uni STYLE FIT 5色フォルダ
昨日はフリクションボール3について書いたけど,メインアームとしての普通の多色ボールペンは,半年ほどピュアモルト ジェットストリーム インサイドに落ち着いていました.しかしJetstreamの裏抜け問題もあり,ノート/手帳によっては,その使用を躊躇することに.
このような状態はあまり精神衛生上よろしくありません.そのようなわけで,コレトが再びメインアームに返り咲きしたりしていたのですが,イマドキの多色BPの新製品を試してみることにしました.
今回特に重点的に探したいと考えていたものは,コレトの0.3mmリフィルに変わるもの.普段の筆記には0.4mmを不満なく使っているのですが,手帳に細かく緻密に書く際にはより細いペンが欲しい.しかし,(個人的には)コレトの0.3mmがどうもシックリ来ないんです.
そんなわけで,まずはSTYLE FITを試してみた.
メーカーページはこちら.このページを見ると,何となく女性をターゲットにしているような雰囲気アリ.ペン軸のバリエーションを見ると,その感じは確信に変化.でもいいんです.良いものは気にせず使いましょう.ユニセックス的な黒軸もあるし.
このペンもコレト同様,ユーザがリフィルを選んでカスタマイズ出来るようになっています.そしてその軸は単色,3色,5色の3種.それぞれにカラバリ等あり.『こんなに沢山のラインを維持できるの?』と,心配になる程に種類が多い.試しに数えてみたら,35種類(!!).
あと,何故か4色の軸が無し.残念.
そんなわけで,今回は5色ホルダー クリップ付 ブラック
をチョイス.
軸の他に,『細かく書ける用』に0.28mmの黒,青,赤,緑.それと『シッカリ書く用』に0.38mmの黒のゲルインクリフィルを購入.
STYLE-FIT用としては,ゲルインクのリフィルの他に油性BP,0.5mmシャープが出ています.太さも数種類出ており,ゲルインクの場合は0.28mm,0.38mm,0.5mmの3種あり,各16色の展開.一覧表はこちらのメーカーページにあるのですが,凄い数です.
リフィルはプラのチューブに入っています.ノック式の単色BPと太さが殆ど変わらないので,間違えないように購入しましょう(レジで店員さんに指摘されて気が付いた私…).
このリフィルケースが実にカッチョ良いです.
途中端折りましたが,蓋をシュポンと抜くとリフィルがキャップに付いて来ます.これをスルスルと抜き,抜き切ったら上の写真のようにキャップを外します.この工程がSFチックな科学の実験を連想させて楽しいです.(一度やってみると分かると思う)
で,軸にネジ止めされている先端部を外して…
一般の多色BP同様,リフィルを差し込みます.
完成.
軸の先端の透明部分から,リフィルの色と太さを確認することが出来ます.
その反面,ノック部では色が分かりません.そのようなわけで,色を切り替える際には透明部分から手を離して中身を確認し,その後にノックする必要があるため,ワンアクション多く必要になる感じ.
クリップはプラの剛性を利用する,軸と一体になったタイプ.
そしてノック部はリポーター4
(*)のように形状が分けられておらず,全てRの緩い三角形.
(*)形状を分けることにより,指先の感触だけで色を切り替えて使うことが出来る.つまり,暗い所でも迷わず切り替えられるほか,いちいちペン先/ペン軸を見て確認しなくて良いので,筆記に集中できる.
5本入ると中々壮観です.あと,リフィルのチューブ部分にはメタリックな色が塗られており,実際の中身が見えるのは,写真の白い部分とメタリック塗装の間の約5mmの部分だけです.つまり,切れる寸前にならないと,インク残量が分からない(*2).
(*2)正確には,チューブに沿ってメタリック塗装されていない幅1mmの帯が一筋あるので,そこから中を覗くことが出来ます.しかし幅が狭いのと見にくいので,じっくり&しっかり見ないと内容量を確認できないでしょう.
実際にダイスキンに書いてみた.比較対象はコレト,フリクション,ジェットストリームです.
紙との相性もありますが,色の濃さや発色,フローの具合や掠れや滲み等,製品ごとの特徴がうまく出ています.個人的には,細かく書くときはSTYLE FITの0.28mm.普通に書くときは(紙が許せば)ジェットストリーム,もしくはコレト0.4mmを選びたい所.
そのようなわけで当初の目的は完遂し,主に手帳用にSTYLE FITを実戦配備.
多色ペン増殖中…
« こすって消せるボールペンの3色タイプ:フリクションボール3 | トップページ | Pentel Sliccies »
「文房具」カテゴリの記事
- リング型スケジューラーを複数年分連結して便利に使う:ミドリ プラススタンドダイアリー(2023.11.26)
- ひとり手帳会議2024(1)(2023.10.08)
- 表紙が変わると気分も変わる:ダイアログノートの『綺羅星紙』と『カモフラージュ』(2023.07.25)
- RHODIAとBICと東海道新幹線がコラボしたメモセット:『100系トラベル筆記セット』(2023.07.23)
- 全方位敵無しの持ち歩き用ロルバーン フレキシブル:ロルバーン フレキシブル 360°M(2023.06.24)
« こすって消せるボールペンの3色タイプ:フリクションボール3 | トップページ | Pentel Sliccies »
コメント