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2012年5月14日 (月)

金環日食をデジカメで撮影する準備:NDフィルタ

5月21日の金環日食が,いよいよ1週間後に迫って来ました.

太陽をデジカメで撮影するためには,NDフィルタが必要になります.これは光を減衰させるフィルタで,太陽撮影用の場合は1/100000もの減衰を行う必要があります.

私はデジイチでの撮影を考えておりまして,これ用に,マルミ 太陽撮影用 NDフィルター DHG ND-100000 58mmを購入しました.

000

太陽撮影用のNDフィルタは,インターバルが非常に長いスパンの季節商品と言いますか,次回日本で観測出来る金環日食は18年後(ただし,観測出来る地域は北海道中心).今の時期に売れ残ると大量の在庫を長期間抱えるリスクがあるせいか,生産量がかなり絞られている様子.そのせいもあり,Amazonではマルミ製の58mmサイズが在庫切れになっています.

ただし,今のところこのようなフィルタがまだ入手可能なようです.準備がまだの方は,お急ぎあれ.フィルタの取り付けられないコンデジを使う場合は,プレート型を購入すれば良いかと.

金環日食全般に関してはこちら,撮影方法に関しては,マルミのページ(『どう撮る?』タブを選択のこと)に詳しい解説があります.これら解説ページをよく読み,準備万端にし,その日を待ちましょう.

マルミの当該製品は,モロに金環日食をターゲットとしたものになっています.表面は冒頭の写真の通りであり,裏面はこんな感じ.

001

フィルタはこのような保護ケースの中に入っています.

002

内容は先のWebページと同じですが,簡単なガイドが入っています.各状態での絞りの目安とシャッタースピードの対応が書かれていて,実に有り難い.

003

NDフィルタ本体はこんな感じ.長時間露光用のNDフィルタの場合はサングラスっぽい色をしていますが,流石に太陽撮影用は真っ黒です.向こうが全然見えません.これをレンズの先端にねじ込むことにより,太陽撮影可能になります.

より大口径のレンズの場合は77mm辺りのフィルタを購入し,ステップアップ/ダウンして取り付ける感じ.EOS KissX5ダブルズームキット付属のCanon純正レンズは58mm径なので,58mmタイプがそのまま取り付けられます.

004

先日テスト撮影をしたところ,次のような感じで綺麗に撮れました.

繰り返しになりますが,レンズはダブルズームレンズキットに付いてきた,Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS IIです.手ぶれ補正が効くので,目一杯ズームしても気合を入れれば手持ちで何とかなる感じ.三脚があった方が遥かに楽ですが.

Sun

で,このフィルタ,1/100000もの減衰率なので,レンズに取り付けると太陽以外は(強烈に明るいものでなければ)ファインダーから見えません.なので,まずは太陽との位置関係からカメラの位置決めをし,方角と迎え角をある程度合わせてからファインダーに太陽を捉え,ズームアップして…のような手順を踏まないとキツイです.倍率の高い天体望遠鏡のよう感じ.

準備万端にした後は,当日晴れることをひたすら祈りましょう.うまく撮影できたら,昨年末の皆既月食の時と同様,FaceBookの方ににアップすると思います(もしかしたらこっちにも一部アップするかも).

ではみなさん,Good Luck!

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