tadachi-net 出張所

メルマガ読んで反射的に購入行動に移行したため，飛ばす周波数を変更出来るタイプの方，FMラジオ受信機と勘違いして買ったのは内緒だ（笑）

では，物を見てみましょう．

まずこちらが周波数を変更できるタイプ．税込499円也．購入はこちらから．

塗装がマットなブラックのため，高級感すら感じます．液晶横にある銀色の『＋』『－』が周波数変更用のボタンです．これらボタンがメタルっぽければ，更に高級感が出たかも．

そしてこちらが周波数固定のタイプ．大きさはコネクタとほぼ同じ横幅．長さは2cm程．厚さは約5mm．

周波数は81.0MHzなので，近くにこの周波数帯の局が無ければ，299円と廉価な上に小型なので，こちらをチョイスするという手もあるかも．こちらで買えます．

大きさ比較．周波数変更可能なタイプは円柱形をしており，やや大振りです．

大きさをiPhoneと比較すると，どちらもこの程度なので，持ち歩いても全然荷物になるレベルではありません．むしろ無くさないか心配になるレベル．

周波数を変更できるタイプは，本体に挿すとこのように青色のバックライトがしばらく付き，その後消灯します．液晶には現在の送信周波数が常時表示され，横の+/-キーで調整することが出来ます．

周波数は76.0～108.0MHzのレンジで，0.1MHz刻みで設定することが可能です．なので，日本のFM放送の周波数帯（76～90MHz）だけではなく，海外での周波数帯（87.5～108.0MHz）もフルカバーしています．

そしてこちらが周波数固定のタイプ．こちらの送信周波数は，前述の通り81.0Mhz固定です．そしてこちらは通電時に青LEDが点灯し，送信時（音声再生時）に点滅します．

***

実際に両製品を使用してみた感想ですが，まぁとにかく面白いですね．最近FMトランスミッタを使う機会が全くなかったので，ラジオに飛ばせるって感じが（何十年ぶりかで（^^;）結構新鮮．

それと両製品の比較ですが，周波数固定の方は出力が低いためか，ちょっとしたノイズ源や混信があるとヤラれちゃう感じです．また，距離もあまり飛びません．内蔵アンテナのせいか，方向（/指向性）も結構シビアです．『すぐ近くのステレオに飛ばせる』程度に考えておいた方が良いかもしれません．

一方周波数を変更できるタイプは，固定タイプよりも高出力＆アンテナが良いようで，隣室程度の距離であれば充分実用的に使えます．一回り大きくなりますが，個人的にはこちらがオススメかな．

***

最近はラジオもインターネットラジオやradiko.jpを聞く方が多く，電波で飛んで来るものを聞く機会が減りました．今回この製品をテストする際に，防災用に購入してあった無印のラジオ(←機能もデザインも秀逸なのでオススメ)を引っ張り出してきたのですが，チューニング中に聞こえる『ザッザッ』というノイズは，何とも言えない味がありますね．