重量570g,縮長360mm.旅行用三脚というカテゴリに入っているだけ会って,かなりコンパクト&軽量です.エレベータを上げると約1mになるのも流石.
で,次なる製品は同じくSLIKのmini II
.こちらは更にコンパクトな製品で,『テーブル三脚』というカテゴリに分類されます.
箱の写真に書かれているように,単に普通の三脚として使うだけでなく,『自分の胸に押し当てて』,手振れを低減するために使うことも出来ます.
内容物.キャリングケースは起毛の袋になっています.カバンに入れることが想定されており,自身だけではなく,周りの物も傷付けないようにという配慮でしょうか.
重量は320g,縮長は204mmというコンパクトサイズです.
基本構造は普通の三脚とほぼ同じです.
しっかり雲台もあり,水準器も付いています.
エレベータをダウンした状態.この状態で174mm.テーブルの上に置いて集合写真を取るような場合であれば十分でしょう.
もう少し高さが欲しい時は,エレベータを上げます.この状態で220mm.この状態でも実に安定感があります.
CompactIIとの大きさ比較.CompactIIも小さいのですが,mini IIは更に小さく,『超小型』です.
通常の三脚として利用する場合はCompact II,テーブル三脚として利用する場合はmini IIという感じで,用途が全く異なります.大きな荷物を持っていけるような場合は全高130~150mm程になる三脚を持っていくのが便利ですが,旅行の時などには,これら三脚の何れかをチョイスして持って行くのが良いでしょう.
当初,mini IIはかなり色物的な印象を持ったのですが,屋内での集合写真等を撮る際には結構良い感じに使えました.屋外利用がない/風景などを取らない場合は,専らこちらをセレクトして持ち出しています.
おそらく三脚とセットで使うことが多い物.それはリモコンでしょう.リモコンも2種類紹介します.
まずはCanon純正リモコンのRC-6.
リモコン本体とキャリングポーチ,マニュアルが入っています.本体はとてもシンプルな作りになっており,表面にはボタンが一つあるだけです.
本体裏側はこんな感じ.電池はCR2032を下から入れます.
スライド式のスイッチでレリーズモードを選択できます.
リモコンの飛距離はカメラ正面から5m.自分も入る集合写真からバルブ撮影まで,諸々こなせます.バルブ撮影の場合は,ボタンをシャッター開のタイミングで1回,シャッター閉のタイミングでもう1回押します.
リモコンを使う場合のモードはこちらです.
ポーチはこのようにネックストラップに取り付けられます.あまり嵩張る物ではないので,常に付けておいても良いでしょう.
次なるものは,『シャッターリモコン』.有線式のリモコンです.今回紹介するものは既にAmazonで扱いがなくなってしまいましたが,純正品の半額で購入可能な同等機能の製品でした.
型番は『RS-60E3』です.千円弱だったので,かなりお買い得商品でした.
本体はこんな感じ.
通常のシャッターボタンと…
シャッターのロック機能.シャッターを押下したままロックできます.
EOS KissX5の場合,本体左横にシャッターリモコン取り付け用のコネクタがあります.
ここです.ちなみに下はマイク.
このように接続します.
有線式ですので,リモコン操作をする際にカメラ正面に回りこまなくても済みます.あと,確実性があるので精神衛生上良いです(赤外線式リモコンは,やはり『あれっ?押したはずだけど…』というときがありますよね).
夜景や花火,星空等のバルブ撮影の際にはとても役立つ道具です.価格もそれ程高いものではありませんので,1つ持っておくと安心かも.
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