やっぱり便利な防湿庫:全自動防湿庫 ミニドライ ED-25CAC
感の良い方であれば次のネタがピンと来ていたかもしれませんが,今回は防湿庫.レンズを立て続けに2本購入した関係で,8lのドライボックスが一杯になってしまったことから話は始まります.
ドライボックスを購入した当初は,まだ充分なスペースがあるし,コンパクトで丁度良いサイズの買い物をしたなぁとホクホクしていました.が,それが1年持たなかったとは…
そして今回投入したのは,タイトルにあるように,『防湿庫』です.
ドライボックスを常用していて不満に思っていたのは,以下の3つ.
- 開けるのが少々手間で,これの一手間がデジイチの出動率を下げていた
- 頻度こそ少ないものの,やはりシリカゲルのメンテが面倒
- レンズを買い足した関係で,容量がが足りない
気合を入れて撮影に出る際には意識したことが無かったのですが,『パッキン付きの蓋のロックを外し,トレーを外して本体出して…』というちょっとした手間が,家の中でのふとした情景のシャッターチャンスへの出動を阻害していました.ほんの僅かな手間なのですが,心理的負担が結構あったようです.
そして次にドライボックスのメンテナなのですが,これも実際にはそれ程大したことではありません.ただ,たまに湿度計を見て適湿か確認して…とかいうのが気持ち面倒に感じていました.シリカゲルのメンテに関しては,このような製品を使用することにより大幅に改善するのですが,長期間放ったらかしには出来ません.
そしてこのような不満があったため,今回より大きなドライボックスへの移行ではなく,防湿庫にした次第.
例のごとく何にするか色々と迷った挙句,最終的に全自動防湿庫 ミニドライ ED-25CAC(RW) に決めました.決め手は『小型』という点とアナログの湿度計,そして黒以外のカラーリングであったことです.2012年に出たばかりの新製品です.
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箱を開けると,『電子機器ではなく,家具系の製品を買ったのだなぁ』という気分にさせてくれます.実は嫁さんには,『家具を買うなら相談して!』と,言われましたが,『これは電化製品だよ.ほら,ここにコンセント』と,言い訳したのは秘密です(笑)
今回購入したのは赤.白も良いかなぁと思ったのですが,赤にしてみました.
光触媒付き.カビ防止やホコリの付着軽減に効果アリ.
製品ロゴ.一応書いておくと,東洋リビングは防湿庫国内シェア1位のメーカーです.
湿度計はアナログ式.『デジタルのほうが良いのでは?』と思われるかもしれませんが,アナログは電池交換不要なので楽なんです.寿命も意外と長いし.そんなわけで,Auto Clean Dryの新製品では,デジタル式からアナログへ切り替わりつつあるようです.
なお,カメラやレンズの適湿は,30~50%くらいとのこと.あまり乾燥させ過ぎてもいけません.
扉はマグネット入のパッキン付き.冷蔵庫のような感じです.
鍵付き.子供のイタズラも防ぐことが出来ますね.
棚板1枚とマット,波型レンズホルダが付いてきます.
光触媒機能付き電子ドライユニット.無音で動作し,ランニングコストは1日1円以下.
後ろから見るとこんな感じ.ユニットは後ろに張り出しています.
そしてユニットのコンセントの他に,外部給電用のコンセントの口も1個付いています.機器の充電等に使用して下さいとのこと.
一式をセットアップ.良い感じです.
デジイチの本体とレンズを納めてみました.んー.一杯になったような若干余裕があるような微妙な感じ.
パット見はガラス窓付きの小型冷蔵庫という感じですな.
小型&奥行きも狭いので,ちょっとしたスペースに設置することが出来ます.実に良い感じ.デザイン的にも,部屋に溶け込んでいます.
実際に防湿庫を使い始めてまず感じたのは,その便利さ.湿度管理に関してはコンセントに挿しておけば良いだけです.カメラの出し入れも扉を開け閉めするだけ.もっと早く買っておけば良かったなぁという気が沸々と湧いて来ました.そして前述の不満点が一通りクリア出来,デジイチの稼働率も上がるという相乗効果も出始めています.
ドライボックスが一杯になりそうな人/使い勝手に少しでも不満を持っている人は,是非防湿庫を試してみてください.ビックカメラやヨドバシカメラに行けばいくつか陳列してありますので,実機を見てサイズ感や収納イメージを得るのも良いかと思います.
個人的に一点『失敗したなぁ』と思ったのは,その容量.これまで8lのドライボックスを使っていたので,25lもあれば充分と思っていました.しかし,構造上デッドスペースになる部分が大きいため,もう1~2サイズ上を購入しておいた方が良かったかもと思っています.やはり少しはスペース的な余裕を確保しておきたいですし.かと言って,デカ過ぎるのも考えものですが.
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