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2012年4月 5日 (木)

絶妙なサイズ・形状のペンケース:つくしペンケース

登山やトレッキングの方面で,UL(Ultra Light)という言葉をよく聞くようになりました.

簡単に言うと,『荷物を1gでも軽くする』という方向性なわけですが,『便利だから・使うかもしれないから』という理由であれこれと過剰にギアを持たず,重厚長大な物は避けて必要十分な性能を持った物を厳選して装備するという考え方です.装備が軽くなることにより行動負荷が軽くなり,そして自由度も高くなる.すると,本来の目的である登山やトレッキングに集中できる.ある意味,これもまた最近流行のキーワードである『断捨離』にも通じるものがあります.

とは言え,キャパの大きな物の方が小さな物よりも融通が利きます.ギリギリまで余計なものを削ぎ落した零戦は,初戦こそ活躍出来ましたが拡張・改良の余地が乏しく,やがて大出力エンジンを搭載して力技で押して来るグラマンに圧倒され…閑話休題.特に,どのくらいが適正値か分からない場合は,ちょっと余裕がある物を選ぶ方が失敗が少ないでしょう.

と,いうことで,初っ端から話が発散しましたが,ペンケースの話です.

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ペンケースは中に入れる物が主人公です.そのため,中に納める物の性質や量で,その素材や機能,大きさを選択するべきです.

例えばエッジの立ったローレット加工が施されたペンを持ち運ぶ場合は,他のペンを傷付けないように自ずとロールペンケースのような形状のペンケースが必要になるでしょうし,ペンを沢山持つ場合は,大きなキャパを持ったペンケースが必要になるでしょう.

しかし,折角新しい袋を用意するのであれば,中に入れる酒も吟味する良い機会でしょう.ULの話にも関係しますが,『本当に持ち歩く必要のある文房具は何だろう』という観点から,一度中身を見直してみるとか.

今回紹介するのは,諸々の要素を考え直してみると,『実に良いポイントを突いている』と唸ってしまうペンケースです.

ペンとノートはペアで使用する物です.人によってはノートカバーにノートを突っ込み,1~2本のペンを挿して使っている人も多いでしょう.学生は兎も角,社会人の場合はペンケースを使用していない人の方が多いかもしれません.私の周りだけかもしれませんが….

ノートカバーも実に高機能化が進んでいます.私も過去にコレコレコレなどを採り上げて紹介して来ましたが,必要な物を全てをひとまとめにし,持ち運ぶことが出来ます.そして『カバー』と呼ばれますが,ファスナーラウンドタイプの場合は収納力もあり,ちょっとしたペンケースでは太刀打ち出来ない程の物を詰め込むことが出来ます.

しかし,ガッツリとノートをとるわけでは無く,Moleskine Pocketくらいの大きさのノート(手帳?)と共に,お気に入りのペンやツールをひとまとめにして持ち運ぶ…という用途を考えるとどうでしょう.

案外このようなニーズは多いと思うのですが,この商品のゾーンは空白になっていて,通常のペンケースでは小さすぎ,ノートカバーでは使えないことはないけど大き過ぎという感じで,帯に短したすきに長しの実に歯がゆい状態でした.

そこでこの『つくしのペンケース』ですヨ.カラバリはファスナー色のみの違いで黒,白,青の3色構成.私は青をチョイス.

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パッと見はペンケースに見えませんが,『つくしペンケース』と書かれています.確実にペンケースです(笑)

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大量生産の工業製品という感じではなく,デザイン文具というカテゴリ.つくし文具店の作品です.

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外見は清涼感のあるカジュアルな感じです.そしてクリエイター的業種の人であれば,仕事で使っていても特に違和感は無いでしょう.まぁネクタイとスーツには合わないかもしれませんが…いや,変化球としてはアリかな.

大きさはと言うと,通常のペンケースよりも大きく,ノートカバーよりも小さい感じ.

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特徴はこのゴツいファスナー.

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本体をぐるっと一周していて…

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パカッと開きます.ダブルジッパーなので,一部だけ開くのも可.向かって右下に『つくし文具店』の『つ』のタグ.

伸縮性のある素材を使用しているほか,ファスナーラウンドタイプなので,通常のペンケースだと出し入れしにくい物も無問題,そして収納力もある.内容物がバラけないようにポケットも付いているので,ペンだけで無く,定規やハサミ,カッター等を入れても使い易いでしょう.

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写真のように,『これでもか!』と,ファスナーがぐるっと一周してます.こういう部分,デザイナーのコダワリなんだろうな….

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そしてこのペンケースで感動したのは,MoleskineのPocketサイズがギリギリ収まること.ピチピチですが,まるで計ったかのようにきれいに収まります.あ,当然ダイスキンも大丈夫です.

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無印の布クロス張りノートを収めるとこんな感じ.こっちはかなり余裕あり.

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帆布で伸縮性もあるので,中身が少ない時はペラペラに.ガッツリ入れてもこんな感じで対応できます.

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と,いうことで,『気合いを入れてノートとペンを持って行く』という感じでは無く,『気軽に必要十分な物を一式を持ち歩く』という用途にフィットした,実によく出来たペンケースです.あ,いや,個人的には『ペンケース』ではなく,新規のカテゴリを作りたい位の製品です.

と,いうことで,小型の手帳タイプのノートとペンケースを持ち歩いている人は,一度この製品をチェックしてみてください.きっとその良さが実感できると思います.通販では,つくし文具店分度器などで購入できます.

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