tadachi-net 出張所

今回もオリジナルカラーを購入しようかなと一瞬思ったのですが，フラグシップこと，『タータンチェック・グリーン』を購入しました．

 

パッケージおよび説明書きは，去年とほぼ同じ．

タータンチェック・グリーンです．

パッケージ裏側．

オンラインストアで購入したため，『ほぼ日ストア購入特典』付き．『ほぼ日手帳』と被る物があるので，その点はちょっとアレかな…

この色合，肌触り，実に良い感じです．

ただ，１年使い続けると，相当擦れて傷が行ったり，摩耗したりしそう．耐久性が気になる所．

表紙をめくると，H O B Oとドット柄の入った凝った作りが目に入ります．

昨年は『WEEKSは今年１年で終わるかも』なんて思った時期もありましたが，今年はカラバリも増え，かなり力が入っています．今年のモデルからは，能率手帳を代表とする『普通の』手帳との差別化がきちんと出来ている感じがします．定番化の安心感があります．

やはり手帳は使い続けるものですし，『ほぼほぼ日』のように，急に廃番になると困りますよね…

写真では少々分かりにくいのですが，表紙には適度な硬さの芯が入っています．オリジナルのようにフニャッと360度開くような感じではなく，ハードカバーの本のような風合いです．

そのため，立ったままで下敷きなしでも気軽に筆記できます．その一方で，Moleskine程の固さは無いため，ある程度の力がかかると，適度に湾曲してくれます．尻ポケットに入れておいても，それ程痛くならないかも．

背の部分に対し，強い捻れ方向の力がかかった場合は不安だけど，表紙に関しては，調度良い硬さと剛性です．

カレンダー，年間スケジュール，ブロック型のマンスリーまでは昨年のと同じ．しかし，見開き１週間のウイークリーの部分には，若干変更が加えられています．従来はキッチり時間軸がプロットされていたのですが，今年のモデルはドットが2箇所打たれているのみです．

ほぼ日手帳公式ガイドブック2012 を読んで驚いたのですが，この横軸を，正確な時間軸として使用している(*)人はかなり少ない感じ．

(*)各時刻を表す等間隔の印が書かれており，例えば8時～9時，13時～15時というアポがあった場合，それぞれの開始時刻から終了時刻までを印に合わせて正しく線を引いて…という使い方．

そのようなわけで，

• 24時間プロットするのは無駄が多いので，自分に合った時間軸で管理して
• 時間の管理ではなく，ToDo項目等を書き込む人にも対応
• アバウトにも使えるように

ということを考慮した結果かもしれません．

あ，それと『お言葉』が採用され，貴重なスペースを消費するようになりました…

見る人が見ればすぐに分かる，『HOBO』の印刷．刻印のように見えますが，印刷です．

表紙，背表紙には『2012』と入っています．

付属のポケットは…

このように貼りつけて…

このように物を挟むのに使います．

寸法的にギリギリなので，貼る際には歪まないように＆斜めに貼らないように注意．

この他の昨年モデルとの違いとしては，『三方銀付け』が無くなったりとか，巻末の情報頁の内容が少し変更になったことくらい．

内容に関しての変更点は，去年のモデルにもあった『年齢早見表』，『今日は何の日？』，『単位換算表』，『郵便料金表』，『アドレス帳』，『自分の情報を記録するページ』はそのままになっていますが，『各種サービスの連絡先』が廃止になり，その代わり『もしもの時にそなえて，日ごろから準備しておいた方がよいもの』および，家庭内で使用している家電のスペックを買いておくページが追加になっています．

総合的に見ると，WEEKSの方向性が2年目にしてカチッと定まり，『ほぼ日らしさ』というテイストを加えて進化した感じ．とても良いです．個人的には，バーチカルタイプの物が欲しいなぁと思ったりもしますが，横長タイプのWEEKSは，『デザイン的に有り得ない』と思うので，無い物ねだりになりそうです．