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2012年1月31日 (火)

Moleskine/ダイスキンと一体化する,デザイン性も実用性も兼ね備えたペンホルダ:Quiver

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手帳を持ち歩く際に悩ましい問題.それはペンをどのように一緒に持ち歩くか.

机上で筆記するのであれば,ペンケースの利用で全く問題ないと思います.しかし,機動力が求められる手帳系の場合,やはり手帳とペンは一体で持ち歩きたい.

ニーズのある所に製品あり.例えばMoleskineユーザの間では,このような製品このような製品 がよく使用されています.また,最近はこのようなタイプの製品も人気が出てきているかな.

ただしこれら製品は,ペンのクリップ周辺の一部を固定するだけで,ペンの軸本体はフリーになります.そのようなわけで,お行儀良く持ち運ぶ場合は良いのですが,無造作にジーパンのポケットに入れる等,ワイルドに扱うとペンが傷だらけになったり,引っかかってペキッと行きかけたりします.

で,そのような諸々の問題を解決するための商品として今回紹介するのは,ノートと『一体化』するペンホルダ.『Quiver pen holder』です.

メーカーはこちら.商品写真を見るだけでもワクワクするでしょ?

商品詳細のページに進み,利用シーンの写真を見ようものなら,文具マニアとしては買わずにはいられない状態になっている程の破壊力です.

購入はオンライン直販のみです.ピピッと来た人は,せっかくの円高を活かすためにもサクっと行ってみて下さい…と,言いますか,共に行きましょう.

私は1本挿しの方を購入しましたが,形状の異なる2本挿しタイプもあります.お好きな方に行ってみてください.サイズはMoleskineで言うPocketサイズ用と,Largeサイズ用があります.

あと,日本から注文する場合は,一点注意事項があります.

一見PayPalでの決済可能なように思えますが,日本からのオーダーの場合はシステム上(仕様的な?)のトラブルが発生しているそうで,(アカウントを作って)通常のクレジットカード決済を利用してくださいとのこと.

かく言う私もPayPalのバナーをクリックし,最後の決済画面に行く直前でエラーが出まして,何度やってもダメだったので,『なんでだ~』状態となりました.急速に物欲が萎む感覚を味わったのですが,その後Quiverから丁寧な『日本語のメール』(!!)が届き,前述のような説明を受けた次第.このフォローに心を再び揺り動かされ,クリックした次第.

郵便で発送されるため,注文から届くまでには10日間以上かかります.2週間程度で届く人が多いようですが,Quiver曰く,『4週間待って届かなかったら連絡してちょ』とのこと.通常の郵送で発送されるので,トラッキング番号がありません.ヤキモキすることがあるので,追加料金でFedExとかUPSが使えると精神衛生上良いんだけどな….

閑話休題.

私の所には,20日間かかって届きました.

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写真のような,クッション材入りの封筒で届きました.

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本体の他に,取り付け方を説明したマニュアル等が入っていました.

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そしてこれが本体.私はPocketサイズ用の1本挿しをオーダーしました.色はブラウン.個人的には,もう少しダークなブラウンが好きかな.

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上から見るとこんな感じ.皮革を背負式に縫い合わせてあります.

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裏側はこのように幅広のゴムバンドが2本取り付けてあります.結構頑丈そうな印象.

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このように,ゴムバンドを表紙に2カ所通せば取り付け完了.

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バンドの位置はシックリ来る位置に微調整しましょう.

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と,いうことで,ダイスキンに取り付け完了.

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外側の革の部分にペンを挿します.太軸のペンを挿すのは少々キツイ感じ.

ただ,『無理すれば入る』という程度であれば,使っているうちに革が適度に伸び,丁度良い具合になるかもしれません.

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セーラーの万年筆を挿してみました.きつすぎず&緩すぎず,丁度良い感じ.

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挟んだゴムパンド&革の厚さの関係で,このように表紙がハの字に開く方向に力がかかります.ただし,Moleskineタイプのノートであれば,元々表紙を固定するためのゴムバンドが付いているので問題ありません.

この他,机上に置いて筆記する際には,革の厚みのせいで多少凸凹します.もう少し薄手の革だと有難かったのですが,全体としてガッチリしたハンドメイドっぽい点に味があると言えばあります.

そして肝心の使い勝手ですが,とてもよく考えられたサイズ・構造で,実に使い勝手が良いです.

ジーパンのポケットに引っかかること無くスッと入りますし,取り出しもスムーズ.そしてサッとペンを出して筆記に移ることも出来ます.そして何よりも嬉しいのは,ペンの本体を革で覆う構造.『お気に入りだけどちょっと高価なペン』であっても,安心して挿しておくことが出来ます.万年筆万歳な人にはたまらないでしょう.

革製品は使い込むに従って馴染んで来ますので,この製品も育てる楽しみがありそうです.『デザイン性と実用性を兼ね備えたペンホルダ』を探している方は,一度お試しあれ.

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