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2011年5月31日 (火)

MOLESKINE ライティングコレクション メタル ローラーペン

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Moleskineライティングコレクションの続き.ペンシルの次はローラーペン.それもメタルの方.

Moleskineの新シリーズの鞄に関しては悩み中なものの,文房具系はカチカチ行ってみました.

見てくださいこのゴツさ.そしてジワジワと存在感を主張するアルミカラー.『Moleskineと言えば黒』と思うけど,シルバーもいい感じです.

と,いうことで,レビュー.

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今回調達した物は,『メタルローラーペン』の0.5mm(細字)タイプ.太さは0.7mmタイプもありますが,リフィルが違うだけです.

この他,『ロラーペン』という物もラインナップされていますが,シルバーとブラックというカラーリング以前に,素材が違います.全く別物ですのでご注意ください.そして値段も5,880円vs1,785円.値段の面でも全く別物です.

値段が高いだけあって,パッケージも凝っています.Moleskineレポーターを変形させたような形の箱に収められています.

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帯のアップ.

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帯の裏面には日本語の表記も.『Moleskineの紙質にあわせた特性のゲルインクは,クリアで明るく,速乾性も実現』とのこと.期待が高まる.

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帯の背表紙側.

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今回は,0.7mmのBriliant blueとDark brownを購入.

ローラーペン用リフィルのページにある色のチョイスを見ても分かる通り,ユーザの嗜好をよく分かってらっしゃる.列挙すると,ブラック,ブルー,バイオレット,グリーン,ダークブラウン.ブラックとブルーの0.7mm(M)と0.5mm(F)を出している辺り,よくリサーチされている.素晴らしい.

では早速,箱を開けてみましょう.

 

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…開けるのにスペース取り過ぎ.なぜ縦に開くように作ったのかと小一時間….

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シンプルに入っています.ハードカバーの表紙や周りのクリーム色は,Moleskineノートそのもの.この箱は中空になっており,中には,リーフレットとステッカーが入っています.そう.ペンシルの時に,誤ってパッケージごと破ってしまったアレです.

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箱から取り出した際に,あなたはまず一発目のインパクトを感じるでしょう.

とにかく重い.ズシーンと重い.

見た目から,『全てアルミだろうから軽い筈』と思ったら大間違いです.銅とアルミで作られています.ちょっとした凶器になる程の重量感.

しばらく使っていると慣れる感じではありますが,最初は面食らうかもしれません.

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キャップ部分にMOLESKINEの刻印.

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キャップを外すとこんな感じ.※ペン先の保護は取った状態です.

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リフィルの交換は,軸の後ろから行います.この部分を回して…

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さらに回して…

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抜きます.

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リフィルはノック式用の見慣れたタイプ.OEMだと思うのだけど,製造メーカーは書かれていません.太さの他に,MOLESKINE と書かれているのみです.

後ろからバネで押しているだけの構造なので,気が向いたら別メーカーのリフィルを試してみようかな.

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見よこの肉厚のメタルを.重い筈です.

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キャップ部分は,裏側にゴムを貼ってあります.脱落防止とインク漏れ防止のためでしょう.そして内径の関係上,筆記中にキャップをペン軸の後ろにはめておくことが出来ません(一応入るけどユルユル)ので注意.

で,このペンも,ペンシル同様,長さがポケットサイズに合わせてあります.そしてクリップの取り付け方もペンシルと同じ

では肝心のペンの書き味はと言うと,リフィルは素晴らしい.しっかり色が出るしヌラヌラ書ける.流石ゲルインク.そしてしっかり色が乗るけれど,滅茶苦茶ペンを選ぶMoleskineで使っても,全く裏抜けしない(←ここ重要).

個人的には,Moleskineは(鉛筆か万年筆,もしくは)油性インクのボールペンのイメージなのだけど,やはり使い勝手はRBが圧倒的に上.しかし,RBはあっと言う間にインクが切れるので,油性インクのリフィルも出して欲しいな.JETSTREAMのリフィルが使われていたら最高だと思う.

あと,ペンその物の使い勝手としては,重みがあるだけあって,ペンシルよりも手の中での収まりが良い.そして手の中で横方向へ回転しにくい.その一方で,軸の半分より後方にあるので(船で言うとトップヘビー),筆記時に縦方向への回転モーメントがかかり,微妙に書きにくく感じるときがある.Rotringの600シリーズや800シリーズのように,重さがあるメタルかつ先端に重心が来るような設計であれば,素晴らしく書きやすいのにな.少々残念.

『重いペン』は好き嫌いがハッキリ分かれるので(私は大好き),このペンが嗜好に合う人はそんなに多く無いかもしれません.最初は物珍しさでソコソコ売れると思うのですが,定番商品になるか否かは,しばらく時間が経ってからの評価にかかっているかもしれません.重心の調整等,マイナーチェンジを行い,末永く改良して行って欲しいペンであります.

また,カスタマイズの余地も結構ありそうなので,そういった面で人気が出るかも.とりあえず,リフィルの交換は試したい所.

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