日本の色のインクを楽しむ:色雫の『朝顔』をLAMYフレンドシップペンに入れて使ってみる
もう何年も愛用しているPelikan M600
ですが,インクはLAMYのブルーブラック(ボトル)
を使い続けていました.
ご存じの通り,このインクは『トラディショナルなブルーブラック インク』でして,化学反応によってインクが定着します.普通の顔料/染料系インクよりも長期保存に耐えると言われていますが(*),その一方で,万年筆を傷めるとも言われています.
(*)現実的には気にする程のことは無いようにも思います.しかし『耐光性テスト』の為,手持ちのインクで筆記した物を直射日光に晒す実験をしたことがあるのですが,数ヶ月のオーダーであっさりと色が抜けてしまうインクがありました.そういう物もありますので,ご用心,ご用心.本当に長期保存を考えるのであれば,『和紙に墨』の組み合わせも良いかも.千年以上持った実績もありますし,そっちに走るのも一興かと :-)
『そう言えば,昔はヌラヌラだたのが最近渋いなぁ…』なんて感じがし始めたのですが.ついに先日,目に見えてインクのフローが悪化.仕方が無いので,一度インクを抜いて洗浄することにしました.
この機会に,折角なので一度使ってみたいと思っていた『Pilotの色彩雫』を試してみることにしました.
メーカーのページを見ると分かる通り,様々な日本をイメージした色がラインナップされています.そしてボトルのデザインも素晴らしい.
私はハンズの店頭でカラーサンプルを実際に見て,好みである青系の中から『朝顔』をチョイス.やはり色味は実物を見ないと分かりにくいですね.webで見た感じでは,
『紺碧』か
『月夜』か
『露草
』辺りが良いなぁと思っていたのですが,
琴線に触れたのは『朝顔』でした.
そしてこれがパッケージ.
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