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2011年12月14日 (水)

日本の色を楽しむ:『彩』のご当地限定ペン等あれこれ

『筆ペン』と言えば黒,もしくは薄墨(グレー)と相場が決まっていましたが,『水彩毛筆 彩』という製品がありまして,これは多色の筆ペンのシリーズになっています.

まぁ右の商品写真を見てください.このように20色セットまで出ていて本格的.

携帯型の水彩画セットとスケッチブック,そしてペットボトルの水を持って外出すれば,どこでも絵が描ける悦楽の世界を堪能できるわけですが,水を使うので少し面倒な部分もあります.例えば屋内で絵を描くときはに特に意識するでしょう.まぁ一昔前と比べたら雲泥の差だし,準備/後片付けの儀式的な物が気持ちを高揚させたり,そして余韻をもたらすこともあるけれど.

手軽・気軽に使うことを考えると,やはり『さっと出してさっと使え,そしてさっと後片付け出来る』という機動力が欲しいものです.マインドマッパーには,ぺんてるのマルチエイトも人気ですが,個人的には書き味が今ひとつに感じます.では,多色のボールペンやマーカーを…と,なると,少し味が無い.そんなときにお勧めしたいのが,この『』です.筆ペンなので,味のある字や絵が描けます.

そして今回紹介するのは,『ご当地セット』として売られている『』です.5色セットなので,持ち運びが楽で,色の選択も良い感じ.

まずは『』と書かれている『京都限定5色セット』.

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このようなパッケージで,京都の文房具屋だけでなく,土産物屋でも売られています.絵は『大文字』と『舞妓さん』.京都らしい感じですな.

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チョイスされている5色は,『紅色』,『群青色』,『松葉色』,『黄土色』,『銀鼠』.名前からして『古都,京都』という感じです.

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ペンは何れも深みのある濃紺の軸で,色は軸端のパーツで確認できます.

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キャップは半透明のクリップ付きのプラスチック製.穂先だけでなく,ペンと同じ色のパーツが使われているため,キャップ側からもペンの色が確認出来ます.

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ペン先はこのような感じ.まんま筆ペン.

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実際に書いてみた.ダイスキンに.

穂先は柔らかで,筆ペンと言うよりも水彩画用の筆という感じ.字を書くよりも絵を描く方が向いている感じです.そしてカラーはと言うと,銀鼠,黄土色,松葉色はしっとりとした味のあるくすんだような色である一方,群青色や紅色は目に映える鮮やかさ.

うん.実に京都らしいです.

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で,次なるものは『奈良限定5色セット』です.私は奈良の土産屋で購入しました.絵は『鹿』.奈良と言えば『大仏』か『奈良公園の鹿』ですよね.

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セレクトされている色は『紅色』,『黄色』,『群青色』,『紫色』,『若草色』です.

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形状は京都限定セットと同じです.あと,何色であるかは軸に文字でも書かれています.

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書いてみました.何れも鮮やかな発色.

こちらも『奈良』というイメージに近い色ですな.ただ個人的には,『黄色』よりも『橙色』の方がイメージだけど.

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京都限定と奈良限定のセットを比べるとこんな感じ.京都限定の方が歴史を感じさせる落ち着いた色を中心としつつ群青色と紅色でメリハリを付け,奈良限定の方は若々しい明るい色を中心として紫色で歴史的な重み付けという感じでしょうか.

普段は万年筆/ボールペンのような西洋から来た筆記用具を使用していますが,たまにはこのような和風の筆記用具を使うのも新鮮で良いです.実に書いていて面白いし,味のある字や線が描けます…が,筆記用具を変えた所で,字の汚さは如何ともし難く…orz

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